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ママ悲しい…貝のように口を開けない赤ちゃんの離乳食の進め方

初めての子育ては、不安なことがいっぱい!
特に、離乳食が始まると、これまで以上に悩みが増えますよね。

うちの長男が離乳食を始めた頃、私もかなり悩みました。
長男は離乳食を食べるのを嫌がり、口を開けてくれなかったのです。

せっかく作ったのに、何がいけなかったんだろう…?
私は料理が好きで、離乳食作りも苦になりませんでした。
食材や調味料にもこだわり、安心で安全なものを選んでいました。

それなのに…
「せっかくの努力が水の泡」
とは正しくこのこと。
何度涙を飲んで、作った食事を捨てたことか。

今回は、そんな私の苦い経験をもとにしながら、「口を開けない赤ちゃんの対処法」を一緒に見ていきましょう。

離乳食を始めるのはいつ?

離乳食は一般的に、5ヶ月頃からスタートさせる、といわれています。
しかし、実際には個人差があります。
本来は、赤ちゃんの消化器官の発達を考慮して時期を決めます。

とはいうものの、消化器官の発達なんて、目に見えないですよね。

大丈夫。
ちゃんと目安があります。
赤ちゃんの行動から判断すると良いのです。

わかりやすい「7つの目安」

具体的に、どんな行動が見られたら離乳食OKなのか、例を挙げてみましょう。

  1. 四つん這いになって、移動ができる。
  2. 自分でおすわりができ、背筋がピンと伸びている。
  3. 生活リズム(眠る時間、ミルク・母乳の時間)がだいぶ安定してきた。
  4. パパやママが食べている様子を見て、手を伸ばしてくる。
  5. 食べ物を口元に持っていくと、口を開ける。
  6. 食べ物を見て、ヨダレを垂らしたり、口をもぐもぐ動かしたりする。
  7. スプーンなどを嫌がらず、口にくわえられる。
    「哺乳反射」という赤ちゃん特有の反射が強ければ、スプーンを口から押し出してしまいます。
    その場合はまだ、離乳食開始の時期ではありあません。

いかがでしょう?
上記の7つの項目がすべてクリアできていたら、離乳食をスタートしても問題ありません。
1つでも気にかかることがあれば、慌てる必要はないので、もう少し待つといいですね。

赤ちゃんが口を開けない理由

さて、ここからが本題です。
私が手を焼いた、長男の「ハマグリのように口を閉ざす作戦」は、一体何が原因だったのでしょう?
私の方が閉口しましたが、よくよく考えると、ちゃんとした理由があったのです。
これにも個人差があり、赤ちゃんの個性も影響します。
具体的にご紹介していくので、あなたの赤ちゃんには、どれが当てはまりそうか見てみてください。

初めて食べる

初めての食材は、赤ちゃんにとっては異物です。
赤ちゃんの口の中はとっても敏感。
ですから、少しでも「あ、これイヤだ!」と思うと、絶対に口を開けません。

これは、赤ちゃんが自分で自分の身を守っているからです。
決して、「ママ、マズイ」といっているわけではないのです。

食感やのどごしがイヤ

大人でも食感の好みがあるように、赤ちゃんにもそれぞれ好みがあります。
離乳初期でよく使われるのはイモ類ですが、イモ類はモサモサしていますよね。
この「モサモサ」を嫌がる子はけっこういます。

また、お粥も少しずつお水の量を減らしていきますが、お米の粒の感触を嫌がる子もいます。
今まで、母乳やミルクなど、サラッとしたものしか口にしたことがなかったのですから、仕方ありません。

スプーンの感触がイヤ

スプーンの素材は色々あります。
離乳食用の食器セットについているスプーンでも、嫌がる子はいます。
また、ステンレスの冷たい感触を嫌がる子もいます。
スプーンは幅があるので、それが口に入ること自体が嫌な子もいます。

お腹が空いていない

これはとても根本的な要素です。
お腹が空いていなければ、食べないのは当然。
ミルクや母乳で十分足りていれば、離乳食には見向きもしません。

いつもと環境が違う

食事の場所は、いつも決まっていますか?
赤ちゃんにとって、日常生活の中の行動を、ある程度決まった場所ですることはすごく大切です。
たとえば、オムツはいつも同じ場所で替える。
ミルク・母乳はいつも同じ場所で飲む。
お昼寝はいつも決まったところでする。
夜寝るときもいつも同じ場所。

「ここに来たから、オムツを替えてくれるんだな」
「このお布団は私のお昼寝の場所」
というように、いつも同じ風景の中で、決まった行動をすることで、赤ちゃんは学習していきます。
食事も例外ではありあません。

食べさせ方が違う

「いつもと環境が違う」と少し重複しますが、例えばいつもはママだけど、今日はパパが食べさせた…というようなことです。
保育園に通っている赤ちゃんなら、なおさらこういうことが起こりやすいでしょう。

保育園では、この辺はしっかり守って赤ちゃんを預かってるようです。
つまり、食べさせる人も、食べさせる場所も大抵いつも同じです。
食べさせる時に、口に運ぶタイミング、スプーンを口から抜くタイミングなど、色んな点でバラバラだと、赤ちゃんも気がそれてしまいます。

もともと少食

まともに食べ始める前から、少食なんてあるの?
と思われるかもしれませんが、あります。
ミルクや母乳を少し飲んだだけで満足していますか?
飲んだあと、4時間程度の間隔が空きますか?

もし両方イエスなら、少食の子です。
発育に問題がなく、排泄もスムーズであれば、特に健康上の問題はありません。
一つの個性だと捉えましょう。

その気がない

赤ちゃんはまだ、食べ物に興味がない場合です。
前述の、「離乳食を始める場合の7つの目安」を満たしていないことが原因です。
離乳食初期であれば、食事の目的は「栄養」ではありません。
安心して離乳食を中断して、大丈夫です。

口を開けない赤ちゃんの対処法

では、前項に挙げた「口を開けない理由」の対処法を考えましょう。

初めて食べるもの

初めて見る食べ物に、慎重になっているのです。
きっと、注意深い性格なのでしょう。
慌てて食べさせる必要はありません。

今日食べなければ、また別の機会に試しましょう。
目の前で、ママが食べてみる…というのもひとつの手です。
赤ちゃんは安心すれば食べてくれます。

食感を嫌がる

硬さはどれぐらいにしていますか?
しっかり裏ごししていますか?
裏ごししたあと、水分を足していますか?

離乳初期の食材は、煮崩れするぐらいまで茹でることが基本です。
そこまで茹でて裏ごししても、イモ類であれば後味でザラついた感じが残ります。

出汁や白湯でのばして、なおかつママが食感を確かめてみてください。
「この子は、この食感だと食べないのね」
という基準がわかります。

また、食材を冷凍保存している場合、食感が違ってきます。
特にイモ類は、色素が壊れて何ともいえない、シャリシャリした感じになってしまいます。
食材にあった保存方法を取り入れ、おいしく食べられる工夫をしましょう。

スプーンを嫌がる

離乳食を始める前の段階で、スプーンに慣れさせておくことが有効です。
お茶や果汁など、スプーンで飲むようにしておけば、少しずつ慣れていきます。
その段階で、ステンレスを嫌がる…とか、シリコンはダメみたい…とか、ある程度のことがわかります。
いろいろな素材で試してみてください。

私の友人の子は、木製のスプーンでやっと食べてくれたそうです。

それでもダメな場合もあります。
離乳初期は唇と舌を上手に動かすことができません。
ですから、先端が湾曲しているスプーンは食材を口の中に取り込みにくい…ということも考えられます。

離乳初期専用の、先端がフラットなスプーンもあるので、そちらも試す価値ありです。
我が家の場合は、どれもダメだったので、結局お箸を使いました。
いろんな子がいますから、ママも根気よく色々試してみてください。

お腹が空いていない

当然といえば当然です。
この場合、生活リズムを見直す必要があるかもしれません。
厳しいことをいうようですが、泣いたら母乳やミルクをあげていませんか?

何を隠そう、私がそうでした。
とりあえず、飲ませておいたら大人しくなるので、ついつい飲ませていました。

これでは、生活リズムをつくるどころか、ママの生活リズムが赤ちゃんに振り回されてしまいます。
起床、授乳、午前睡、午後睡、入浴、就寝…など、1日の流れの時間を決めてみましょう。
特に授乳は、4時間程度の間隔を空けるように心がけます。
そうすることで、赤ちゃんの空腹時間を把握しやすくなり、結果として食事の時間が定まります。

食事の場所や方法がマチマチ

食事はいつもと同じ環境で食べるようにしましょう。
「ここに座ったら、美味しいものが食べられる」
ということを覚えてもらうのです。

器も、できるだけいつもと同じものを使います。
赤ちゃんにとっては、「いつもと同じ」=「安心」なのです。
安心すれば、食事に集中できるようになります。

食べさせるときの姿勢やエプロンも、できるだけ同じにしましょう。
パパにも協力してもらって、食べさせるのがママじゃなくても大丈夫なようにしておきたいですね。

少食の赤ちゃん

無理に食べさせる必要はありません。
少食の赤ちゃんでも、お腹がすいていれば必ず食べてくれます。
「お腹が空いていない」の項目に戻り、生活全体を見直すと解決するかもしれませんよ。

食べる気がない

その気がないのに、無理やり食べさせる必要はありあません。
離乳食開始の目安を満たしていなければ、もう少し待ちましょう。
食べることに興味のない赤ちゃんも、成長とともに必ず食べるようになります。
体が栄養素を要求するからです。
時期は必ずやってきますから、焦らなくて大丈夫です。

これはタブー!

「食べないよりは、いいかな?」
と、いろいろ試すママもいるかもしれません。
でも、健康的な食生活につなげるために、注意しておきたい点がいくつかありあます。

別の時間にオヤツを食べさせる

離乳食は、「かむ」・「飲み込む」の機能訓練を兼ねています。
また、様々な食材に慣れ、将来の豊かな食生活の基盤を作る大事な役割を担っています。
食べないからといって、安易に赤ちゃん用のオヤツを与えると、食事の習慣をつけることは難しくなります。
お腹が空くまで食べさせず、食事をするチャンスを待ちましょう。

糖度の高い果物を食べさせる

甘いものなら食べるからといって、ぶどうやメロンなどの糖度の高い果物を食べさせてはいけません。
赤ちゃんの味覚は敏感で、特に甘味に対して強い反応をします。
一度、強い甘味を覚えると、それより薄い味には反応しなくなります。

また、糖は赤ちゃんには負担が大きいため、お勧めできません。
赤ちゃんの健康面を考え、健全な味覚を育てるためにも、甘味の強い果物は控えましょう。

食事の時間に無理に口に入れる

食事の時間に、無理に口に入れることもしてはいけません。
食べたくないのに口に入れられると、食事が楽しくなくなります。
「食事」=「美味しくて楽しい」と感じてもらうためにも、無理に食べさせることはしないでください。

「食べてくれないと健康状態が心配…」
と思うママもいるかもしれません。

でも、離乳食の目的は、栄養補給ではありません。
離乳食からの栄養補給の割合を、時期別に見ると以下のようになります。

・初期: 10~20%
・中期: 30~40%
・後期: 60~70%
・完了期: 75~80%

こうして見ると、すべて食事から補っているわけではないことがわかりますよね。
母子手帳に記載のある、成長曲線の範囲から外れない限りは、特別な対応は必要ありません。
どうしても心配な場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。

赤ちゃんが元気で、機嫌が良く、よく眠り、よく飲み、よく遊び、よく出す。
という状態であれば、心配しなくて大丈夫です。

口を開けないのは一時的なもの

赤ちゃんが食事の時に口を開けない理由は色々あります。
一つずつ心当たりを探ってみて、根気よく改善していきましょう。

思い通りにならないと、ママも心が折れそうになるかもしれません。
でも、一時的なことなので、長い目で見て、赤ちゃんの「今の状態」をよく観察してあげてください。

そのうえで不安なことがあれば、かかりつけ医や自治体の保健師さんに相談してみましょう。
意外と、同じ悩みを持ったママの話が聞けるかもしれませんよ。

私も同じことで悩んだ母親の一人です。
私を悩ませた長男も、今は中学生。
どんぶりでご飯を食べるようになりました。

あなたの赤ちゃんも、きっと「ママ、美味しいね」といってくれる日がきます。
それを励みに、乗り切っていきましょうね。

\\ 『離乳食』の全てがわかるまとめ記事 //

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2016/10/12

離乳食

赤ちゃんのはじめての離乳食!これさえ読めばあなたも離乳食マスター

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