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待って!離乳食を食べない赤ちゃんにサプリメントを与える前に知っておくべきこと

不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養を補給するサプリメントを、習慣的に飲む大人はとても増えています。
サプリメントには色々な種類があり、今は赤ちゃん用も売られています。

でも、「赤ちゃんにサプリメントは危険では?」と、日本では不安や抵抗を感じる方も多いのが現実。

赤ちゃんにサプリメントを与える前に、知っておきたい基礎知識について見ていきましょう。

離乳食とは


赤ちゃんのサプリメントを考える前に、まずは「離乳食」というものについての意義を考えてみましょう。

目的

離乳食とは赤ちゃんが、ミルクや母乳以外の食べ物に慣れていく「食べる練習」です。
目的は、大きく分けると3つあります。

  1. 栄養補給
  2. 味覚の発達させる
  3. 噛むことの練習

離乳というのは授乳からいきなり固形の食べ物に変えることではありません。
離乳初期、中期、後期、完了期と徐々にステップを踏みながら、赤ちゃんが最終的に大人と同じ食事をする練習をしていきます。

また離乳の時期は、親が赤ちゃんの発育や発達を見るという目的もありますので、ただ「授乳」を減らしていくだけではないのです。

重要性

離乳食には様々な重要性があります。
赤ちゃんは日々成長をして、寝ているだけの時期から徐々に寝返りをうったり、はいはいをするなど運動量も増えていきますよね。
すると母乳やミルクだけでは、体の発育に必要な栄養が足りなくなってしまいます。

また、ごくごくミルクを飲むことから、「噛む」という練習をはじめ、あごや顔の筋肉を鍛えていく意味もあります。
さらに固形物を食べて、胃腸機能を発達させ消化吸収する力も育っていきます。

このように、離乳は食べることの練習という意味がありますが、さらに美味しいもの嫌いなものなど、味覚を発達させるという大切な意味もあります。

離乳食が進まない赤ちゃん

はじめてのママの悩みで多いのが、離乳食にまつわること。
赤ちゃんがなかなか食べてくれない、というのは多くの方が経験していますよね。

栄養不足が一番の悩み

離乳食を食べない一番の心配は、栄養不足。
本来は離乳食を開始すると、徐々に授乳の回数も減り始めていきます。
しかし赤ちゃんによっては、なかなか離乳が進まない場合もありますよね。

離乳初期は母乳やミルクをたっぷりと

そこでまず覚えておきたいのは、離乳食を開始してからの授乳は、赤ちゃんが欲しがるだけ与えることが基本。
特に母乳の場合は、胃腸の消化機能を活発にする働きもありますので、食後やおやつの時間に与えても大丈夫です。
ぐずった時もミルクや母乳は欠かせませんよね。

離乳中期から少し意識する

しかしこれだけでは、赤ちゃんに必要な栄養は不足してしまいます。
離乳初期はまだまだミルクや母乳が栄養のメインになっていますが、中期からは離乳食も赤ちゃんにとっては栄養の一部になります。
なかなか離乳食を食べてくれない場合ですが、元気にすくすく育っているようであれば、それほど心配はありませんよ。

ミルクや離乳食の量は個人差があり、食べる量が少なくても、その子にとっては適量で足りている場合がほとんどです。
しかし、いつまでも授乳だけに頼るのは、赤ちゃんが貧血になりやすくなるなど、健康上の不安もありますよね。

そこで離乳食をあまり食べない赤ちゃんには、栄養バランスのとれた離乳食を少量でも与えることが大切です。
また授乳のタイミングを食前から食後に変えるなど、お腹がすくタイミングを掴んでみましょう。

不足しがちな栄養

離乳がうまく進まないと栄養不足が心配になります。
赤ちゃん用のサプリメントも増えてきましたが、できるなら食べ物で栄養補給したいと考えるママが多いですよね。

まず、知っておきたいのが離乳食で不足しがちな、鉄分とカルシウム。
それぞれの役割について見ていきましょう。

鉄分

生後9ヶ月以降になると、赤ちゃんの発育には鉄分が必要になります。
血液を作るために大切な栄養素で、バランスの悪い離乳食や、食が細い赤ちゃんの場合は、貧血などのリスクも高くなってしまいますよね。
鉄分は体の中で作れない栄養のため、食べ物から補う事が必要です。

カルシウム

骨や歯の生成に必要なカルシウムは、赤ちゃんが健やかに成長するために、とても大切な栄養素です。
精神を安定する働きや、血液の凝固作用などもありますので、赤ちゃんの健康バランスにも欠かせません。
大人の食事と同様に、栄養バランスを考えて離乳食作りをすると安心ですね。

また、離乳食は食物繊維を摂取するためにも大切なこと。
食物繊維は腸内の善玉菌を増やして、消化吸収の機能を整えてくれます。
離乳が始まると便秘をする赤ちゃんも多いので、食物繊維も上手に取り入れたいですね。

食べさせる工夫

赤ちゃんの離乳食は、ミルクや母乳だけでは足りない栄養補給をする、大切な意味があります。
離乳中期以降になると、食べられる食材もどんどん増えていくため、カルシウムや鉄分などは食べ物から十分に補うことができます。

離乳食をぱくぱく食べてくれない赤ちゃんには、以下のような点をちょっとだけ意識してみましょう。

スプーンの材質を変える

金属の冷たい温度が嫌で食べなくなる場合があります。
スプーンを金属製からプラスチック製に変えてみてください。
赤ちゃんが好きそうな、キャラクターもののスプーンもいいかもしれませんね。 

なるべく空腹にする

食べる前の授乳をしないでおきます。 
食が細い子の場合はミルクだけでお腹一杯になってしまいます。
逆に、ちょっと飲ませてからの方がよく食べる、という子もいるようです。
どちらかを試してみましょう。

生活のリズムを整える

大人は何もしなくても、食事の時間になると自然にお腹が空きますね。
赤ちゃんにも、離乳食を与える時間を決め、リズムをつけることは大切です。
毎日同じ時間に、食べても食べなくても離乳食を与える時間を決めましょう。

調理法を工夫する

赤ちゃんが嫌いな食材の、調理方法を変えてみましょう。 
栄養不足にならないよう、栄養価の高い食べ物で、赤ちゃんが嫌いな食材は、スープやおやつとして与えるなど工夫してみましょう。

発達に合わせて離乳食を進める

離乳は月齢の目安でなく、発達に合わせましょう。 
月齢ごとの目安をしっかり守る必要はありません。
赤ちゃんの発育に合わせてあげましょう。

サプリメントについて

これまで離乳食について書きましたが、ここで少しサプリメントについて考えてみましょう。

前にも述べましたが、色々な要因により、赤ちゃんが栄養不足になる可能性があります。
サプリ大国である海外の国では、栄養補給として赤ちゃんにサプリメントを与えることは、日本のように抵抗はないようですね。

考え方の違いといえば、最近話題になった「液体ミルク」ですが、欧米などではとても一般的なもの。
普通にスーパーでも購入できます。
フィンランドでは粉ミルクでなく、液体ミルクが主流になっています。

液体ミルクは粉ミルクを作るような手間がなく、すぐに使える便利な点がメリット。
粉ミルクよりも栄養が体内で吸収されやすい、携帯しやすい、常温管理ができるなど便利な点がいくつもあります。
しかし日本では厚生労働省の許可が下りていないため、国内メーカーが意欲的に製造しない背景があるのです。
液体ミルクは災害時の対応もできるため、国内では賛成派により、液体ミルク導入の署名活動なども近年行われています。

日本は欧米と比較すると、サプリメントに対する意識は若干違います。
赤ちゃんのサプリメントとなると、さらに抵抗を感じる方も多いですよね。

しかし、赤ちゃんによっては、離乳食をスタートしてもなかなか食べない場合もありますし、好き嫌いが多い子や食が細いなど、栄養バランスは個人差がでてしまいます。
赤ちゃんのサプリメントには不足しがちな鉄分やカルシウム、またビタミン類もバランスよく配合されていますので、離乳の栄養補給のサポートして使用する目的があります。

特にビタミン類は野菜嫌いな赤ちゃんに不足しがちな栄養素。
肌や免疫システムを強化するために大切な働きをしていますので、バランスのよい食材が食べられない時にも、赤ちゃん用のサプリメントが使われる場合があります。

このように、赤ちゃん用のサプリメントにはメリットはありますが、本来は栄養サポートとして使うもの。
離乳は栄養補給以外にも「噛む」ことや「食べる」楽しみもありますので、できるだけ離乳食で栄養バランスをとることが理想ですね。

栄養補給は食べ物で

「食べる」ことは私達が生きていくうえでとても重要です。
噛む練習は脳の発達にも関係していますので、離乳食は赤ちゃんの発育にあらゆる意味と役割があるのです。
赤ちゃんが私達大人と同じような食事が出来るようになるよう、練習させましょう。

海外では一般的に使用されているサプリメント。
日本でも徐々に導入の動きがあるようですが、必ずしも赤ちゃんに必要なものではありません。
離乳食の代わりになるものではありませんし、何より本来の離乳の様々な目的を果たすことができないですよね。

赤ちゃんが離乳食を食べないから…と、安易に与えるものではありません。
赤ちゃんの発育を見ながら、医師と相談した上で考えましょう。

\\ 『離乳食』の全てがわかるまとめ記事 //

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2016/10/12

離乳食

赤ちゃんのはじめての離乳食!これさえ読めばあなたも離乳食マスター

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