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赤ちゃんを守れ!家族ができるインフルエンザ予防対策

今年もまたインフルエンザの季節がやってきます。赤ちゃんがいる家庭では予防対策をどうするか検討中の方もいるのではないでしょうか。なるべく赤ちゃんを人混みから避けたりすることはできても、働いているお父さんに「家から出ないで」「人混みに行かないで」なんて言えません。

また育休中で上の子が保育園や幼稚園・学校などで集団生活をしている場合にはどこからインフルエンザが持ち込まれるかなんて誰にもわかりません。ここではインフルエンザ流行時期に向けて家族でできる感染対策について紹介します。

インフルエンザの感染経路って?感染力は?

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インフルエンザの主な感染経路として飛沫感染があげられます。これはウイルスを持った人がくしゃみや咳をすることでウイルスが周りに飛び散る(飛沫)することで、ほかの人の呼吸器や粘膜などからウイルスが侵入し感染が広がります。1~1.5_mであれば感染者からのくしゃみなどでほかの人の呼吸器に直接感染する力があるとされています。

飛沫感染ではウイルスを含むくしゃみなどの粒が比較的大きく、ある程度の距離までしか飛びませんが、細かい粒子の場合にはその場の環境によって飛沫感染よりも長く宙に浮遊する場合があります。宙に長く浮遊し続けるウイルスを吸い込んでしまうことで感染が成立するのです(空気感染)。空気感染が起こりやすい環境とは、狭く機密性が高い部屋や乾燥している空気などの条件が揃うと起こりやすくなります。

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また接触感染の可能性もあるとされています。接触感染とは感染者がウイルスの付着した手などでドアノブや手すりなどをつかんだ後に、ほかの人が同じ部分を触りそのまま汚染された手で食べ物を食べたり、粘膜などを触ってしまうことでウイルスが体内に侵入して感染が起こります(間接接触感染)。また家族などが感染していることに気がつかず、キスなどのスキンシップなどでも感染のリスクがあります(直接接触感染)。

インフルエンザと聞くと、ものすごく感染力の高いものである認識の方も多いのではないでしょうか。病院などで患者さんのご家族を見ているとインフルエンザに対して過剰な反応を示す方も多々います。実際にインフルエンザの感染力を示す目安として基本再生産数というものがあります。

インフルエンザの場合にはこの基本再生産数が2~3となっており、これは1人の感染者が周りの免疫を持たない人2~3人にインフルエンザを移す可能性があるという意味を持ちます。感染力が強いとされる麻疹は基本再生産数は16~21、水疱瘡は8~10とされています。数字でみるとインフルエンザよりも感染力が強い病気はほかにたくさんあるのですね。またこの基本再生産数というのは感染者の周りにいる、その感染症に対して免疫を持たない人へ移す可能性の数であるため予防接種などを行っていて免疫を高めているのであれば、必ず感染者の周りの2~3人に移るわけではありません。このことから予防接種は重要とわかるでしょう。

インフルエンザは何で消毒すればいいの?

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インフルエンザウイルスは様々な消毒液に反応を示すとされており、通常の清掃でもウイルスの数を減らせるとされています。このため、インフルエンザ流行期や家族内でインフルエンザまたはインフルエンザ疑いの人がいる場合には普段よりも注意して部屋の掃除を行うとよいでしょう。

特にいろんな人が触るドアノブなどは定期的にアルコールなどで拭き掃除を行うとより効果的かもしれません。食器を使った際には洗剤を使用し十分にすすぐことで消毒の必要性はまずないと思いますが、洗浄前の食器の使い周しや大皿料理などでの直箸などは接触感染を起こす可能性があるため取り箸を使ったり、初めから小皿で出すなどの対策を行うとよいでしょう。

すぐにできる対策は?

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インフルエンザが心配なこれからの時期、すぐにできる対策としては環境の調整があります。インフルエンザを初めとして冬に感染症が流行するのは低温で乾燥した空気をウイルスが好むからです。感染経路をできるだけ断つことで感染の機会を減らすことができます。

環境の調整としてはまず換気や加湿を行いましょう。現代の建築物は機密性に優れているためすぐに高気密となりやすく、冬場は暖房などでも空気が乾燥しやすいこともありウイルスにとっての好条件が整ってしまいます。なかなか寒くて気が進まないかもしれませんが、時間を決めて定期的に換気を行うことをお勧めします。加湿については加湿器を使用するのも手ですが、スチームタイプをもっている場合には小さな子供がいる場合やけどに注意が必要です。子供の手の届かないところに設置するか、それが難しかったりもともと加湿器を持っていない場合には濡らしたタオルなどを部屋にかけておくだけでも加湿になります。また入浴後に浴室のドアを一時的に開放しておいてもよいですね。最近だとDIYでペーパー式の簡易加湿器を作っている方もいるようなのでそれもお手軽でよいかもしれません。

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環境の調整のほかに感染対策の基本ではありますが、手洗い・うがい・マスクもとても大切です。手洗いをしっかり行うことで接触感染の予防になります。外出先などでこまめな手洗いが難しいようであれば手指衛生用のアルコールなどが売られていますのでこれを利用することも良いです。うがいは喉の粘膜に付着してしまったウイルスを洗い流したり、喉の加湿を行いウイルスが好む乾燥状態を避ける効果もありますが、うがいも外出先などで行うことが難しければこまめに水分を摂取するだけでも違います。水分摂取することで喉のウイルスを洗い流し、加湿できます。マスクは息苦しく感じて好まない方もいるかもしれませんがマスクをすることで喉の加湿になり、また
舞っているウイルスを吸い込むのを防いでくれます。

インフルエンザに対する対策を述べてきましたが、これらは大人にとっては比較的簡単なことかもしれませんが、赤ちゃんの年齢によっては対応が難しい可能性があります。環境の調整に関しては周りの大人が配慮すれば良いのですが、マスクは年少の子供にはまず難しいでしょう。ですので人混みにはなるべく行かないようにしたり、家族などで周りに風邪症状のある人がいる場合には症状のある人がしっかりマスクをして赤ちゃんに移さないようにすることが大切です。また赤ちゃんの場合にはうがいも難しいのでこまめに水分を進めてあげると良いでしょう。

手洗いは可能であればこまめに石鹸で洗ってあげたいところですが、すぐに洗ってあげられる環境でなければ大人と同様に手指衛生用の消毒液を使用することも出来ますが、赤ちゃんの場合皮膚が繊細なので肌荒れしないかどうか試してから使用するようにしましょう。

予防接種って誰がする?

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インフルエンザの予防接種って大人でも苦手な人っていますよね。薬の成分の関係でしみやすかったりするので苦手と感じる人も少なくないと思います。この予防接種ですが赤ちゃんを守る為には誰がすべきなのでしょうか。生後6ヶ月以上の赤ちゃんの場合には予防接種を受けることができますが、1歳未満の赤ちゃんの場合には免疫のつき方が弱いと言われることもあります。

それでも免疫が多少でもあるのとないのとではインフルエンザにかかってしまった時などでも重症度に差がでてくる可能性があるので予防接種を受けたほうが安心でしょう。また予防接種には個人免疫と集団免疫という考え方があります。個人免疫とは予防接種を行い免疫ができることで、もし発症しても本人は症状が軽く済み重症化することを防ぎます。このように個人の発症や重症化を予防する考え方が個人免疫です。

それに対して集団免疫とは、集団内に免疫を持つ人が多くいれば病気自体が流行しにくくなり、予防接種ができない年齢の赤ちゃんや予防接種を行ったけれど免疫の付きが悪かった人なども感染のリスクが下がるという考え方を集団免疫をいいます。集団免疫の考え方から、赤ちゃんに関わる周りのできるだけ多くの人が予防接種を行うことで赤ちゃんを守ることができるのです。

妊娠中の予防接種について

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妊娠中でも基本的に全期間を通してインフルエンザの予防接種は可能とされています。しかし流産のリスクが高いとされる妊娠初期に関しては医師の判断も割れているためかかりつけ医に相談するとよいでしょう。ただえさえ様々な症状で悩まされることの多い妊娠期間中はできるだけ病気はしたくないですよね。

辛い症状を避けるためにも妊娠期間中の予防接種は受けておいたほうがよいと思いますが、この時期の予防接種にはそれ以上のメリットがあります。妊娠期間中に予防接種を受けると予防接種後2~4週間ほどで免疫が立ち上がってきます。お母さんに免疫がつくと胎児移行といってインフルエンザワクチンで出来た免疫を赤ちゃんにも渡すことができるのです。もしも予防接種後すぐに生まれてしまったとしても免疫が出来た後は母乳を通じて赤ちゃんにあげることができます。秋~冬にかけて生まれる予定の赤ちゃんの場合には赤ちゃん自身に予防接種を行うことができません。赤ちゃんを守るためにお母さんが予防接種を受けるという選択ができるのです。

予防接種って絶対効くの?毎年必要?

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今まで「予防接種をしたのにインフルエンザにかかってしまった!」という経験を持つ方もいるのではないでしょうか。インフルエンザウイルスには複数の型があり、毎年の予防接種はその年に流行するであろうとされるウイルスに効くように作られています。予測で作るため、ウイルスの型が予測と外れてしまった場合には予防接種での免疫が十分についていたとしてもインフルエンザにかかってしまう可能性があります。

予測が外れる可能性があるなら打たなくても良いのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、それは違います。もしもその年に運悪く予防接種と流行したウイルスの型が異なり感染してしまったとしても、毎年インフルエンザの予防接種を継続して受けることにより次に似たような型のウイルスが流行ったときに免疫が働き感染を予防したり、軽症に抑えることができるとされています。毎年予防接種を受けることによりどんどんインフルエンザに負けない身体作りができるのです!

まとめ

赤ちゃんがいるご家庭では感染症に対して不安が高まる時期です。赤ちゃんの外出をなるべく控えることは出来ても仕事や学校などがある家族はそうはいきません。赤ちゃんを守るために各自それぞれができることからインフルエンザを予防していきたいですね。

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