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赤ちゃんの乾燥肌とあせもの関係性とは?原因と対策方法

もちもちぷるぷるで触るとすべすべの赤ちゃんのお肌。
キメの整ったハリのあるお肌を「赤ちゃん肌」と形容するくらい赤ちゃんの肌はキレイに見えるのですが、それは大人よりも肌に保持されている水分量も皮下脂肪も多いから。赤ちゃんの肌は実はとってもデリケートで、外からの刺激に弱く乾燥しやすいのです。
ではなぜ赤ちゃんが乾燥肌になりやすいのか。
その原因をご説明します。

赤ちゃんが乾燥肌になる原因

赤ちゃんの肌の3つの構造

皆さんは肌の基本構造についてご存知でしょうか。
肌の構造は赤ちゃんも大人も同じで、表皮層・真皮層・皮下組織で成り立っています。
赤ちゃんと大人で違うのはその構成比率。
赤ちゃんは大人に比べて表皮層と真皮層がとても薄く、真皮層は大人の2分の1から3分の1ほどしかありません。
真皮層は肌のハリや弾力に関係している部分で、肌に不可欠なコラーゲンやエラスチンといった物質を作り出す細胞がありますが、赤ちゃんはこの働きがまだ安定していないのです。

赤ちゃんの肌の水分量

表皮層には水分を保持する働きがあるのですが、赤ちゃんはこの働きも不十分でその上80%もの水分を持っています。
お風呂に長く浸かってふやけた手足を想像してみてください。
ふやけた肌は傷つきやすくて、赤ちゃんの肌がいかに不安定な状態にあるのかがおわかりいただけるかと思います。
そんなデリケートな赤ちゃんの肌は外からのちょっとした刺激でも傷ができてしまったりと荒れやすく、皮脂の分泌も不安定で肌が持つバリア機能も不十分なので乾燥もしやすいのです。

大人でも衣服や下着が擦れる部分は乾燥していますよね。
皮膚への刺激は乾燥肌の原因になりうるのです。
また赤ちゃんの汗腺は大人と同じだけあり体の大きさを考えると非常に密集しており新陳代謝も盛んな為、大人の2・3倍汗をかきます。
この汗が蒸発する時に肌表面の潤いも奪っていきます。

乾燥肌の原因は紫外線にもあるの?

赤ちゃんの肌が乾燥する原因の1つでもある紫外線。
紫外線を浴びる事で肌は火傷をおこしています。
これが日焼けですね。
火傷すると肌は乾燥してしまいます。
そして乾燥する事でさらに肌のバリア機能が低下し、より乾燥する悪循環となって赤ちゃんの肌が乾燥肌になっていくのです。

乾燥肌になるとあせもになりやすいのはなぜか

赤ちゃんが乾燥肌になる原因についてご説明しましたが、乾燥肌になるとなぜあせもになりやすいのでしょうか。
あせもというのは汗が長時間肌表面に溜まり常在菌である表皮ブドウ球菌が増殖する事に対する炎症反応です。

赤ちゃんは汗っかきでかつ汗腺の働きが未発達なこともあり、汗腺の出口に汗が詰まりやすく不衛生になりがちです。
大人の肌は弱酸性といわれていますが乳幼児の肌は中性に近く、細菌が繁殖しやすい環境でありあせもになりやすい肌といえます。
不衛生なまま汗が乾き赤ちゃんの肌が乾燥する事で不安定な肌のバリア機能がさらに弱まり、繁殖した細菌に反応し炎症反応が出やすくなるのです。

生後3カ月からの変化

赤ちゃんは生後3カ月くらいまでは皮脂の分泌が多いのですが、それを過ぎると皮脂の分泌量がどんどん減っていきますので、ずっと同じケアを続けていると赤ちゃんが乾燥肌になる可能性が上がり、同時に乾燥する事で傷つきやすくなった肌はあせもになる可能性も上がってしまうのです。
汗をかいたままにしていて蒸発させてしまうことで乾燥肌になり、それによって肌のバリア機能がより弱まる事で汗の刺激を受けやすくなりあせもへとなっていき、さらにバリア機能の低下で紫外線の刺激も受けやすくなるので日焼けしやすくなり、乾燥がすすむといった悪循環へと入っていくのです。

乾燥肌にならない為の対策方法

乾燥肌があせもになりやすくすることをご説明しましたね。
では赤ちゃんが乾燥肌にならないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
それは保湿する事、汗を必要以上にかかせない事、肌を清潔にする事、刺激をできるだけ避ける事です。

保湿

赤ちゃんの肌は大人の肌よりも乾燥しやすく、冬でも夏でも乾燥しています。
一見乾燥していない様に見えても、保湿はしっかりしてあげてください。
しっかり保湿された肌は外からの刺激に強く、日焼けもしにくくなりますので、乾燥肌を防ぐと言えます。すでにあせもができてしまっていても、保湿は必ずしてあげましょう。
肌のバリア機能が上がれば、できてしまったあせもの改善も早くなります。肌に保護バリアを作るFam’s Babyやバリア機能を高めるNU SKINのハンドローションが持ち運びもしやすくおすすめです。

汗を必要以上にかかせない

赤ちゃんは新陳代謝が盛んで体温が高く汗っかき。
なので衣服は大人より1枚少なめを目安にしてあげましょう。
靴下や靴・レッグウォーマーなどをはかせている方もおられるかもしれませんが、赤ちゃんは基本的に裸足で十分。
足の裏は特に汗をかきやすい場所であり、体温調節の為にも何もはかせないでおくのがベストです。
そしてロンパースなどひとつながりの衣服は熱がこもりやすいので、できるだけセパレートの肌触りのよい衣服を着せてあげましょう。
室内にいる時はエアコンで26度くらいにして汗をかきすぎないようにしてあげましょう。
またエアコンは空気が乾燥するので加湿器などもつけて湿度60%くらいに保つと良いですね。

肌を清潔にする

赤ちゃんの肌は新陳代謝が盛んで垢が溜まりやすく、また最近も繁殖しやすい環境です。
汗をかいたらすぐにシャワーを浴びせるか、濡らしたガーゼなどで優しくぽんぽんと抑える様に拭いてあげましょう。
そのあとはもちろん保湿する事をお忘れにならないようにしてくださいね。
外出する際は背中にガーゼや薄手のタオルなどを入れておいてあげると、汗をかいた時にすぐに交換してあげられるのでおすすめです。
汗をシャワーで流す時は石鹸は使わずさっと流すだけにしてください。
1日1回以上石鹸で体や頭を洗うのは皮脂を取りすぎる事になり、肌の潤いが奪われるだけでなくバリア機能も弱める事になってしまいます。
入浴の際は泡立てた石鹸で優しく洗うのが正解です。
おすすめは泡で出るタイプの洗浄剤で、ママ&キッズのムースマイルドソープやエスネピックのベビー ヘア&ボディウォッシュなどが鉱物油・石油系界面活性剤不使用なのでおすすめです。

できるだけ刺激を避ける

紫外線

乾燥の原因になる紫外線は午前10時から午後2時頃が最も高くなりますので、できるだけ外出は控える様にすると良いでしょう。
どうしても外出する用がある場合は、しっかり日焼け対策をしてあげましょう。
赤ちゃんにはSPF10~20のPA+くらいの弱い物をこまめに塗るようにすると良いですよ。
すでにあせもが出来てしまっている場合は、赤ちゃんが患部を掻いてしまってもひどくならない様に、手にミトンをしてあげると良いですよ。

食事

本当は肌の元になるたんぱく質を取るのが良いのですが、授乳中の赤ちゃんにとってたんぱく質が多すぎる母乳は消化しづらくなるのでおすすめできません。
なのでビタミンA、B、Eを積極的に摂取し、炭水化物やオメガ6系の油脂の摂取を減らすのが効果的といえます。
炭水化物は体内で消化するのに大量のビタミンを消費してしまいます。
ビタミンというのは細胞を元気に働かせるのに不可欠な栄養ですから、これが減ってしまうと細胞の元気がなくなっていってしまい、保水力も皮脂料も落ちてしまい乾燥肌を招いてしまいます。
特に純度の高い白い物、例えば白砂糖や精製された小麦粉などは避けた方がよいでしょう。

オメガ6系の油脂とはおおまかに動植物のアブラがだいたい当てはまります。
食事が欧米化するのに伴ってアトピーの子供たちが増えている現実をご存知でしょうか。
肉や揚げ物の多い食事を続けてオメガ6系の油脂を取り続けていると、体のあちこちで炎症が起きやすくなってしまいます。
授乳中は揚げ物を控え、油はオリーブオイルやきちんとしたバターを、肉もできれば脂の少ない部分を食べる様にすると良いですよ。
同時に炎症を抑えるオメガ3系の油脂を持つ魚、特に背の青い魚を食べるとより良いですね。

卵にはたんぱく質もビタミンも豊富で食材の中でもエリートですが、アレルギーの心配もありますので赤ちゃんの様子を見ながら摂るようにすると良いですよ。
食事に関してはあれもダメこれもダメと制限しすぎてママがストレスを感じては元も子もありませんので、ストレスを感じない程度に、たまには甘い物を少し食べたっていいのです。
頑張りすぎないように付き合ってみてくださいね。

乾燥肌を放っておくとどうなる?

赤ちゃんの乾燥肌を放っておくとあせもになりやすく、そのままアトピー性皮膚炎になってしまったり「とびひ」になってしまったり乾燥性乳児湿疹になり、傷ついた皮膚からウイルスが侵入し風邪や発熱、下痢などを起こしたり、カンジタ症になってしまったりします。
そこまで悪化してしまうと、もう自宅でのセルフケアでは良くなりませんので皮膚科を受診しましょう。

そして長い間皮膚が炎症を起こした状態でいると、体内で食物アレルギーの原因となる物質が作られていってしまうのです。
食物アレルギーが原因で肌が炎症を起こす場合もありますので、一度検査してみるのも良いですね。
最近では潜在的に食物アレルギーを持っている場合は、肌を保湿しつるつるの状態にしておくことで新たなアレルギーの発症を予防する事につながるという考えが注目されています。

赤ちゃんに使う物を選ぶ時の注意点

赤ちゃんの肌は大人とは違いますので、基本的には赤ちゃん用と表示して売られているものを使用してください。
赤ちゃん用に限りませんが、防腐剤(パラベン)・界面活性剤などを使用していないと表示されているものがありますね。
でもちょっと考えてみてください。
防腐剤が入ってなければ、開けた瞬間からどんどん容器の中で腐っていきますよね。
防腐剤の中で有名なのはパラベンだと思うのですが、パラベンにも強さの段階がありますし、パラベンはこの量なら大丈夫・これ以上は危険、などきちんと検証されています。
パラベンが入っていない代わりに検証データのない危険な防腐剤が入っている可能性があります。
界面活性剤は油と水を混ざった状態に保つ成分で泡立ちをよくしてくれる働きもあります。
界面活性剤が入っていないなら、それは限りなく水です。
このようなことからもわかる様に、その成分が悪いわけではないのです。
赤ちゃんの肌に適した強さの成分が使われているか。
その成分は鉱物油由来ではないか。
これが赤ちゃんに使用するもの選びにおいて大事なことです。

赤ちゃんのあせもの体験談

生後半年の息子が酷い乾燥肌、あせもで悩んでいます。
1ヶ月ほど前より、首、おでこ、足を痒がり、赤いぽつぽつした湿疹ができてしましました。
皮膚科での診断は、非常に皮膚が薄く、乾燥肌で、湿疹はあせもだと言うことでした。
薬はは保湿剤とエキザルベをもらいました。
全身に保湿剤を塗り、酷い所はエキザルベを塗るようにと。
はじめは、ステロイドが怖く、保湿だけで様子を見ていましたが、あまりにも痒がり、かわいそうで5日ほど前からエキザルベを塗っています。
少しはマシになりましたが、すぐにあせもができてしまいます。
お風呂の入浴剤、ボディーソープ、洗濯洗剤など変えてみたり、まめに濡れたガーゼで体を拭いたり、汗をかかさないように努力しているつもりですが車に乗せたりするだけで、すぐにできてしまします。
とても痒がって見ているこちらも辛いです。
お風呂上がりに冷蔵庫で冷やした桃の葉ローションをパチャパチャつけて、乾かしてから服をきてます!大人も子供も一緒に使えるのが良いです。
子供の顔にも使ってます!
でも背中とか結構ひどい感じのあせもには、病院でもらったクリームをつけてます。

赤ちゃんのあせもの質問コーナー

 
Q: 赤ちゃんのお腹に赤いプツプツができたんですが、あせもでしょうか?
よくできそうな首とかにはできてないんですが…あせもが出来たらどうしたらいいですか?

A: あせもは汗をかきやすく溜まっているところにできますので、うつ伏せの事が多いならあせもだと思われます。
あせもならこまめに拭いてあげて、その度にきちんと保湿もしてあげると良くなりますよ。
お風呂の時は洗いすぎないように気を付けてくださいね。

 
Q: 皮膚科を受診したらステロイド系の塗り薬を処方されたのですが、赤ちゃんに塗っても大丈夫なのでしょうか?

A: 大丈夫です。
ステロイドにはⅠ郡からⅤ郡まで5段階の強さがあり、赤ちゃんには基本的にⅣ郡(マイルド)かⅤ郡(ウィーク)が処方されます。
アルメタやロコイドなどがⅣ郡です。
Ⅴ郡は現在単剤では存在せず、配合剤のリンデロン-VGやフルコートFなどが処方されます。
ステロイドは弱いものを長期間使用する方が、強めの物をごく短期間使用するより体に影響が残ります。
1週間使用して良くならないようでしたら再受診して相談してみてください。

 
Q: 薬を塗る時は保湿はしない方が良いですか?

A: 薬を塗る時も保湿はした方が良いです。
薬はあくまで患部の炎症を抑えるものであり保湿効果があるわけではありません。
きちんと保湿もしてあげることで肌の保護機能が働くようになり、炎症の起きづらい肌へと生まれ変わっていきますよ。

 
Q: 汗をかくから肌着を着せた方が良いですか?

A: 肌着は着せずTシャツなどを1枚で着させて、汗をかいたら着替えさせるのが1番です。
もし何か1枚入れるのなら汗とりパッドやガーゼなどが良いですよ。

まとめ

赤ちゃんの乾燥肌とあせもについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんの肌は生後3カ月から4カ月ごろを期に皮脂多めから乾燥気味へと変わっていきます。
せっかくの綺麗な肌ですから、できるだけトラブルなく快適に過ごさせてあげたいですよね。
肌を清潔にし保湿してあげることで乾燥やあせもだけでなく、そこから引き起こされるアトピー性皮膚炎やとびひなども予防できるなら、してあげない手はないですよね。
熱い夏場だけでなく冬場のエアコンにも気をつけて、健やかな肌をママの手で守ってあげてくださいね。

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