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インフルエンザで下痢?こんなときどうすれば良い?!自宅でのケアと注意点

赤ちゃんがインフルエンザ!それだけでも心配でいっぱいなのに下痢もついてきた!!インフルエンザは一般的に高熱と咳鼻水のイメージがあると思いますが、中には下痢を伴う子もいます。

受診前から下痢をしているのなら受診時にお医者さんに相談もできますが、タイミングが悪く受診後から症状が伴ってきたらどうすれば良いか迷うところですよね。ここでは下痢がついてきた場合の自宅でのケア方法や再診の目安などについて紹介します。

インフルエンザの症状

インフルエンザと聞くと急な発熱や全身の倦怠感の他に咳や鼻水・喉の痛みなどの呼吸器症状をまず思い浮かべる方が多いかもしれません。他にはインフルエンザB型だとお腹に来やすいと感じている方もいるようです。

確かに小児科の患者さんをみているとインフルエンザB型の患者さんで腹痛などの腹部症状を訴える方はおり、心なしかインフルエンザA型よりもその頻度が多いような気もしますが、実際にはインフルエンザ自身に腹部症状を起こす可能性があり、個人差はありますがインフルエンザA型でもB型でも腹痛や嘔吐・下痢などの症状を引き起こす可能性があります。

下痢がある場合の問題点

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ただえさえ辛いインフルエンザの症状、それに加えて下痢が頻回となるとさらに心配は増えてしまいますよね。赤ちゃんが下痢を頻回に起こしている状況で心配なのが脱水です。嘔吐とは異なり2~3回程度の下痢でそこまで怖がる必要はないのですが、1日に10回以上など頻回に下痢をしていたり、経口摂取がままならなかったり、その他に嘔吐や発熱が持続していて不感蒸泄(体温が高くなっていることにより汗や呼吸などから身体の外に出て行ってしまう水分)が多くなっているなどという条件が合わさると、下痢でも脱水の危険が高まります。

赤ちゃんの場合には「脱水にならないように」と自分から意識をして水分を摂るなどいうことは出来ませんので、周りが注意してこまめに促してあげる必要があります。また嘔吐を伴い口から摂ることが難しいようであれば受診し点滴等の処置が必要となる場合もあるでしょう。

また下痢が頻回に続いている場合にはスキントラブルも問題となってきます。もともとオムツを使っていて高湿潤状態のお尻ですが、ここに下痢が頻回に続いてしまうと、排泄物による刺激や頻回に排泄物を拭き取ることの刺激、蒸れなどによってさらにお肌の環境が悪化してしまいます。またお尻かぶれを起こしてしまっている状態で、さらにそこに排泄物がつくことで不潔となりお尻かぶれが悪化したり、カンジダといったカビがついて真っ赤っかに荒れることもあります。

下痢の時の一般的な治療法

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以前は下痢をしていたら下痢止めを使用することもありましたが、現在の考え方ではまず急性期に下痢止めを使用することはありません。これは、下痢自体が悪いものを身体が外へ出そうという働きのもと起こっていることであるのに対し、下痢止めを使用して無理に下痢を止めてしまうことは体内に悪いものをより長く止めてしまうこととなり、症状が長引いてしまうという考え方に基づきます。

感染症の種類によっては抗生剤を投与することもありますが、抗生剤自体はウイルスには効かないためインフルエンザで起こっている下痢には効果は期待できません。また抗生剤を使用することで腸内の善玉菌などのバランスが崩れることでより下痢が悪化してしまったり、時には抗生剤を使用することで全身状態が悪化してしまうこともあるため下痢の際の投薬には細心の注意が払われます。

そしたら下痢の時には何もなすすべはないの?と思われた方もいるかもしれませんが、現在は一般的に下痢の際には整腸剤が処方されます。整腸剤は腸内の善玉菌のエサとなる乳酸菌などを含み、腸内環境を整えてくれるものです。しかし下痢止めではないので即効性は期待できません。気長に内服を続ける必要があります。

その他には上記でも述べた通り、脱水とならないように水分摂取などに注意したり、スキントラブルの予防やケアを行っていきます。

下痢があるときに何を食べさせたら良い?

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引用:http://wakarukaigo.jp

下痢をしている場合には刺激物を避けることが必要です。嘔吐を伴ったり嘔気があり食事が難しい場合には落ち着くまで無理に食事を取る必要はないのですが、その場合には下痢や嘔吐で失われる水分やイオンを補う必要があるため経口補水液などを利用すると良いでしょう。

刺激物を避けるといっても離乳食時期の赤ちゃんの場合にはまず刺激物を与えることはないですよね。ですから、食べられるようであればいつもと同じ内容でも大丈夫です。もしもいつも食べている離乳食のレベルでは食べにくいようであれば、一段階前の離乳食(現在離乳食後期を食べているのであれば離乳食中期のものを与えるなど)を与えると食べやすいことがあります。

また病気などで下痢をすると一時的にその後牛乳を飲むと下痢をしてしまうという場合があります。個人差がありますので一概には言えませんが、下痢がひどい間は牛乳を多量に摂取することは避け、落ち着いた後も様子を見ながら再開すると良いでしょう。

もし病気が落ち着いたにもかかわらず、牛乳(乳糖)を取ると下痢をしてしまう(乳糖不耐症)という場合には受診し整腸剤を処方してもらうこともできます。この場合には乳糖不耐症に使用する乳糖の消化を助けてくれるお薬があります。

下痢のときのスキンケア、どうすればよい?

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下痢が始まったばかりでまだ荒れていない場合には、こまめにオムツ内を確認し汚れているようであればすぐにオムツの交換を行うことで清潔を保つようにしましょう。排泄物はアルカリ性であり、お肌は年齢にもよりますが中性~弱酸性と言われています。pHが異なるため排泄物が肌に付着している状態が長く続くとお肌が荒れてしまうのです。

こまめにオムツ交換を行っていても、下痢によりいつも以上に湿潤状態となっているオムツ内では皮膚が脆弱となってしまいがちです。この状態で下痢の度にお尻拭きでこすってしまうと物理的な刺激によってお尻かぶれが進んでしまうため可能であればシャワーなどを使用して排泄物を洗い流すと効果的です。とはいっても毎回のシャワーは大変なのでその場合には空のボトルに微温湯を用意し、オムツの上で洗い流すという方法もあります。綺麗に洗い流したあとはお尻拭きで水分を抑えるように拭き取り、十分にお肌を乾燥させてからオムツを当てましょう。

せっかく清潔にしても乾燥が十分でなければ湿潤状態からお尻かぶれを起こしてしまうので乾燥はとても大切です。この時まだお尻かぶれを起こしていなくてもお尻を清潔にした状態で保湿を行うとさらに効果的です。清潔なお尻にベビーローションやワセリンなどをやや厚めに塗っておくと次に下痢をした際に直接お肌に排泄物が付着することを防ぎ、またオイルが塗ってあることで排泄物自体をツルンと落とすことができるので刺激を抑えることができます。

お尻かぶれを起こしてしまっている場合にはどうすればよいでしょうか。もちろん上記のように刺激を抑えるためにこまめなオムツ交換や洗浄・保湿はこの場合でも大切となってきます。さらにお尻かぶれをすでに起こしている場合だと適切な薬を塗ってあげることも大切です。赤みの程度や原因によって選択する薬剤は変わってきますので、お尻かぶれを起こしてしまったり薬をもらってはいたけど悪化してしまった場合には受診し医師の指示を仰ぎましょう。状況によっては現在の薬を使用することによってさらに悪化を招いてしまうこともあります。

下痢がある場合の解熱剤の投与

赤ちゃんが熱を出している時に出される解熱剤の形状として座薬が一般的です。座薬のメリットとしてはお尻から挿入するので子供が小さいうちは服薬拒否がある子でも使用しやすく、また子どもが眠っている間にも使用できるという点も挙げられるのではないでしょうか。しかし下痢をしている場合にはどうでしょうか。

もともと下痢をしている上、肛門に解熱剤を挿入することで刺激となり下痢をしてしまい、せっかく使用した解熱剤も排泄してしまう可能性があります。もし座薬を使用してすぐに排便してしまいオムツに座薬の塊が残っている場合にはそれを再挿入することは可能ですが解熱剤を使ってあげるのであればしっかり効かせてあげたいですよね。

嘔吐を伴うような場合ではこの限りではありませんが下痢だけの場合では解熱剤を飲み薬で処方してもらうということも一つの手段です。小児用の解熱剤には座薬のほかにシロップや粉薬もあります。座薬よりも使用期限が短いため保管には向きませんが、下痢の症状がある場合にはとても重宝します。

成分も座薬と同じく小児に使用しても安心とされているアセトアミノフェンですので座薬と同じような効果を期待できます。座薬と飲み薬は上記で述べた通り同じ成分の形状違いであるため、絶対に同時には使用しないよう注意してください。どちらかを使用した場合には医師の指示に従い4~6時間以上は間隔をあけて使用しましょう。

こんな時には再診を!

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下痢の症状が出ている場合に全身状態として心配なのが脱水です。軽度の下痢であればそこまで急激に悪化することはないでしょうが頻回の下痢や、下痢のほかに嘔吐を伴う場合、経口摂取が難しい場合などには脱水を引き起こす恐れがあります。状況によっては点滴治療が必要となる場合もありますのでこれらの症状がみられた場合には再診しましょう。

また下痢だけだったのに、間欠的に急激に痛がる・機嫌が悪くなるなどの様子があり、血便を伴う場合には胃腸炎から腸重積を引き起こしている可能性があります。腸重積とは腸の中に腸が入り込んでしまうことで起こります。重なった部分の血流が不良となり早く処置を施さないと腸管が壊死を起こしてしまう重篤な状態です。特徴的とされる「いちごジャム状の血便」がみられたり間欠的な不機嫌などいつもと異なる症状がみられた場合にはすぐに受診しましょう。

またその他にも、皮膚トラブルでどんどんお尻の赤みが悪化してくる場合には塗り薬の処方が必要だったり、既にお薬が処方されていたとしても薬が今の状態にあっておらず、薬の変更が必要となる場合もあります。素人では判断が難しいため受診し医師の指示を仰ぎましょう。

最初の受診時に下痢の症状がなく整腸剤の処方を受けていない場合、整腸剤は必ずしも飲まなければいけない薬ではありませんが、下痢が続いている場合内服することで少し早く改善する可能性があります。下痢が頻回に続いている場合には処方の相談のため受診しても良いでしょう。また解熱剤を使用したいけど座薬しか持っていない場合も処方希望のために受診することも良いでしょう。

まとめ

インフルエンザにかかると個人差により様々な症状がみられる場合があります。赤ちゃんが苦しんでいるのを見るのはとても心配で辛いことだと思います。下痢がある場合には多くの赤ちゃんにスキントラブルがみられます。ただえさえ症状で苦しいのにオムツ交換の度にかぶれによる痛みで泣く姿はみたくないですよね。少しでも苦痛が少なくなるように適切な対応やケアをしてあげてください。

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