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お子さんの発達障害が気になるママに知ってほしいこと・発達障害の原因・診断・種類・対処法など

子育ての中で、なんとなく「育てにくい子」と感じたことはありませんか。それはあなたの育て方が悪いのではなくて、お子さんの発達に問題がある可能性もあります。

発達障害は、生まれつきの脳機能障害だといわれています。そのため五感などの感覚機能の発達に偏りがあり、そこから生じる特性により生きづらさを感じてしまう障害です。

これまでは3歳をすぎるまで確定診断ができないとされていましたが、近年は3歳未満でもそれらしい兆候があれば、療育を受けることにより発達を促す取り組みをする流れになっています。お子さんが小さい間に発達障害に気づくことができれば、早くに療育に取り組むことができ、今後のお子さんの「生きにくさ」を軽減することも不可能ではありません。

ここではお子さんの発達障害を疑っているママに知ってほしいことをまとめています。
そのためにこのサイトが参考になれば幸いです。

発達障害とは?

発達障害は、生まれつきの脳の機能障害です。
脳の働きにはさまざまなものがあります。具体的には五感などの感覚、知覚、認知、言語、情動といったものです。発達障害は、これら脳の機能の発達に偏りがあり、その偏りから生じるさまざまな特性によって、コミュニケーションがとりづらかったり、社会生活が送りづらくなることをいいます。
現れる特性は、偏りが生じた働きによって、その子それぞれです。定型発達の子に比べ、周囲で起こっていることが理解しづらく、そのために生きづらさを抱えてしまいます。

過去には「親の育て方が悪い」などと心無いことをいわれ、親が責められた時期がありました。でも、決して育て方が問題ではないので、必要以上に自分を責めないでくださいね。

気になる兆候0~2歳のお子さんの場合

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お子さんによっては0~1歳ごろに発達障害の兆候がみられることがあります。

・目が合わない(声をかけても視線を合わせようとしない、)
・言葉の遅れ(発語がない、数語の発語があったのに消えてしまったなど)
・抱っこを嫌がる(抱っこをすると後ろにのけぞったり、触られたりするのを嫌がる)
・後追いしない(お母さんと離れても平気、すぐにどこかへいってしまう)
・指さししない(人の手をつかんで、何かをさせようとする)

ほかにも歩きはじめが遅い、人見知りをしないということも。

この段階で発達障害だと決めつけるのは早急かもしれませんが、早期発見はとても大事。
早い段階で発達を促せるような関わり方を学んだり、療育に取り組んだりなどで、改善するケースが多いです。

気になる兆候3~5歳のお子さんの場合

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3歳を過ぎると、多くのお子さんは幼稚園や保育園など家庭以外の世界で過ごすことが増えてきます。
そこで幼稚園の先生や保育士から「気になることがある」といわれることも。

・言葉の遅れ(3歳を過ぎても言葉が出ない、出ても単語の繰り返し、いわれたことをそのまま返す「オウム返し」など)
・偏食が激しい(こだわりからくるもの、感覚過敏からくるものが考えられます)
・こだわり(限られたものに興味を持ち、それに執着する、くるくる回るものを飽きずにじっとみているなど)
・パニック(不安を感じたときに大泣きする、暴れるなど。自傷行為が出ることも)
・チック症状(何度も早い頻度で瞬きをする、首ふり、肩上げなど)
・落ち着きなく動き回る(突然保育室を出ていくなど)

発達障害は遺伝?

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発達障害が脳機能の障害であるならば、ひょっとして発達障害は遺伝かも?と疑ってしまうこともあるでしょう。
現状では「遺伝的要因も否定はできないが、はっきりと遺伝であるといえるほどの医学的根拠はまだ見つかっていない」という状況です。
発達が偏りやすい特徴を持った子どもでも、関わり方によっては発達を促せる可能性があります。

一方で、一部の専門家により、デジタル機器の使い過ぎなどから、発達の偏りを生む可能性を指摘する声もあります。

どこに相談すればいいの?

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お子さんの行動や発達で気になることがあったときに相談できる窓口です。

・地域の保健センター
・子ども家庭相談センター
・発達障害者支援センター

保健センターは市町村単位、子ども家庭相談センターと発達障害者支援センターは都道府県単位に設置されています。

発達障害を診断する方法

発達障害の診断は主に両親からの聞き取りと、発達検査という心理検査、必要に応じて脳波検査などを行い、それらを総合的にみたうえで診断されます。
心理検査は以下のうち、ひとつまたはいずれかを実施します。

・新版K式発達検査
・WISC-Ⅳ
・田中ビネー知能検査Ⅴ

どれを選択するのかは医療機関や相談機関により違います。

発達障害を放置し続けた場合~二次障害について

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わが子に発達障害があることを認めるのはとてもつらいことです。ですが、早期に兆候を発見し、適切な関わりをすることでその子自身の生きづらさが改善されます。
一方で、その子の特性を認めないまま、不適切な関わりを続けていくと二次障害を引き起こす可能性があります。

二次障害とは、不適切な関わりによって自己肯定感の低下やゆがんだ認知を持ってしまうことです。
これらがやがてうつや対人恐怖、統合失調症などの精神症状や、ひきこもりや犯罪などの問題を引き起こしてしまうことがあります。

発達障害の分類について

発達障害は、その特性により主に以下のパターンに分かれます。

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)

「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」の総称です。
主にみられる特徴として

・こだわり
・コミュニケーションの障害
・想像力の障害

があります。

またすべてのお子さんではありませんが感覚過敏(または真逆の鈍麻)、運動機能障害、タイムスリップ現象(かなり前の出来事を絶った今起こったことのように感じたり、そのように話したりすること)がみられることもあります。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)

ADHDの特徴は大きく分けて3つです。

・不注意(忘れ物が多い、よくぶつかるなど)
・多動(落ち着きがない、常に手足を動かしているなど)
・衝動性(急に部屋を飛び出す、順番が待てない、カッとなりやすい)

など。
お子さんによっては不注意のみの特性を持つ子や、多動症状が激しい子など、特性の現れ方がさまざまです。

LD(学習障害)

知的発達の遅れがないのに、特定の学習能力が著しく苦手で、習得が困難であることをいいます。
学習に関わる能力には以下の6つがあります。

・「聞く」
・「読む」
・「書く」
・「話す」
・「計算する」
・「推測する」

これらのうち、たとえば「漢字が読めるのに書けない」「計算だけが著しく苦手」「書けるのに音読がスムーズにいかない」などのような特徴がある場合、学習障害が疑われます。
これは主に、小学校に上がって本格的に学習が開始されるまでわからないケースが多いです。

その他

・トゥレット症候群
・HSC(敏感すぎる子)

など。
また、知的障害を伴うケースも。

親がしてあげられること

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実はもうすでに、1歳児検診や3歳児検診などで発達障害の疑いを指摘され、相談された方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、もし発達障害と診断された場合、親は子どもにどんなことをしてあげればいいのか、気になります。

以下に、「親がしてあげられること」についてまとめました。

相談機関につなぎ、療育を始める

まずは専門家に「現段階でできること」について意見を聞いてみてください。現時点でわかるお子さんの特性に合わせた、家庭でできることを教えてもらえたり、療育などの専門機関を紹介してもらえます。
また、療育を受ける場合、市町村での手続きが必要になります。これらの手続きについても必要事項を教えてもらうことができます。
そして一番ありがたいのは、お子さんのことを知ってくれ、相談に乗ってくれる場所ができること。ママ自身の支えにもなります。

親も子育てトレーニング~ペアレント・トレーニング

発達障害の子どもの子育ては、一般の育児書では役に立たないことが多いです。
「こんなときどうすれば・・・どう対応すれば・・・」と途方に暮れたこともこれまでにあったことでしょう。
保健センターや発達障害支援センター、療育施設では親向けにペアレント・トレーニング講座などを開催しているところも少なくありません。
子育てを少しでもラクにするために、ぜひ参加してみてください。
また、講座の受講生も同じような境遇の方たちです。いつかお互いのことを相談できるようになるといいですね。

療育はおうちでも可能

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療育は療育施設だけでできることではありません。実は工夫しだいで家庭でも療育が可能です。
療育施設でも職員さんに教えてもらうこともできますし、書店や図書館にも療育遊びの本がたくさんあります。
それらを参考に、お子さんの特性や家庭でそろえられるもので、できることを探してみてもいいでしょう。

兄弟がいる子は兄弟へのフォローも

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もし、お子さんに定型発達の兄弟がいれば、そのお子さんにも気配りをしてあげてください。
発達障害または発達障害かも?と思える兄弟がいるお子さんは、ママの目が自分に向いていないと感じて、さびしい思いをしているかもしれません。
また、兄弟喧嘩などのトラブルも頻発しがちです。兄弟間の遺恨が大きくなっても残らないように兄弟は公平に接していきましょう。親亡き後頼りになるのはきょうだいですから。

子どもの取説をつくろう

3といっても、文書にしてつくろうという意味ではありません。たとえばお子さんがパニックを起こしたときにどう対処するか、こだわりが原因でダダをこねたときにどうすればいいか、ママ自身が対処法を身に付けておきましょう。
また、言い聞かせないといけない場面では前もって約束するなどのルール作りなども必要でしょう。

小学校入学前に考えておきたいこと

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幼稚園も年長さんになると、小学校入学というイベントが目の前に迫ってきます。
特別支援学校に入学するのか、地元の小学校の特別支援学級に入るのか、普通学級に在籍し、放課後に通級指導を受けるのか、考える必要が出てきます。
幼稚園や関係機関を通して見学会や相談会などの案内も来ますので、気を付けてアンテナを張っておきましょう。

また多くの市町村では、年長の夏休みに「就学相談」にて特別支援学級などに関して相談する機会があります。
このような機会をぜひ利用し、お子さんにとって最善の方法を探してみましょう。

まとめ

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以上、簡単にですが、発達障害の兆候や特徴、対応策などについて親御さんが気になることをまとめてみました。詳しくは今後、増えていく記事に書いていくことになりますが、一番大切なのは「その子のペースに合わせて」「その時その時の最善のこと」をしてあげられるために、私たちも必要な情報提供をしていきたいと思います。

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