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便秘の赤ちゃんの腸内環境を整えるオリゴ糖の正しい使い方は?

顔を真っ赤にしてふんばってもうんちが出ない。
コロコロのうんちが少ししか出ない。
赤ちゃんの便秘、とっても心配になりますね。

うんちが出せなくてお腹が痛くなってしまったり、不機嫌になってしまったり、泣いて苦しがったり…
赤ちゃんの便秘はなるべく早く治してあげたいものです。

子供の便秘に関しては私自身も悩んだ経験があります。
離乳食もステップアップしていってる時期に、便秘になってしまったのです。
離乳食を食べる方は順調だったのですが、いつのまにか水分が不足してしまっていたようです。

うんちが固いためになかなか出てこず…
泣きながらうんちをしたときは肛門が切れてしまい、本当にかわいそうで申し訳ないことをしました。

便秘解消の方法はいろいろありますが、赤ちゃんの便秘には薬に頼らずなるべく自然な方法で治してあげたいですね。
今回は赤ちゃんの便秘解消に役立つオリゴ糖にスポットを当ててご紹介したいと思います。

便秘になる原因

赤ちゃんが便秘になってしまう要因はいくつかあります。

食事

一般的に粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんに比べて、母乳育児の赤ちゃんの方が、1日の排便回数が多い傾向にあるそうです。
でも、母乳不足などによって水分不足に陥ると便秘になってしまうのです。
粉ミルクの場合でも、赤ちゃんがうまく消化できなくって便秘になってしまうこともあります。

完全ミルクの赤ちゃんが便秘になってしまう理由はこちらをご覧ください。

離乳食開始の時期(生後5か月くらいから)になると、便秘になる赤ちゃんも。
月齢的に離乳食を食べられるようになったとしても、栄養の摂取変化に体がすぐに対応できるわけではないからです。
大人と同じようなものを食べ始めると、腸内の悪玉菌が増えて便秘になることも。

また、離乳食をもりもり食べる赤ちゃんの場合は、母乳やミルクを与える回数を徐々に減らすのが一般的ですが、そうすると必要な水分量が不足して便秘になる場合もあります。

運動

運動不足も便秘の原因の一つです。
運動不足になると腸への刺激が低下するので、便秘になってしまうのです。
これは大人も赤ちゃんも同じこと。

赤ちゃんのうちは寝ている時間も長く、できる動きも限られています。
そうすると運動不足になってしまって腸の働きがにぶくなり、便秘になるのです。

オリゴ糖とは

ブドウ糖や果糖などの単糖(最小の糖質)が数個(2~20個)結合したものをオリゴ糖といいます。
オリゴ糖の「オリゴ」はギリシャ語で「少ない・少し」といった意味があり少糖類とも呼ばれます。
糖質であるので甘みはありますが、一般的な砂糖に比べて低カロリーという特徴があります。

便秘に効果があるオリゴ糖の種類は?

一口にオリゴ糖といっても複数の種類があります。
オリゴ糖の中でも「ガラクトオリゴ糖」「乳果オリゴ糖」「フラクトオリゴ糖」などの種類が難消化性オリゴ糖とされ、消化吸収されにくく大腸まで届くので便秘解消に役立つとされています。
同じオリゴ糖でも消化性オリゴ糖の「イソマルトオリゴ糖」や「大豆オリゴ糖」などは、胃や小腸で吸収されてしまうので整腸作用は強くありません。

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どのような効果があるのか

オリゴ糖には腸の働きを活発にする働きがあります。

そもそも腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見(ひよりみ)菌が存在します。
腸を良好な環境に整える善玉菌に対し、悪玉菌は発ガン性物質や腐敗物質を生み出して悪さします。
日和見菌は普段はおとなしいものの、悪玉菌が優勢になると加勢して悪さをするのです。
赤ちゃんのうちは95%が善玉菌ですが、離乳食開始などでだんだんと悪玉菌が増えてきます。
ですから、腸内環境を整えることが便秘解消には不可欠となります。

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オリゴ糖は、大腸の中で善玉菌のエサとなります。
そうすると善玉菌が活性化されて、腸内環境を整えてくれるのです。

腸内環境が整うことで、免疫力が高まったり、花粉やアトピーなどのアレルギー症状が緩和されたり、生活習慣病の予防になったりといったことも期待できます。
便秘解消だけでなく、様々なことにオリゴ糖は効果を発揮するのですね。

オリゴ糖の原料は?

先程も説明しましたが、オリゴ糖にはいろいろな種類があります。
その種類によって原料も違ってきます。
種類ごとの原料は以下のとおりです。

●ガラクトオリゴ糖…乳糖
●乳果オリゴ糖…ショ糖と砂糖
●フラクトオリゴ糖…ショ糖
●イソマルトオリゴ糖…とうもろこしのデンプン
●大豆オリゴ糖…大豆
●キシロオリゴ糖…とうもろこしに含まれる食物繊維、キシラン
●ビートオリゴ糖(ラフィノース)…甜菜(さとう大根・ビート)

副作用・安全性は?

オリゴ糖は食品なので基本的には安心して摂取できるものです。
ですが、副作用が全くないわけではありません。

オリゴ糖を摂取することで、オリゴ糖をエサにする善玉菌が増えます。
すると悪玉菌が死滅反応を生じさせ、この死滅反応によって腹痛や下痢、ガスが溜まる、むくみといった不快な症状を引き起こす場合があります。
なので、いきなり過剰に摂取しないようにしましょう。

また、乳糖不耐症、天然のオリゴ糖の一種であるイヌリンにアレルギーがある場合は、少量の摂取でも副作用があらわれることもあります。
心配であれば、医師に相談の上、摂取するようにしましょう。

適量を摂取したうえで、上記のような不快な症状が現れた場合は、一過性であることが多いのでそれほど心配することはありません。
一度使用を停止して、少量から再開して様子をみましょう。

月齢はいつから大丈夫?

オリゴ糖は母乳や粉ミルクにも含まれています。
赤ちゃんにとって慣れ親しんでいる成分といえるので、新生児から飲ませても問題ないとされています。

与え方

オリゴ糖は商品によってシロップタイプや粉末タイプなどあります。
いずれにしても、母乳、ミルク、湯冷ましなどに溶かして飲ませましょう。

オリゴ糖は熱に強いので、離乳食が進んでいる場合は食事に混ぜても良いですね。
普段飲んでいる飲み物、食べなれた食べ物に混ぜると嫌がらず飲んでくれるようです。

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タイミング

飲ませるタイミングに決まりはありません。
子供が飲んでくれるタイミングに合わせます。

おなかがいっぱいになってしまうと他のものは受け付けなくなるので、授乳後は避けるようにしましょう。
たとえば、お風呂上りはのどが渇くのでオリゴ糖を白湯などに溶かして与えると飲んでくれやすいです。

1日の量

基本的には1日1gの量からはじめて、おなかの様子をみながら少しずつ増やしていきます。
目安として赤ちゃんは1日1g、幼児は2~3g与えてください。

効果が見られなければ少しずつ増やしても大丈夫ですが、1度の量を増やすのではなく1gを何回かに分けて与えるようにしましょう。
便秘の改善がみられたら量を減らしたり、使用を止めるようにしてあげすぎないようにしてください。

ただし、オリゴ糖の種類も色々あるので、商品によって与える量が違ってきます。
事前によく確認するようにして、商品の用法・用量に従ってください。

上手な飲ませ方

「与え方」でも紹介しましたが、日頃から慣れた飲み物・食べ物に混ぜると比較的スムーズに摂取できます。
離乳食が進んでいれば、牛乳にやヨーグルトに混ぜたり、食事自体に混ぜてしまうのも方法です。

もし、いつもの飲み物や食べ物の味が変わることを嫌がって飲んでくれない場合は、オリゴ糖を白湯に溶かしてスポイトで少量ずつ飲ませましょう。
スプーンを使用しても良いですね。

注意点

オリゴ糖は薬ではありません。
即効性は低いので、数日は少量ずつ与えて様子をみましょう。
効果を求めていきなり大量に与えると副作用が生じやすいので注意してください。

市販のオリゴ糖で大丈夫?正しい選び方とは

市販されているものの中には、オリゴ糖だけでなく、甘味料として砂糖が加えられているものもあります。
砂糖も入っているオリゴ糖をむやみに与えてしまうと、甘さになれてしまって母乳を飲まなくなったり、離乳食を拒否してしまう場合があるので注意が必要です。

できる限り、高純度で天然成分のものを選ぶようにしましょう。
また、「オリゴ糖とは」でもご紹介しましたが、オリゴ糖の種類によっても効果が違ってくるので、その点も注意して選びたいですね。

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甘さはどれくらい?

オリゴ糖というと甘くてシロップ状になったものがイメージしやすいかもしれませんが、それは甘味料として売られているものです。
オリゴ糖自体の甘さは砂糖の5分の1ほどです。

とはいえ、「甘さのあるものは虫歯が心配」というお母さんも多いですよね。
しかし、オリゴ糖には虫歯の原因となる酸が含まれていないので虫歯菌は反応しません。

だからといって虫歯にならないわけではありません。
虫歯はいろいろなものを口にしたあとに、手入れが行き届いていなければ起こる確率が高くなります。
歯の生え始めたお子さんにオリゴ糖をまぜた飲み物や食べ物を与えた場合は、特にしっかり歯磨きしてケアしてあげましょう。

オリゴ糖でおならのニオイも改善する?

便秘は腸内環境が悪化し、老廃物が溜まった状態。
悪玉菌が増殖するので赤ちゃんのおならもとても臭くなります。

ですが、善玉菌のエサになるオリゴ糖を摂取することで、だんだんと善玉菌が優勢になり腸内環境が整ってきます。
こうして悪玉菌を減らすことでおならのニオイも軽減されていきます。

また、オリゴ糖を摂取し始めると一時的におならの回数が増えるかもしれません。

それは、オリゴ糖を摂取したことで活性化した善玉菌と、それまで優勢であった悪玉菌との戦いが盛んになるためです。
赤ちゃんにオリゴ糖を与え始めたらおならの回数が増えた…
と感じたら、それは腸内環境が改善され始めている証拠と言えるのです。

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オリゴ糖が効かない場合は?

赤ちゃんによっては腸内環境に問題はなくても、踏んばり方がわからないために便秘になっていたりする場合も。
その場合はオリゴ糖の効果は期待できません。

綿棒浣腸

手軽な便秘解消法として「綿棒浣腸」があります。
ベビーオイルや馬油などを大人用の綿棒の綿部分につけて湿らせて、ゆっくりと肛門に綿の部分まで挿入します。
綿棒をやさしく回転させながら出し入れし、肛門部分に刺激を与えてあげましょう。
ベビー用の綿棒では細すぎてしまうので、大人用を使ってくださいね。

“の”の字マッサージ

道具も使わずに簡単にできる方法が「“の”の字マッサージ」
手のひらで子供のおへそを中心に時計回りに“の”という文字を書くようイメージでやさしくマッサージします。
血行の良いお風呂上りに行うと、腸への刺激がより伝わって効果的です。
満腹時には避けるよう注意してください。

また、水分不足が原因の便秘の場合も、オリゴ糖の効果は薄いです。
意識的に授乳の回数を増やすなどして、水分をこまめに与えて様子をみてくださいね。

いろいろ試しても便秘が解消しない場合は、浣腸や下剤といった方法もあります。
早めに医療機関で医師に相談しましょう。

まとめ

過剰に与えない限りは副作用の心配もなく、赤ちゃんの便秘解消に安心して使用できるオリゴ糖。
腸内環境を整えてくれるので、赤ちゃんだけでなく大人も一緒に使用できます。
薬に抵抗がある、というお母さんも多いと思いますがオリゴ糖なら取り入れやすいのではないでしょうか。
赤ちゃんの便秘は今回ご紹介したような家庭でのケアで解消できる場合がほとんどですが、どうしても治らない場合はなるべく早く医療機関にかかり医師に相談してくださいね。

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