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寒い時期の赤ちゃんの急な発熱!インフルエンザかも?!こんな時どうする?!

寒くなってくると体調を崩す機会も増えますよね。
まだまだ免疫を獲得している途中の赤ちゃんにとって寒い時期には心配な病気は多々ありますが、その中でもインフルエンザは心配する病気の一つではないでしょうか。
ここではインフルエンザがどの様な病気かや赤ちゃんがインフルエンザ流行時期に発熱しインフルエンザ発症を疑う場合にどのようなタイミングで受診すればよいのか、また自宅でのケア方法などについて紹介します。

インフルエンザってどういう病気?

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インフルエンザとはインフルエンザウイルスによって引き起こされる急性のウイルス性呼吸器感染症です。
毎年冬季に流行がみられ、小児と高齢者において重症化しやすいとされています。
インフルエンザには複数のウイルスがありますが、いずれの型も1~3日程度の潜伏期間をおいて、悪寒を伴う高熱や全身倦怠感を伴い急激に発症します。

鼻水や咳、喉の痛みなどの呼吸器症状や吐き気や嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うことが多く、頭痛や関節痛も生じます。
症状の程度や期間については、流行しているウイルスや罹患年齢や合併症の有無などによっても変わってきますが、合併症がない場合では約1週間~10日以内に軽快します。

乳幼児の場合には初めての感染であることが多く、成人に比べて重症化しやすく、また高熱により熱性けいれんを引き起こす場合もあります。
インフルエンザの感染に細菌性の2次感染が合併すると高熱が持続することもあります。

いつ受診すれば良いの?

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小さな子供の急な発熱、ましてやそれが1歳未満の赤ちゃんの場合、急なお熱はとても心配ですよね。
インフルエンザが疑われる時期の受診タイミングにはコツがあります。もちろん子供がぐったりしていたり、食べたり飲んだりできない、解熱剤が手元にない、受診しないと不安で仕方がない場合には発熱後すぐに受診しても良いのですが、インフルエンザを疑い検査を行う場合には最低発熱から12時間はあけたいと言います。

迅速検査キットの種類にもよりますが、迅速検査キットの多くは発熱から24時間経過後を対象としていることが多いです。
これはある程度体内でウイルス量が増えないと検査キットで感知できないからです。
インフルエンザの迅速検査は鼻の中に検査用の綿棒を入れて、検体を採取するため苦痛を伴います。

また医療保険上のことを言うと、心配だからとなんども検査ができるわけではなく、基本的に1度の_発熱で2回までしか検査ができません。

さらに、インフルエンザの場合にはタミフルやリレンザ、イナビルなどの抗インフルエンザ薬がありますが、これらは抗生剤とは異なり、ウイルス本体をやっつける薬ではなくウイルスが増える勢いを抑えて症状が強く出ることを抑えてくれる薬なので発症後(発熱から)48時間以内に投与を開始しなければ効果が得られないとされています。

これらのことからインフルエンザが疑わしい場合の受診は早すぎても遅すぎてもダメなのです。
発熱している我が子を前にそしたらいつ受診すれば良いの?と困ってしまう方もいるかもしれませんが、まずは我が子の様子を十分に観察しましょう。まだ元気があり余力が残っていて数時間様子を見れそうであれば発熱から時間をあけた方が受診時に適切なタイミングで検査できる可能性が高まるため確定診断に良いでしょう。

しかし、ぐったりしていたり水分を受け付けない、なんども嘔吐している、けいれんを起こしたなどいつもと違う様子があればすぐに受診しましょう。
検査ではまだ確定ができなくてもその状況に合わせた処置や治療が必要となる場合があります。

また子供というのは熱を出して欲しくない週末や病院がしまっている夜に発熱することが多いと感じることはありませんか?インフルエンザ流行期ではない時期の発熱であれば本人の様子次第で病院が開く平日を待って受診するということも可能なのですが、インフルエンザの場合には上記でも述べた通り抗インフルエンザ薬の投与開始時間に制限があります。

このため金曜日の夜に発熱した場合、平日月曜日の診療日を待って受診すると検査上はよく反応しますが、抗インフルエンザ薬投与の対象外となってしまいます。
また迅速検査では発熱後24時間経過していると最も反応が良いとされますが、これはウイルス量が増えるのを待っているためであり、検査可能時間になっていて確定診断がつくのであれば発熱後なるべく早めに抗インフルエンザ薬の投与を開始すると少ないウイルス量の時点から抗ウイルス薬を始まられるので効果が大きいと考えられます。

インフルエンザが疑わしい場合の受診では良いタイミングで受診できるよう病院の診療時間や診療日、発熱からの時間を計算して受診すると良いでしょう。

どんな検査をするの?

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引用:http://www.orth.or.jp/

インフルエンザの迅速検査では基本的に鼻に検査用の綿棒を入れて鼻腔内のウイルスを採取して行います。
医師の方針によっては小児科などでは子供の苦痛を考慮して鼻水をかんでもらい検査を行うこともありますが、検体の精度に差があるため検体の採取方法については医師の判断によります。

鼻に綿棒を入れるためツンっとした痛みや場合により鼻出血を伴うこともあります。
検査結果自体は迅速検査キットの種類にもよりますが約10分程度で判定時間となります。
迅速検査キットを使用することでインフルエンザかどうかだけでなく、インフルエンザA型かインフルエンザB型か知ることもできます。

治療方法

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上記でも述べたようにインフルエンザの場合、発熱から48時間以内であれば抗インフルエンザ薬の投与対象になります。
抗インフルエンザ薬には内服薬のタミフルや吸入薬のリレンザ・イナビル、ほかに点滴の薬があります。
これらの薬は厚生労働省からの指示や医療保険上また個人の状態から適応の有無が決まっています。

例えばタミフルの場合、以前インフルエンザにかかった子供がタミフル投与後に異常行動を起こしたことがニュースなどで問題となりました。
結局のところタミフル自体によって異常行動が起こされているかどうか因果関係ははっきりしていないようで、医師の間ではインフルエンザ感染自体が異常行動を引き起こしているのではないかという考えも出ているようですが、タミフル投与後の異常行動の一件のことから現在でもタミフルの10歳~20歳未満の患者には原則使用しないこととなっています。

吸入薬のリレンザやイナビルに関しては、吸入用の粉末を自身の力で吸入する必要があるため肺活量の問題が出てきます。
このため6歳くらいがボーダーラインとなっています。
吸入薬のイナビルは1度のみ(年齢によって1度に2個)、リレンザは1日2回を5日間の投与を行いますが、投与回数は異なりますが投与回数が少ないから必ずしも早く効果があわられるなどということはありません。

またインフルエンザの種類によってはこれらの薬が効きやすい・効きにくいということもあるので医師の判断で処方されます。
これまで抗インフルエンザ薬について述べてきましたが、抗インフルエンザ薬はあくまでウイルスの増殖の勢いを押さえて、症状が強くなることを防ぐお薬です。

必ずしも飲まなければ治らないという薬ではありません。
薬の副作用などに不安がある場合には本人の状態と合わせての判断が必要とはなりますが、薬を使用せずに自身の力で治すという選択肢もあります。

赤ちゃんがインフルエンザにかかった時の注意点は?

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赤ちゃんの場合、自分で辛い症状などをうまく訴えることができないため保護者の方が注意深く見てあげる必要があります。
インフルエンザのように急に発熱を引き起こす病気の場合、いつもとなんとなく様子が違ったということに気がついても「お熱があったなんて!」と驚くことも多々あるでしょう。

いつ発熱するかは誰にもわからないことなので日頃から赤ちゃんのお肌に直接触れる機会を多く持ち、赤ちゃんのちょっとした変化に気がつけるように注意していきましょう。
また年齢が小さいと典型的な症状を伴わない場合もあります。典型的な症状を伴わず、医師も診断に迷ってしまうような症状のときにも迅速検査は有効です。

インフルエンザの場合急な発熱に気を取られがちですが、病状が回復に向かってくる時期に鼻水などの症状が強くなることがあります。
大人の場合には鼻をかめば解決ですが、赤ちゃんの場合にはそうはいきません。
鼻呼吸がメインの赤ちゃんにとって鼻水が多いのはとても辛い症状です。

鼻かみができない赤ちゃんの場合にはこまめに鼻水をふき取ってあげたり、状況によっては鼻吸いを行ったり、鼻水をサラサラにして詰まらなくするように薬のバランスの調整を行ったりする必要があります。自宅でのケアでスッキリしない場合には受診し医師の指示を仰ぎましょう。

インフルエンザには合併症もあります。
肺炎や中耳炎を起こしたり、脳炎を引き起こすこともあります。
抗インフルエンザ薬の投与を行っているのに熱が長引いている、咳が悪化して苦しそう、耳垂れが出た、ぐったりしている、反応が悪いなどの症状がみられる場合にはすぐに受診しましょう。

赤ちゃんの発熱時の対応 解熱剤って使っていいの?

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引用:http://matome.naver.jp

インフルエンザの場合、またはインフルエンザが疑われる場合に使用できる解熱剤は限定されています。
インフルエンザと薬の飲み合わせで合併症を引き起こすことが知られているからです。
現在では小児科で処方される解熱剤はアセトアミノフェンという成分のもの(アンヒバ、アルピニー、カロナールなど)がほとんどで、中高生など年齢の大きな子にしかほかの薬剤が出ることは少ないでしょう。

小さな子供に小児科から処方された解熱剤を使用してもまず問題となることはないと思われます。
急な発熱に驚いて手持ちの解熱剤がないからと間違っても大人の薬を量を減らして与えるなどということはしないでください。
赤ちゃんの場合には生後6ヶ月以降から解熱剤が処方されることが多いですが、医師によってはさらに年少の頃より解熱剤を処方する場合があります。

解熱剤はあくまで一時しのぎの薬で、病気自体を治すものではないので薬が切れれば熱も再度上がってきます。
ときどき小児科に受診したお母さんで「解熱剤を使ったのに熱を繰り返すんです!」と訴える方もいますが、それは当たり前のことです。
解熱剤を使用することでの身体への負担もありますのでむやみやたらに解熱剤を使用する必要はありません。

解熱剤の使用を考える状態としては熱が長く続いてぐったりしている、熱のために食べたり飲んだりができなくなっている、熱のせいで眠れていないなど熱による消耗が激しい場合に一時的な休戦として使用すると良いです。一時的に薬で熱を下げて身体を楽にしてあげ、体力を温存し次の熱に備えます。

熱があっても本人はケロッとしていたり、水分が取れている場合には急いで解熱剤を使用する必要はないでしょう。
この場合には脇や太ももの付け根など太い血管が走っている部分を冷やしてあげると良いです。
ただこのときにもコツがあります。
熱があるときはむやみやたらに冷やせば良いというものでもありません。

熱への対応は、そのときが熱の上がりかけなのか上がりきった後なのかで対応が異なります。
手足などの抹消が冷たかったり、震えているなど悪寒が生じている様子があればまだ熱の上がりかけです。
このときにアイスノンなどで冷やしても逆効果なのでこのタイミングでは掛物などを調整し保温を行いましょう。

その後手足などがホカホカしてきて身体があったまる、汗をかいてきたなどの様子がみられたら熱が上がりきったサインです。
このタイミングでクーリングを開始しましょう。
解熱剤を使う場合もこのタイミングで使用すると自身の熱を下げようとする力と相まってスッと効いてくれることが多いです。

またよく冷却シートを使用している方を見かけますが、冷却シートには解熱効果はあまりありません。
効果が期待できないばかりでなく、長時間張っていることにより貼付部位に熱がこもってしまったり、小さな子供の場合には冷却シートがずり下がってきて鼻や口を覆い窒息事故の危険もあります。

このため小さな赤ちゃんに使用することは避けたほうが良いでしょう。
幼児以降の場合には本人が希望して、手当てをしてもらうことで安心するのであればしても良いですが、クーリングとしての効果は乏しいのでアイスノンなどを併用すると良いでしょう。

こんな時は早めに再診して!

インフルエンザの診断がつき、治療が開始されて症状が徐々に落ち着けば良いのですが、自身でうまく訴えることができない赤ちゃんの場合には症状の悪化がないか注意が必要です。インフルエンザにかかった場合熱が出ることはなんら不思議ではないですが、しっかり薬が飲めているのにもかかわらず医師の見立てよりも長く続く発熱や一度落ち着いたと思ったのに再度熱をぶり返して続く場合には合併症を引き起こしている場合が考えられます。

長引く発熱や発熱がぶり返して続く場合肺炎や中耳炎などが心配です。
咳や鼻、耳だれなどの症状の状況を観察し受診時に医師に伝えましょう。
咳や鼻水が強く、苦しくて眠れていない場合や哺乳が減っている、呼吸が苦しそうなどの症状がみられる場合にも早めに受診しましょう。

熱が続いて食欲が落ちることもあります。
食事の量が数日間減ってしまうだけでその分水分で糖分・電解質(ナトリウム、カリウム、クロールなどのイオン)がしっかりとれていればまず心配はないですが、ぐったりしていて全然水分も取れない、嘔吐があり水分をとっても吐いてしまうなどの症状がある場合には脱水の心配があるため早めに受診が必要です。

また意識がはっきりせず、何度かあやしても笑わなかったり、目を合わせない、反応が乏しいなどの様子が見られる場合にもすぐに受診しましょう。

まとめ

インフルエンザシーズンがまもなく到来します。
小さな赤ちゃんがいるご家庭や赤ちゃんと初めての冬を迎えるご家族にとってインフルエンザや冬の感染症には心配がつきませんよね。
感染症が心配なこれからの季節は今まで以上に日々赤ちゃんの様子をしっかり観察し異変がないか注意していきましょう。

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