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根本から見直そう!赤ちゃんの肌がカサカサにならないための予防法・対処法

きれいな肌の代名詞ともいえる赤ちゃんの肌。
いつも潤っていてハリがあるので、乾燥しにくいと思われがちです。

しかし、実は赤ちゃんの肌は、気をつけないとすぐに乾燥してカサカサになっってしまうのです。
乾燥する原因は様々で、症状によって正しい方法でケアをしてあげる必要があります。

今回はどうして赤ちゃんが乾燥肌になりやすいのか、その原因と対処法について、ご紹介します。

赤ちゃんの肌がカサカサになる原因って何?

新生児の場合、胎脂が原因

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいる間は羊水に包まれていて、外部からの刺激はありません。
しかし、産まれた直後から外気の刺激にさらされることで、一気に乾燥が進んでしまいます。

そういった外部からの刺激から守るため、産まれたばかりの新生児は「胎脂」と呼ばれる、白っぽい脂肪分で覆われています。
胎脂は赤ちゃんがお腹の中にいるときから作られ始め、産まれる時には頭や顔にもべったり付いて、赤ちゃんの肌をバリアしています。

生後数日で胎脂に含まれる水分が蒸発して目立たなくなりますが、汚れが付きやすいためそれまでに洗い流すのが通常です。
ただし、胎脂は洗い流してもしばらくは保湿機能を持つといわれています。

 
▼生後1ヶ月の変化
生後1ヶ月頃になると、突然皮膚がポロポロと剥がれ落ちてしまうことがあります。
これは「新生児落屑」と呼ばれ、今まで胎脂によって守られていた皮膚が、外気にあたり乾燥することによって起こります。
新生児落屑は突然起こるため、びっくりしてしまいますが、生理現象であり病気ではないため心配することはありません。
剥がれかけの肌を親が気にして無理に剥がそうとすると、炎症を起こすこともありますのでやめておきましょう。

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それ以降の乾燥肌になる原因

新生児落屑が落ち着く頃になると、顔や頭に黄色いかさぶたのようなものが出来たり、フケのようなカサカサがみられることがあります。
これは脂漏性湿疹と呼ばれるもので、体には出来ず、首より上に出来るのが特徴で、かゆみはありません。

 
▼なぜ脂漏性湿疹になるの?
生後間もない赤ちゃんは、新陳代謝が盛んで、お母さんの女性ホルモンの影響が残っていることもあり、皮脂の分泌が盛んです。
そのため、赤ちゃんの肌は汗や皮脂が溜まりやすい状態になっています。

また、皮脂の出口である毛穴は未発達なため詰まりやすく、溜まった汗や皮脂によって脂漏性湿疹になってしまうのです。
脂漏性湿疹は多くの赤ちゃんに見られますが、肌のバリア機能が整う1歳頃には治まるといわれています。

乾燥を放置することで起こる危険性

放っておけば治るだろう、と乾燥肌を放置していたらどうなってしまうのでしょうか。
乾燥を放置していると「乾燥性乳児湿疹」などの肌あれを引き起こしてしまうことがあり、肌が弱くなってしまいます。
肌が弱った状態で傷がつくと、ウイルスや細菌が体内に侵入し、発熱や風邪、下痢といった症状を引き起こす危険性があります。

また、赤ちゃんは大人と違い自分で乾燥対策をしたり、乾燥が辛い時に主張することが出来ません。
お母さんが責任をもって適切なケアをして、乾燥を防ぐことが大切です。

乾燥肌になってしまった時にやってはいけないこと

乾燥肌になってしまうと、カサカサだけでなく、かゆみを伴う「湿疹」ができてしまう場合があります。
湿疹ができ赤くなってしまうと、清潔にしようと強く拭いたりしてしまいがちですが、肌には皮脂があり、この皮脂を落としてしまうと余計に悪化させてしまうことになります。
皮脂を落としすぎないようにやさしく洗って、しっかりと保湿をしてあげることが大切です。

また、赤ちゃんの保湿ケアに、大人が使う保湿剤を使ってはいけません。
大人が使うクリームや乳液など、基礎化粧品には「合成界面活性剤」が含まれていて、赤ちゃんの肌には強い刺激となってしまいます。
お風呂で体や頭を洗うための石鹸もそうですが、赤ちゃんの肌には低刺激の赤ちゃん用のものを選びましょう。

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乾燥肌になってしまったときの対処法

赤ちゃんの肌は触ってみるとみずみずしくてすべすべで弾力があって、まさに理想的な肌に見えます。

しかし、赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分程度で、バリア機能も未熟で皮脂の分泌量も半分以下しかありません。
バリア機能が未熟だと、皮膚からすぐに水分が蒸発してしまい、乾燥肌になってしまいます。
そのため、赤ちゃんの乾燥肌対策には、毎日のスキンケアで保湿をしてあげることが大切です。
3歳くらいまでにしっかりスキンケアをすることで、きれいな肌を保つ力がついて、大人になってからの美肌にもつながると言われています。

 
▼保湿のタイミングは?
保湿剤は何回塗っても塗りすぎ、ということはありません。
「入浴後」「食事で口周りを拭いた後」「汗を拭いた後」「オムツ替えのとき」など、1日に何回もこまめに保湿してあげましょう。
特に入浴後はすぐに水分が放出されてしまいますので、入浴後5分以内に保湿してあげることが重要です。

カサカサ肌にならないための予防

赤ちゃんの肌は、保湿剤だけ塗っていればいいというわけではありません。
赤ちゃんの肌の特徴として、バリア機能が未熟であるということと、もう一つ「汗っかき」という点があります。
大人とは体の表面積が違うのに、汗腺の数は同じなので、赤ちゃんは汗腺の密度が高く汗をかきやすくなります。
汗により皮膚がふやけてしまうと、肌が余計に弱くなってしまいますので、室内の温度、湿度には十分注意して生活しましょう。

4つのポイント

赤ちゃんの肌は繊細ですので、保湿剤だけでなく、普段の生活でも以下の4つのポイントに注意してみてください。

 
①お風呂は38~39度で
お風呂が熱すぎたり、長い時間入っていると皮脂が取れてしまい乾燥の原因になります。
お風呂の温度は大人にとっては少しぬるめの38~39度がおすすめです。
赤ちゃんは体も小さくのぼせやすいので、時間も15分以内で入浴を終えるようにしましょう。

 
②赤ちゃん用石鹸でよく泡立てて洗う
赤ちゃんの肌は大人より繊細なので、目の粗いナイロンタオルなどで洗ってしまうと、肌が荒れてしまいます。
赤ちゃんの肌を洗う時は、たっぷり泡立てて、優しく包み込むように手洗いしてあげましょう。

 
③通気性の良い服を着せる
服は赤ちゃんの肌に直接触れるものです。素材は皮膚を刺激せず、通気性のよい「綿100%」を選びましょう。
また、肌触りが悪いと肌を刺激してしまうので、やわらかい素材のものを選んで着せるようにしましょう

 
④湿度を保つ
部屋が乾燥していると、当然肌もカサカサになってしまいます。
特に冬場は空気が乾燥して、部屋では暖房も使用するので夏に比べて乾燥しがちです。
加湿器を付けたり、部屋に洗濯物を干すなどして、湿度は50%を保つようにしましょう。

 
赤ちゃんを乾燥から守る環境を作るため、一度これらのポイントを見直してみましょう。

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乳児湿疹とアトピーの違い

赤ちゃんの肌はデリケートで、肌トラブルがよく起こります。
赤い湿疹ができるとアトピー性皮膚炎かも?と気になってしまいます。
ここでは赤ちゃんによく見られる「乳児湿疹」と「アトピー性皮膚炎」の違いについて説明します。

乳児湿疹とは

赤ちゃんは、生後1か月頃に、ほほやおでこの辺りを中心に湿疹が現れます。
これはほぼすべての赤ちゃんが一度なってしまう症状で、乳児期に起こる湿疹を総称して「乳児湿疹」と言います。
病気ではなく、皮脂の分泌が活発になったことで起こるものなので、治療の必要はありません。
乳児湿疹は1歳頃には収まるのがほとんどです。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、アレルギーが原因で皮膚に炎症が出てしまう病気です。
顔や首、胸、ひじやひざなどに強いかゆみを伴い、皮膚が切れてしまうこともあります。
症状がひどくなったり、よくなったりを繰り返すのが特徴です。

見分け方は?

乳児湿疹とアトピー性皮膚炎は区別が難しく、症状を見て診断することは医師でも難しいと言われます。

しかし、乳児湿疹が生後1か月頃から現れるのに対し、アトピー性皮膚炎の症状が現れるのは早くて生後4か月と言われていますので、それまでに出てくる湿疹は乳児湿疹の可能性が高くなります。
また、アトピー性皮膚炎は慢性的な湿疹なので、日本皮膚学会の「アトピー性皮膚炎はの定義、診断基準」によると、乳児期では2か月以上湿疹が続いた場合、アトピー性皮膚炎と診断されます。

対処法は?

▼乳児湿疹の場合
乳児湿疹は、治療の必要はありません。
皮脂が目立ってきたときに、しっかりとスキンケアをしてあげるといいでしょう。

 
▼アトピーの場合
スキンケアだけではよくならなかった場合、アトピー性皮膚炎の可能性があるので、小児科や皮膚科を受診しましょう。
アトピー性皮膚炎と診断されたら、ステロイドや免疫抑制薬などの塗り薬を塗って治療します。
どうしても掻いてしまいジュクジュクになっている場合には、ステロイド外用薬の上に、亜鉛華単軟膏を塗ったガーゼを貼って保護する方法もあります。

また、アトピー性皮膚炎を引き起こす可能性のあるアレルギー物質はできるだけ取り除く必要があります。
ハウスダストなどの刺激物質を除去し、環境を整えること、衣類を肌を刺激しないものにすることなど注意して生活しましょう。
アトピーは短期間で完治するものではありません。
長い時間をかけて付き合っていく必要がありますので、アトピーが悪化しないよう、しっかりケアをしてあげましょう。

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カサカサ肌についてのQ&A

Q.耳や頭まで肌がカサカサになっていますが、アトピーの可能性は考えられますか?

A.
広範囲にカサカサが出ているからといって、アトピー性皮膚炎とは限りません。
専門医であってもアトピー性皮膚炎と乳児湿疹の見分け方は難しいものです。

しかし、アトピー性皮膚炎は
①かゆみが強い炎症が続くこと
②再発を繰り返すこと
③顔や首、関節の内側など、部位に特徴があること

などがポイントになりますので、このようなポイントが当てはまる場合には、病院を受診すると良いでしょう。
また、遺伝が関係するとも言われていますので、親にアレルギー歴がある場合も、可能性があります。

Q.カサカサの肌には何をぬったらいいのでしょうか?

A.
保湿剤は、病院で処方してもらうこともできますが、市販のものでも構いません。
保湿剤は主に、
・ローションタイプ
・クリームタイプ
・オイルタイプ

の3つに分かれます。

ローションタイプは塗り心地がさらっとしたものになり、クリームタイプやオイルタイプは塗り心地は重いですが、保湿効果は高くなります。
乾燥がひどいときには「クリームタイプ」や「オイルタイプ」がおすすめです。

夏場はさらっとしていて塗り直しがしやすいローションタイプ、空気が乾燥する冬場はクリームタイプなど、季節によっても使い分けましょう。

また、合成界面活性剤や香料、着色料などの成分が入っていると、赤ちゃんの肌に刺激を与えてしまいます。
赤ちゃん用の保湿剤のほとんどは、これらの肌に刺激になる成分は極力含まれていませんが、成分もしっかりと確認すると安心ですね。

Q.顔に塗るものは何が良い?

A.
顔はいつも外気に触れていて乾燥しやすく、また人の目も気になるので、一番に治してあげたいところですね。
そのような部位には、何度も塗りなおしがしやすい「ローションタイプ」の保湿剤がおすすめです。
お風呂上りや外出時、エアコンが効いた場所にいると、赤ちゃんの肌はすぐに乾燥してしまうので、ベビーローションでこまめに塗ってあげることが大切です。

まとめ

赤ちゃんはその肌質から、どうしても乾燥肌になりがちです。
肌はとても繊細なので、赤ちゃん用の保湿剤を使ったり、湿度をしっかり保つなど環境を整えて適切なケアを心がけてください。
また、赤ちゃんの乾燥肌の原因は、成長とともに変わっていきます。
特にアトピー性皮膚炎は早くから治療していく必要があるので、乾燥が長引いたり、再発するようなら病院で診てもらうようにしましょう。
その時々で赤ちゃんに合った適切なケアをして、きれいな肌にしてあげましょう。

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