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赤ちゃんは超グルメ!?離乳後期の味付けについて知っておくべきこと

初めての子育ては、わからないことだらけ。
特に、離乳食が始まると、悩みはさらに増えますよね。

色んな食材を美味しく食べてもらいたい。
好き嫌いのない子に育てたい。
たくさん食べて、健康な子になって欲しい。
ママが赤ちゃんを想うからこそ、悩みも増えるのです。

特に「美味しく」という部分では、味付けをした方が良くない?
と思うママも多いのでは?

離乳食の段階が進むにつれ、メニューも豊富になります。
その分、味にバリエーションがあった方が楽しく食事ができる気がしますよね。

今回は、その離乳食の「味」について、一緒に詳しく見ていきましょう。

離乳食の味付けについて

離乳初期には、味付けはしませんよね?
素材の味を生かして食べさせ、調味料は使いません。
それはなぜでしょう?
赤ちゃんの「味覚形成」という観点から、ひも解いてみましょう。

赤ちゃんは味覚に敏感

実は、赤ちゃんの味覚は大人よりずっと敏感。
その理由は味を感じる「味蕾(みらい)」の数にあります。

大人の場合、味蕾は約7500個。
一方、乳幼児期はその数なんと、約1万個!

1.3倍以上の数で、味を感知するんですね。
ですから、大人にとって「ちょうど良い」味も、赤ちゃんにとっては「濃すぎて食べられない」味になるのです。

赤ちゃんが好む3つの味

5種類の味覚のうち、赤ちゃんが好む味は3つ!

  1. 甘味=エネルギー源
  2. 塩味=ミネラル
  3. 旨味=アミノ酸

これらは、どれも生存に不可欠なものです。
母乳やミルクにもこれらの栄養分が含まれており、味もやはりこれら3つの味から形成されているのです。

味覚は経験値に比例する

味覚の形成は、経験値に比例するといわれています。
生まれた時から口にしている3つの味は、慣れているので「美味しい」と感じます。
「いつもと同じ味=美味しい=好き」となるのです。
一方、口にしたことのないものは、その鋭い味覚が「異物」と捉え、吐き出してしまいます。

離乳食を始めた時に、せっかく口に入れたのに「ペッ」と吐き出された経験、あるでしょう?
それはそういう理由だったのですね。

まずは味付け無しで

離乳食初期は、初めての食材を口にすることが多い時期です。
初めての食材の上に、初めての調味料を乗せると、赤ちゃんにとっては「初めて=異物」のダブルパンチ。
ですから、まずは素材の味に慣れさせるため、味は付けずに調理するのです。

様々な素材に慣れることで、そこから先の食生活の幅が広がります。
色んな食材を美味しく食べられる子は、栄養面でも安心でしょう?
そのためにも、初期に味付けをしない、ということは、とても大切なのです。

味付けスタートのタイミング

では、味付けはどのタイミングからスタートすれば良いのでしょう?

一般的には、離乳食中期頃から「塩・醤油・味噌はごく少量ならOK」とされています。
砂糖については、しばらく使用を控えたほうが無難です。
その理由は、食材そのものにすでに糖質が含まれているからです。
調理したものに甘みが欲しい時は、かぼちゃのペーストや煮りんごを加えるなどして、食材で調整すると良さそうですよ。

味付けをしても良くなったからといって、大人と同じようにするのはタブーです。
赤ちゃんは内臓が未発達です。
特に塩分は、腎臓に負担がかかりますから、内臓の発達にとっては好ましくありません。
出汁やスープで十分赤ちゃんの味覚は刺激されますから、必要以上の味付けは控えるようにしましょう。

後期の味付けについて

離乳食後期になると、食べられるメニューが豊富になります。
大人が食べているものに手を伸ばして、食べようとする姿も見られます。
「味がついてる方が美味しそうに見えるのかな?」
「そろそろ、色んな味付けを試してもいいかな?」
と思う頃ですよね。

でも、それは大人からの視点で、赤ちゃんから見るとそうではないのです。
さきほども触れましたが、「美味しい」と感じるのは「慣れた味」です。
食べたことのない味は、赤ちゃんにとっては「異物」であり、消化器官への負担もかかります。

ですから、基本は薄味で。
できれば味を付けずに出汁をきかせて素材の味を生かしましょう。

味付けの注意点

では次に、味付けの注意点について詳しく見ていきます。
「薄味」と一言でいっても、基準がわかりにくいですよね。
わかりやすい塩味の濃度について、具体例を挙げてみますので、参考にしてみてください。

・乳児(離乳期)は0.3%以下
・幼児(離乳完了後)は0.5%以下
と覚えてください。

塩味は、大人の場合は1%以下で調味します。
大人の味噌汁から取り分ける例で見てみると、以下のようになります。

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大人お味噌汁
・出汁…400cc
・味噌…大さじ1と1/2
 (塩分含有量12%の味噌を使用した場合)

この場合、塩分は0.8%です。
離乳食では、大人の味噌汁30ccに、出汁を50cc加えます。
これで塩分は2.4g、出汁80ccで0.3%の味噌汁が完成です。

赤ちゃんへの負担を考え、きちんと計量することを心がけます。
計量器はいろいろありますが、製菓製パン用のデジタルのものであれば、0.1g単位で計れるのでオススメです。

調味料別使い方のポイント

それでは、いよいよ調味料別に掘り下げていきます。
以下に挙げる量は、それぞれ1回の食事に使用するものと考えてください。

基本は使用しません。
濃度は食事全体の0.3%以下に抑えましょう。

時期

7ヶ月頃~

使用量

中期…0.1g
後期…0.2g
完了期…0.4g~0.6g

砂糖

基本は使用しません。
使用する場合は風味づけ程度のごく少量にとどめます。
上白糖よりはてんさい糖の方が、内臓への負担はゆるやかです。

時期

8ヶ月頃~

使用量

中期…2g
後期…3g
完了期…4g

醤油

基本は使用しません。
色づくほどは入れません。
「塩味」のグループの調味料です。
塩や味噌と重複して使う場合には気をつけましょう。

時期

7ヶ月頃~

使用量

中期…小さじ1/6
後期…小さじ1/3
完了期…小さじ2/3

酒・みりん

基本は使用しません。
アルコールを含む調味料です。
使用する場合は、火を通してアルコールを煮飛ばします。
酒は塩分、みりんは糖分になります。
同じ役割の調味料と重複して使わないように、気をつけましょう。

時期

7ヶ月頃~

使用量

ごく少量

味噌

種類によって塩分濃度が違うので気をつけましょう。
「出汁入り」等、添加物が入っているものは避けましょう。

時期

7ヶ月頃~

使用量

味噌汁であれば0.3%以下の濃度

バター

有塩タイプは避けましょう。
実は植物性より動物性油の方が、赤ちゃんの消化器官には負担が少ないです。
利用する場合は、上質な無塩のバターを使うと良いようです。

時期

7ヶ月頃~

使用量

小さじ1/4ほど

マヨネーズ

全卵が食べられるようになってからスタートしましょう。
初めて試す場合は、加熱してからにするとよいでしょう。

時期

10ヶ月頃~

使用量

ごく少量

使用しません。

時期

嫌がらなければ10ヶ月を過ぎてから

使用量

風味付け程度のごく少量

ケチャップ

使用しません。
香辛料や添加物が含まれている調味料です。
トマト風味の食事にしたい場合は、トマトピューレや無塩のトマトジュースを使用したほうが良いでしょう。

時期

1.5歳を過ぎてから

使用量

ごく少量

ソース

使用しません。

時期

1.5歳を過ぎてから

使用量

ごく少量を薄めて、下味として使い始めると良いでしょう。

選ぶポイント

調味料を選ぶときは、原材料表示をよく見ましょう。
意外と添加物が多いことがわかります。

その調味料を作るために最低限必要な材料だけで作ったものを、選ぶことを心がけてください。
例えば、醤油であれば麹と塩と大豆のみで作ったものを。
味噌であれば麹と麦や大豆、塩のみで作ったものを。
という風に、材料を見て選びましょう。

和風出汁の取り方

次に、離乳食には欠かせない和風出汁のとり方をご紹介します。
材料は、水1.8L、昆布10cm、鰹節1つかみ、これだけです。

【作り方】

  1. 鍋に水と昆布を入れ、中火にかけます。
  2. フツフツしてくると、昆布からアクが出るので、丁寧にすくいます。
  3. 沸騰直前に火を止め、鰹節を一気に入れます。
  4. そのまま蓋をして、鰹節が沈むまで待ちます。
  5. 粗熱を取り、ザルでこしたら完成です。

離乳食だけでなく、大人の料理にも使えますから、たくさん作ってもすぐ使い切れますよ。
煮干の出汁が好きな方もいると思います。
煮干はそれ自体に塩分を含んでいますので、離乳食には向きません。
できたら今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。

出汁の保存方法

冷蔵と冷凍の保存方法をご紹介します。

冷蔵保存の場合

ろう斗を利用して、清潔なペットボトルに入れて保管すると便利です。
・冷蔵で2~3日持ちます。
・早めに使い切りましょう。

冷凍保存の場合

ろう斗を利用して清潔なペットボトルに移し替え、製氷皿に注ぎます。
凍ったらジッパー付きの保存袋に入れ、1~2個ずつ解凍して使います。
・冷凍で1ヶ月ほどもちます。
・早めに使い切りましょう。

調味料以外で味付けに使える食材は?

メニューにバリエーションを加えるのは、調味料だけではありません。
ここでは、それ以外のもので、赤ちゃんの好きな食材を探ってみましょう。
考え方がわかれば、意外と簡単に思いつきますよ。

もう一度、味覚の話に戻ります。
味覚は5種類。
「甘味」・「塩味」・「旨味」・「酸味」・「苦味」です。
このうち、赤ちゃんの好む味は「甘味」・「塩味」・「旨味」の3種類でしたね。
この点を踏まえていれば、よくわかると思います。

それぞれの味で例を挙げてみましょう。

甘味

・果物(すりおろしりんご、煮りんご、煮いちごなど)
・甘味の強い野菜のペースト(さつまいも、かぼちゃ、にんじんなど)

塩味

・海藻類
・魚介類
・チーズ

旨味

・出汁
・野菜スープ
・チキンスープ

「旨味」は、動物性の食品と、植物性の食品を合わせたもので、より強く引き出されます。
出汁であれば、昆布とかつお、チキンスープであれば、鶏がらとネギや人参などと一緒に取ったものを使うといいですね。

赤ちゃんの味覚は大人より敏感

だんだんと大人と同じような食事内容になってくる離乳食後期。
でも、まだまだ大人と同じ味のものを与えないように気をつけましょう。
味付けのポイントは4つです。

  1. 味付けは、なるべくしない方が良い。
  2. 調味料のスタートは、どんなに早くても離乳食中期から。
  3. 赤ちゃんの舌は敏感なので、味は薄味を心がける。
  4. 調味するときには、できるだけ計量し、調味料の入れ過ぎにならないように気をつける。

覚えておきましょう。

我が家では、最初に赤ちゃん用に味付けし、そのあとに大人が食べる用に味を足していました。
この方法だと、薄める作業がない分、楽ですよ。

子供が自分で選んだものを口にするようになるまでは、子供の体は親が食べさせたものでできています。
健康の源になる食生活。
これから先も豊かに「食」を楽しめるように、ぜひ「調味」に気を配ってみてくださいね。

\\ 『離乳食』の全てがわかるまとめ記事 //

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2016/10/12

離乳食

赤ちゃんのはじめての離乳食!これさえ読めばあなたも離乳食マスター

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