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ここが違う!!アトピーの赤ちゃんのための離乳食

生後5〜6ヶ月頃になると、そろそろ離乳食を開始した方が良いのかな・・・。
お母さんも「やらなくちゃ!」とソワソワして来る頃ですね。
赤ちゃんはまだ消化器官が整っておらず、食べたものに対して、強いアレルギー反応を起こす事もあります。
兄弟の世話や日々の家事に加え、離乳食も始まるとなると、慣れるまではバタバタして大変かも知れません。
お母さんのペースに合わせて、ゆったりと向き合えるようになってからでも遅くはありません。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんが離乳食を始める時には、特に注意を払わなくてはなりません。
赤ちゃんとの離乳食時間が、正しい知識で楽しい時間となるように、注意点や始め方のコツをご紹介致します。

アトピーの赤ちゃんが離乳食を始める前に知っておきたいこと

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赤ちゃんはまだ消化器官が整っておらず、食べたものに対して強いアレルギー反応を起こす事も有り得ます。
特に、既にアトピー性皮膚炎と診断されている赤ちゃんは、食物アレルギーになりやすい傾向にあります。
アトピー性皮膚炎の赤ちゃんをお持ちのお母さんは、神経質になり過ぎなくらい、気を遣って離乳食に挑まなければなりません。
まず離乳食を始める前に、必ず知っておきたい「食物アレルゲン」についてご説明致します。

食物アレルゲンとは?

食品アレルギーの症例が多い食品・症状が著しく悪化しやすい食品7品目を「特定原材料」と定めています。

①特定原材料(7品目)

卵、乳、小麦、そば、落花生、かに、えび
※その中で「卵・牛乳・小麦」を3大アレルゲンと言います。

②特定原材料に準ずるもの(20品目)

あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、豚肉、鶏肉、くるみ、バナナ、さけ、さば、大豆、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、ごま、カシューナッツ

特定原材料の7品目は、ご存知の方が多いと思いますが、特定原材料に準ずるものの20品目は、あまりご存知の無い方が多いのではないでしょうか。
離乳食によく用いられ安全だと思っているりんごやバナナでも、アレルギー症状を起こす事があるのです。
離乳食のレシピ本に、ここまで詳しく載って無い事もありますので、事前によく知っておく必要があるでしょう。
アレルギー
引用:http://goods.jccu.coop/

アトピーの赤ちゃんの離乳食を始める時期はいつ?

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの離乳食開始時期は一般的な時期よりも遅めの方が良いと言われています。

なぜなら、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは腸内バランスが崩れていて食物アレルギーを起こすリスクが高いためです。
ただでさえ、1歳未満の赤ちゃんは消化器官が未熟です。
特に消化・分解する力が弱く、摂取した食べ物を十分に分解出来ないまま、消化器官をすり抜けてしまうのです。
すり抜けた成分は、そのまま体に吸収されてしまうので、アレルギー反応を起こしてしまう可能性が高まるのですね。

離乳食開始は焦らずに、お母さんがゆったりと赤ちゃんと向き合う時間を取る事が出来るようになってからでも遅くはありません。
何よりその様な余裕があれば、赤ちゃんの異変を敏感に察知出来るからです。
バタバタと慌ただしく、余裕のない時期に離乳食を開始してしまうと、アレルギー症状が出ている事に気付くのが遅くなるかも知れません。
ここは、お母さんのペースに合わせて、ゆったりと向き合えるようになってから始めるのが良いでしょう。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは、そうでない子と同じように離乳食を進めてしまうと、安全だと思われている食べ物でアナフィラキシーショックを受ける事も多分に考えられます。
消化器官の発達を待って、7〜8ヶ月頃から始めてみても良いですが、焦らずに1歳頃までに始めても大丈夫だと言われています。
とにかく、周りのお母さんたちや、よその赤ちゃんの成長に惑わされず、慎重に進めて行く事をお勧め致します。

最初に与える離乳食は何がいいの?

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現在「米、麦、卵、乳、大豆」が5大アレルゲンと言われています。
近年、米や麦の穀物アレルギーが増加している事や、米や麦のアレルギーは検査で陰性と出たにも関わらず、口にすると症状が出てしまう「隠れ型アレルゲン」として、潜在している可能性があると言われています。
そのため、離乳食開始は一般的に言われる重湯(お粥の上汁)や10倍粥から始めるのではなく、野菜スープの汁から始めると良いでしょう。

スープの野菜はアレルギーを起こしにくい野菜を使いましょう

アレルギーを起こしにくい野菜とは?

野菜の中でも、アレルギーの起こしやすい野菜と、起こりにくい野菜があります。
食物抗原強弱表(アレルギーを起こしにくい食べ物から、アレルギーを起こしやすい食べ物が表になったもの)というものがあるのでそれを参考にすると良いです。

【食物抗原強弱表(野菜)】

抗原度1 抗原度2 抗原度3 注意した方がよいもの 医師の指示で試すもの
野菜 小松菜
パクチョイ
サニーレタス
サラダ菜
大根
カブ
キャベツ
白菜
チンゲンサイ
レタス
スズシロ
スズナ
菜の花
チコリ
ピーマン
ブロッコリー
春菊
☆にんじん
☆かぼちゃ
カリフラワー
長ネギ
アスパラ
菊の花
☆クズ
オクラ
ししとう
ノビル
つくし
かいわれ
金時豆
花豆
うずら豆等
青じそ
にら
よもぎ
フキウド
セロリ
タマネギ
ハコベラ
ニンニク
セリ、ナズナ
ゴギョウ
ホトケノザ
フキノトウ
ゼンマイ
ワラビ
きのこ類
レンコン
トマト
☆ほうれんそう
ごま
豆類(もやしを含む)
しょうが
そば
里芋
なす
山芋
ゆり根
たけのこ
ごぼう

☆印のものは過敏性の人は要注意

【アレルギーを起こしにくい野菜】
表の一番左(抗原度1)がもっともアレルギーを起こしにくい野菜とされています。
小松菜・パクチョイ・サニーレタス・サラダ菜・大根・かぶ・キャベツ・白菜・レタス・チンゲン菜・スズシロ(大根の別名)・スズナ(カブの別名)・菜の花・チコリ

アトピーの赤ちゃんの離乳食の進め方

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アトピーの赤ちゃんの離乳食を進める時に守ること

①離乳食1日1食材、1さじ(小さじ1)から始めること。

②必ず、加熱処理を行う事。

③同じ食材を続けて与えないこと。

④アレルギーを起こしにくい野菜から進めること。

最初は1さじから始めましょう

1さじから始め、2〜3日しても特に異常がみられなければ、その食材は2さじに増やしてみましょう。
更に2〜3日経過後、異常が無ければ3さじに。
このようにゆっくりと量を増やして行きます。
異常が見られないからと言って、同じ食材を与え続けるのは良くありません。
どんな食材でも、続けて食べることによってその食材に敏感に反応し、それがアレルギーの原因になってしまうことがあるからです。
離乳食を開始したら、赤ちゃんのうんちの状態や体に発疹が出ていないか、赤ちゃんの様子をよく観察して下さい。
また、母乳やミルクはいつも通り与えて大丈夫ですが、離乳食前に与えるとお腹がいっぱいになり食べられないので、離乳食後に飲みたいだけ与えてあげましょう。

5日回転食で進めましょう

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんに特にお勧めの進め方が、「回転食」です。
回転食とは毎日違う食材を与えて、それをローテーションしていく方法です。
ほとんどの食材が、5日で体外へ排出されることから5日回転食がお勧めです。

5日回転食レシピ例

使う野菜…白菜、ブロッコリー、小松菜、大根、カブ
注意・アレルギーの出にくい野菜を使います。

【作り方】
1.野菜を洗い、ざく切りにします。
2.鍋に野菜を入れて、水をひたひたに入れたら火にかけます。
3.弱火で20~30分ほどコトコト煮ます。アクは丁寧にすくってあげましょう。
4.こし器にペーパータオルを敷き、スープをこして出来上がり!

STEP① 離乳食初期 1日1回

1日目 白菜のスープ 1さじ
2日目 ブロッコリーのスープ 1さじ
3日目 小松菜のスープ 1さじ
4日目 大根のスープ 1さじ
5日目 カブのスープ 1さじ
ここから2巡目
6日目 白菜のスープ 2さじ

1巡目の食材で異常が見られなければ、2巡目は2さじに増やします。

STEP② スープに慣れたら、ステップアップ!

野菜を柔らかくしてからすり鉢ですったり、茶こしで漉します。野菜スープと一緒に煮たら、ドロドロのペースト状の煮物が出来ます。よく潰して、滑らかにしてから与えてあげて下さい。
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アトピー赤ちゃんの離乳食で注意することとは?

加熱処理をしましょう

離乳食は必ず火を通します。
ほとんどの食材には菌が存在します。
抵抗力の弱い赤ちゃんはまだ体で処理が出来ない為、加熱することで滅菌します。
大人が生で食べるトマトやレタスももちろん加熱してから与えなければなりません。
食材を柔らかく煮てあげると、消化しやすく胃腸に負担が掛かりにくいですね。
他にも、加熱することでアレルゲンを軽減させることが出来ます。
生野菜は離乳食が終了する1歳半頃まで、与えないように気をつけましょう。

離乳食を与える時間帯を守りましょう

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離乳食を与える時は、赤ちゃんが突然アレルギー症状を起こす可能性があることを念頭に置いて下さい。
異変に気付いた時、すぐに病院へ連れて行けるように、病院の空いている午前中に与えるようにしましょう。
2回食になったら、午前と午後の2回にします。
夜に与えると異変が起こった時、救急外来に行かなければならず、専門医に診て貰えない事もあります。

子どもがアナフィラキシーショックを起こした時、気が動転して病院の電話番号をスマホやパソコンで調べている余裕はありません。
突然のことに焦らないように、病院の電話番号や地域の相談窓口の電話番号は、分かりやすいところに記しておくと良いでしょう。

まとめ

アレルギーに慎重になってあげるのは、母として当然の務めです。
アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは、食物アレルギーを起こしやすい体質ですので、一般の赤ちゃんよりも、より慎重に進めて行く事が重要です。
赤ちゃんが美味しそうにモグモグしている姿はとても可愛らしく、更に愛しさが増す事でしょう。
楽しい離乳食時期を過ごせるように、正しい知識を身につけて、使う食材、与える時間帯には十分配慮してあげましょうね。

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんでも、食べられる食材はあります!
かかりつけ医の先生と相談しながら進めて行くのが安心ですね。

ママと赤ちゃんにとって、楽しく幸せな離乳食時間となりますように。
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