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赤ちゃんのアトピーは保湿をすれば予防できるって本当?予防に有効な保湿剤の種類と使い方

赤ちゃんのお肌はとっても敏感でデリケートです。
生まれて間もない頃から、ちょっとした事で赤くなってしまったり、湿疹ができてしまったりお肌のトラブルが耐えません。
また赤ちゃんのお肌はしっとりすべすべなイメージですが実はとても乾燥しやすいのです。
乾燥肌がアトピーになりやすいと聞いたことがあるママも多いかもしれません。
アトピーになってしまったら痒そうだし、治りにくそうだし、何より赤ちゃんが可哀想と心配になってしまいますよね。
どうにか赤ちゃんがアトピーにならない方法はないの?
と思っているママは多いはず。
ここでは、なぜ乾燥肌がアトピーになりやすいのか?その理由と保湿剤を使って赤ちゃんのアトピーを予防する方法を紹介していきます。
是非参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんのアトピーは保湿をすれば予防できるの?

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アトピー性皮膚炎とは、肌が何らかの原因により乾燥したり痒みが出たりする慢性的な肌の病気です。
まだアトピーの原因は明らかになっていませんが、一般的には「遺伝」や「アレルギー」によるものが多いと言われています。

アトピーの症状の特徴は、まず肌の乾燥です。
赤ちゃんの肌を触ってみて、「あれ?なんか肌がザラザラしているかな?」と感じたら肌が乾燥してしまっている証拠です。
大人なら自分で肌が乾燥しているとわかりますが、赤ちゃんはそれを伝えられないのでママがこまめに赤ちゃんの全身のお肌をチェックしてあげましょう。

次に肌の痒みです。
アトピーは乾燥と伴い酷い痒みに襲われます。
我慢できない痒みにより、掻き壊してしまいジュクジュクと化膿してしまうこともあります。
そうなると、なかなか治りにくく掻き壊したところは痛みも伴います。
また昼夜問わず痒みがあるので、赤ちゃんは眠りが浅く機嫌も悪くなってしまいます。

アトピーの症状が現れやすい場所は、まず頭、顔から始まり耳の裏、ひじやひざの関節部分の裏などに症状が現れやすいです。
このような症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返すものが「アトピー性皮膚炎」と言われています。
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しかし赤ちゃんの肌が乾燥したり、痒くなって赤い湿疹ができたりする皮膚の病気はたくさんあります。
ですから、赤ちゃんの時はアトピー性皮膚炎とその他の乳児湿疹やあせもなどの判断が難しい時期でもあります。

生後1~2ヶ月くらいの赤ちゃんは、皮脂の分泌が多く頭や顔に赤い湿疹ができ痒がりますがほとんどがアトピーではなく「乳児湿疹」です。
乳児湿疹が1~2ヶ月以上繰り返し起こるようなら、アトピーの可能性も考えられますが医師によってはアトピーと判断されないこともしばしばあります。
また、生後2~3ヶ月頃になると赤ちゃんの皮膚は乾燥して、ガサガサしてくる場合が多いですが、乾燥肌の赤ちゃんが全てアトピーというわけでもありません。
判断が難しく、正しいケアも出来ないままアトピーになってしまえば酷い痒みで症状が悪化してしまうなんてことは避けたいところですね。

また、パパやママがアトピーだったり、家族の誰かがアレルギー体質の場合は赤ちゃんもアトピーになる確率は高くなってしまいます。
ママがアトピーだから赤ちゃんもなってしまうんだわ・・・と落ち込んでしまう前に、赤ちゃんがアトピーにならないように予防しましょう。

アトピーを予防する方法とは?

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では、アトピーを予防するにはどうしたらよいのでしょうか?
アトピーを予防するには、ズバリ「保湿をすること」です。
これはニュースでも取り上げられていたので、ご存知の方も多いと思います。
国立成育医療研究センターで、アトピーのパパやママを持つアトピーの発症リスクの高い赤ちゃんに、生後間もない頃から保湿剤を塗ると3割アトピーが減少したというニュースです。

特定の方法でアトピーの予防効果があることが証明されたのは世界で初めてです。
また、産院などでも、新生児の頃からお風呂から出た後は保湿をしてあげましょうと指導するところも増えてきているようです。
全ての赤ちゃんに肌の保湿は必要不可欠なのです。

なぜ保湿するとアトピーが予防できるの?

なぜ、赤ちゃんに保湿剤を塗るとアトピーの予防になるのでしょうか。
アトピーの原因となりやすいアレルゲンはたくさんの種類があります。
ダニ、ホコリなどのハウスダスト、カビ、虫、犬や猫などの動物、食べ物、ゴム、化学繊維・・・。
私たちの周りはアレルゲンだらけなのですね。

このアレルゲンとなる物質が乾燥していたり傷ついた皮膚や口から進入してきます。
そして、何度もこのアレルゲンが皮膚や口から進入してくることで、これは悪い物だと認識し外へ出そうとアレルギー反応を起こしてしまい肌に湿疹ができて痒くなってしまうのです。
実はこのアレルギー反応は口から進入してきた時よりも、皮膚から進入してきた時の方がアレルギー反応を起こしやすいのです。
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引用:http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/15/031010060/

口からアレルゲンが入ってきた場合は、人の体内で一番の免疫器官である腸で体に必要な物か必要でない物かを判断します。
赤ちゃんの場合は腸もまだ未発達のため、初めて体内に入ってきた物は異物として腸が認識してしまい食物アレルギーを起こしてしまうこともあるのです。

赤ちゃんが成長するにつれ腸も成長し体に必要な物と必要でない物をうまく認識できるようになるため、ほとんどの食物アレルギーによるアトピーも改善していくのです。
しかし、皮膚は腸と違い常に外気に触れています。
そのため皮膚は空気中にただようたくさんの細菌やウイルス、アレルゲンが口から入るより何千倍も接触する機会が多いのです。

そして皮膚は腸と違い、体に必要な物と必要でない物の判断はせず、水分などの一部を除き全てを異物と捉え排除していきます。
ですから、皮膚から入ってくるものが例え無害なものでも皮膚は細菌やウイルスと捉え過剰なアレルギー反応を起してしまうのです。
肌が乾燥したり、傷がついていたりするとさらに細菌やウイルス、アレルゲンが進入しやすい状態になってしまうのです。

つまり、皮膚から細菌やウイルス、アレルゲンが入ってくるのを防ぐために保湿剤を塗ってカバーをし進入を阻止することでアトピーを予防できるというわけです。

赤ちゃんのアトピー予防にはどんな保湿剤を使ったらいいの?

赤ちゃんのアトピーを予防するには保湿剤が有効だということをお伝えしました。
それでは、赤ちゃんにはどんな保湿剤を使用したら良いのでしょうか。

市販品

今は近所の薬局などでも、たくさんの保湿クリームや、保湿ローションなどが販売されていますね。
種類がありすぎてどれにしようか迷ってしまうほどです。
市販のものでも大丈夫なの?と不安に思うママもいるかもしれませんね。
先にお伝えしました国立成育医療研究センターの発表では、低刺激の赤ちゃん用の保湿剤であれば市販されているごく一般的なもので良いとされていました。
ですから、赤ちゃんの肌が重度の乾燥や痒み等がまだない状態でしたら市販の赤ちゃん用の保湿剤で大丈夫です。
ただし、選び方には注意が必要です。
保湿剤には大きく分けて4つの種類があります。

・ローション(化粧水)タイプ
・ローション(乳液)タイプ
・クリームタイプ
・オイルタイプ

ローションタイプは付け心地が軽くさらっとしてべたつきは少ないです。
クリームタイプやオイルタイプは保湿力が高いですが、べたつきがあります。
皮膚科でも夏はローションタイプ、冬はクリームタイプと季節によってお薬を分けることがあるので、赤ちゃんの乾燥度合いや季節に合わせて使い分けるとよいでしょう。
また市販されているもので気をつけたいのは保湿剤に含まれている成分です。

保湿成分

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赤ちゃんのアトピー予防に使用する保湿剤を選ぶ際に重要なのは保湿力です。
塗ってもすぐに乾燥してしまうものでは意味がありません。
おすすめは、保湿成分「セラミド」が入っているものです。
セラミドとは、皮膚の水分を保持する働きをし人の皮膚の約50パーセントを占める成分です。

遺伝によりアトピーになりやすい赤ちゃんはこのセラミドが生まれつき少ないことも研究の結果で出ています。
なので、乾燥肌の赤ちゃんやアトピーを予防するには「セラミド」がとても大切なのです。
市販されている保湿剤の成分表記にセラミド1やセラミド2、セラミド3などと表記があるものを選べば保湿力については安心と言えるでしょう。

無添加

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市販の保湿剤の中には防腐剤や香料などが含まれている物もあります。
保湿剤の成分の中に合成香料、着色料、鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン(防腐剤)などと記載してあるものは避けたほうが良いでしょう。
これらの成分が入っていることによって、デリケートな赤ちゃんの肌は保湿どころか悪化してしまう可能性もあるのです。
無添加、無香料、パラベンフリーなどと記載してあるものを選びましょう。

食物アレルギーになりやすい成分を含むものは避ける

保湿剤の中にはベビーオイルなどと販売されているものもありますが、オイルにはスクワランオイル、グリセリン、ホホバ油、アルガンオイル、オリーブ油、シア油などがあります。
注意したいオイルはアーモンド油、ピーナッツ油を使用しているものです。
先ほど説明した通り、アレルゲンが口から入った時よりも肌から入ってきた方が症状が出やすいので、食物アレルギーを起こしやすいアーモンド油やピーナッツ油を肌に塗ることでアレルギー反応を起こしてしまう可能性が高いので気をつけましょう。
また、赤ちゃん用の「ボディミルク」と書いてあるものには牛乳が含まれている物もあります。
牛乳もアレルギーを起しやすいのでボディミルクも避けたほうが安心です。

病院で処方される保湿剤

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赤ちゃんの肌が乾燥して痒がっていたり、荒れてしまった状態の時には小児科や皮膚科などで処方される保湿剤を使用した方が安心です。
しかし病院で処方されたものとなると副作用はないの?と心配になってしまいますよね。
病院で処方される保湿剤にも様々な種類がありますが、乾燥の程度などによっても処方されるものが変わってきます。

白色ワセリン

赤ちゃんの乾燥肌によく処方されるのが、白色ワセリンです。
ワセリンは石油を精製して作られており、皮膚に塗ることで油の膜を作り皮膚の水分蒸発を防いでくれます。
ただし、保湿成分は含まれていないのでお風呂から上がって濡れた状態でワセリンを塗ることで水分が保たれます。

またカバー力にも優れているので、細菌やウイルスアレルゲンなどの接触から肌を守る役割もしてくれます。
副作用もほぼありませんが、白色ワセリンには多少の不純物も含まれているため敏感な肌の場合には赤みや痒みが出てしまう場合もあります。

プロペト

プロペトはアトピーの治療にも使用されている薬です。
名前にワセリンとはありませんが、プロペトもワセリンの一種です。
白色ワセリンをさらに精製し不純物を取り除いたものが「プロペト」です。
なので白色ワセリンより安全な保湿剤と言えますね。
効果はワセリンと同じく油の膜を作り、水分の蒸発を防ぐ効果、肌をカバーし空気中の細菌やウイルス、アレルゲンから肌を守ってくれます。
プロペトにも保湿成分は含まれていないので、赤ちゃん用の保湿剤で保湿をしてからその上に塗ることがおすすめです。

ヒルロイド

kaori_h_81さん(@kaori_h_81)が投稿した写真

ヒルロイドには保湿成分が含まれ、水分を閉じ込める働きをしてくれますので、乾燥肌の赤ちゃんにはおすすめの保湿剤です。
ただし、傷がある場所や、掻き壊してしまって炎症がある場所には塗ってはいけません。
また、ひどい乾燥で粉を吹いている場合にも炎症と言えるので塗らないようにしましょう。
炎症のある部分に塗ってしまうと悪化してしまう可能性があります。
また、ヒルロイドにはヒルロイドクリーム、ヒルロイドソフト軟膏、ヒルロイドローションがあります。

ヒルロイドクリームにはラノリンアルコールという痒みやかぶれを起してしまいやすい成分が入っているため、赤ちゃんにはヒルロイドソフト軟膏やヒルロイドローションを処方されることが多いようです。
ヒルロイドソフト軟膏は油分が多く含まれているため保湿効果に優れています。
ヒルロイドローションは、ヒルロイドソフト軟膏よりは保湿効果が持続しませんが、付け心地がサラッとしているので暑い時期にはローションを処方されることもあります。
また赤ちゃんの頭が乾燥してしまうことがありますが、軟膏ですと髪の毛にべたべたとくっついてしまうので、ローションの方がおすすめです。

保湿剤の正しい使い方とは?

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赤ちゃんに保湿剤を塗ってあげることでアトピーが予防できるとお伝えしましたが、保湿剤の使い方を間違えてしまうと予防どころか、逆効果になってしまうこともあります。
正しい保湿剤の使い方で赤ちゃんをアトピーから守ってあげたいですね。

赤ちゃんの保湿は新生児の頃から始めるのが理想です。
遅くても3ヶ月までには保湿ケアを始めたいところです。
なぜなら、赤ちゃんの肌は敏感でデリケート、そして乾燥しやすいのでガサガサになってしまってからでは細菌やウイルス、アレルゲンは進入しやすくなり、アトピーを発症する可能性が高くなってしまうのです。
赤ちゃんはもう3ヶ月も過ぎてるし、少し肌が乾燥してしまってるし手遅れかしら?
と不安に思われているママ、大丈夫です。
今以上に乾燥が酷くならないように正しく保湿剤を塗って赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。

保湿剤の正しい塗り方

保湿剤を塗ってあげる手は清潔に

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赤ちゃんに保湿剤を塗る前に塗ってあげるパパやママの手はきれいに洗いましょう。
汚れたままの手で保湿剤を塗るとその汚れも一緒に塗りこんでしまうことになってしまいます。

保湿剤は朝、夜と1日に2回塗りましょう

例えばヒルロイドローションを1日1回塗るより、1日2回塗ると2.5倍も保湿効果が高くなると言われています。
夜は入浴後、まだお肌が乾いてしまう前に塗ってあげることで保湿効果が高くなります。

全身に塗る

ちょっとひざの裏がガサガサしてるから、ここだけ塗ってあげよう!と一部分だけ塗るのでは効果はありません。
ガサガサしている部分が目に付くだけで、実は赤ちゃんのお肌は全身が乾燥している場合が多いのです。
ガサガサしてしまう前の予防という意味でも全身に塗ってあげることが大切です。
頭から顔、耳の裏、首、腕、足、おなか、背中、と全身に塗ってあげましょう。

たっぷり塗る

保湿剤はたっぷりと優しく塗ってあげましょう。
白色ワセリンなどは硬くて肌に塗りにくい場合があります。
そんな時は塗ってあげるママやパパの手のひらに適量とって手を合わせ少し暖めてあげるとやわらかくなり塗りやすくなります。
また、冬場は寒く保湿剤も冷たくなってしまい赤ちゃんに急につけるとびっくりしてしまいますので手のひらで暖めてから塗ってあげましょう。

炎症があるときに保湿剤を塗ってはダメ

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掻き壊して傷がある場合や、赤くなってしまってジュクジュクしている場合は絶対に保湿剤を塗ってはいけません。
逆に刺激になってしまい悪化してしまいます。
保湿剤というものはアトピーの「治療」というよりは「予防」に使うものです。
保湿剤は細菌やウイルス、アレルゲンが肌に入り込まないようにカバーするものと覚えておきましょう。

もし、掻き壊しや、ジュクジュクしているなどの症状がある場合には小児科や皮膚科で炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。
炎症にはステロイド薬を処方される場合が多いです。
ステロイドは副作用があるからあまり使いたくないと思っているママも多いかと思いますが、正しく使用すれば赤ちゃんのお肌を早く治すことができますし、早く治れば副作用の心配が出るほど使用しなくて済むのです。
ですから、医師の指示に従って正しく使用しましょう。

保湿剤を塗っていても良くならなかったらどうしたらいいの?

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保湿剤はアトピーの「治療」ではなくあくまでも「予防」に使用するものです。
生後すぐから2ヶ月くらいまでの赤ちゃんに多く見られる乳児湿疹に保湿剤を塗ると悪化してしまう場合もあります。

または、特定のアレルゲンによる強いアレルギー反応の場合もいくら保湿剤でカバーしているとはいえ湿疹や痒みが出てしまうこともあります。
そして、ガサガサし粉を吹くような乾燥や痒みが強くなってきた時には炎症の始まりで、保湿剤を塗っても効果はありません。
小児科や皮膚科で炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんのお肌を細菌やウイルス、アレルゲンから守り、アトピーの予防にもなると実証された保湿剤。
アトピーになってしまうと赤ちゃんも痒みや掻き壊した痛みでとても可哀想ですが、ママも二人三脚で昼夜問わず赤ちゃんの痒みと共に生活していかなければなりません。
赤ちゃんもママも笑顔で過ごせるように、是非正しく保湿剤を使用して赤ちゃんのお肌を守ってあげてくださいね。

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