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赤ちゃんの貧血は危険?!離乳食で鉄分を上手に補う方法

生まれたばかりの赤ちゃんは、最初はお母さんからのおっぱいやミルクで育ちます。
しかし、5ヶ月頃になってくると、それだけでは栄養が足りなくなってきます。
そこで、食物によって栄養補給をする必要が出てきますが、もちろん最初から大人と同じメニューは食べることができませんね。
赤ちゃんの口や胃腸を、少しずつ食べ物に慣らしていくために必要になってくるのが、離乳食です。
食事の練習ですね。
練習を重ねて、9ヶ月頃になると色々なものが食べられるようになります。
食べ物の好みがでてくる時期でもありますね。
たくさん食べる子もいれば、おっぱいが大好きであまり食べない子もいます。
特に小食の子は、栄養が足りているのか心配になりますよね。
たいていはお母さんの取り越し苦労なのですが、実際に検診で貧血を指摘される赤ちゃんも多いのです。
どうして赤ちゃんは、貧血になるのでしょう?
貧血になってしまうとどうなるのか、原因や対処法について調べてみました。

なぜ赤ちゃんが貧血になるの?

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赤ちゃんはどうして貧血になるのでしょうか?
お母さんのお腹の中にいる頃、妊娠8ヶ月くらいから、赤ちゃんにはたくさんの鉄分が送られます。
それを「貯蔵鉄」といいます。

おっぱいやミルクだけで成長していく赤ちゃんは、体の中に鉄をため込んで生まれてきます。
その貯蔵鉄のおかげで、生後9ヶ月頃までは、離乳食からしっかり栄養が取れなくても、鉄分はまかなえる仕組みになっています。
しかし、しっかり貯蔵鉄をもって生まれた赤ちゃんでも、9ヶ月以降になると足りなくなってきます。
そして、離乳食がうまく進まないと、鉄分が足りなくなり貧血になってしまうことがあるのです。
ということで、あまり食べない子や、好みに偏りがあったりする赤ちゃんは注意が必要です。

また、貧血の原因として、牛乳をたくさん飲む赤ちゃんも、注意が必要な場合があります。
牛乳が大好きで、食事と一緒にたくさん飲む赤ちゃんもいますよね。
しかし、牛乳に含まれるカルシウムやリンには、離乳食に含まれている鉄分の吸収をおさえてしまう働きがありとされています。

他の食材でしっかり鉄分をとっていても、充分な量を吸収できなくなってしまうのです。
これは牛乳貧血といわれており、牛乳が原因の鉄不足の状態です。
牛乳は栄養価の高い飲み物ですが、飲み過ぎには注意してあげてくださいね。

貧血になるとどうなるの?

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貧血になると、脳や体全体に酸素を運ぶヘモグロビンが足りなくなってしまいます。
そして、体内の臓器や細胞が酸欠状態になり、その機能が低下してしまいます。
貧血になってしまうと、ちょっと運動しただけでも疲れてしまったり、集中力がなくなってしまったり。
お母さん自身も貧血になった経験がある方はいらっしゃるでしょう。
少し階段を上っただけで息切れがするという、とても辛い症状なんです。

また、免疫力も下がりますので、風邪など感染症にかかりやすくなります。
お母さんが赤ちゃんの様子を見ていて下記の症状がみられます。

・元気がない
・怒りっぽい
・集中力がない
・瞼の裏が白い

などの症状が見られたら、貧血かもしれません。
元気がなかったり、集中力がなかったりするのは、赤ちゃんの機嫌が悪いだけで、判断するのは難しいかもしれません。
一番簡単な確認方法は、瞼の裏の色を確認することです。
あかんべーをさせて、瞼の裏側が白っぽくなっていたら、貧血かもしれません。
だいたい、生後6ヶ月~1歳半くらいの子に多く、全体の10%くらいのお子さんが鉄分不足による貧血になるといわれています。
鉄分を積極的に離乳食に活用して、貧血を予防しましょう。

鉄分を多く含む食品

貧血の予防と対策には、鉄分を含む食品を離乳食からとる必要があります。
どんなものに鉄分が多く含まれているのでしょうか?

肉類

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お肉では、やはりレバーですね。
特に豚のレバーは鉄分が多く含まれていることでよく知られています。
ただし、レバーのとりすぎは体によくありませんので、注意してあげてくださいね。
他にも、豚肉、牛肉、鶏肉にも鉄分は含まれています。
特に、豚や牛の赤身の部分には吸収の良い鉄分が含まれているので、レバーが苦手なお子さんにおすすめです。

魚介類

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お魚にも鉄分の多い食材があります。
イワシや煮干しやシラス干し、マグロやカツオなどの赤魚にも多く含まれています。
煮干しはおやつ代わりにポリポリと食べさせても、鉄分補給ができるのでおすすめです。
アサリやシジミなどの貝類にも多く鉄分は含まれていますが、離乳食にはあまり向きませんね。

野菜類

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野菜は、ほうれん草や小松菜、モロヘイヤなどが鉄分を多く含んでいます。
特にほうれん草は、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCも含んでいますので離乳食にはぴったりです。

その他

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他にも、枝豆、そら豆、納豆などの豆類や、のり、ヒジキなどの海藻類、高野豆腐、ゴマなども、鉄分補給にはおすすめの食材になります。

鉄分といえば、レバーと思いがちですが、実はいろいろな食材に鉄分は含まれています。
また、ほうれん草のところでも少し触れましたが、ビタミンCは鉄分を効率よく吸収するための重要な栄養素になります。
果物やジャガイモ、レンコン、サツマイモなどにも多く含まれていますので、合わせて料理するとバランスも良くなります。
さまざまな食材をまんべんなく取り入れて、栄養たっぷりの離乳食を作ってあげてくださいね。
これらの食材の取り入れ方、工夫についてみていきましょう。

離乳食で鉄分を補う方法

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鉄分が多く含まれている食材についてわかったところで、次に補うための工夫について考えましょう。
まずは主菜、副菜、デザートなどにバランスよく食材を取り入れていきましょう。
小松菜などのあまりクセのない野菜は、他の食材との相性がいいので、ペーストにしたり、ゆでた後に細かく切ってあげるといいでしょう。

また、高野豆腐は離乳食初期から使える優秀食材です。
すりおろして粉状にしたものを、ごはんやうどんにかけたり、お味噌汁の中に入れたりしてみましょう。
味がほとんどないのでどんなものにでも合いますし、粉状になっていますので毎食なにかに振りかけたり、混ぜたりして鉄分を補給できます。

他にも、ヒジキなら芽ヒジキが食べやすくておすすめです。
煮物にしてもいいですし、ゴマやかつおぶしと合わせてふりかけを作っておき、ごはんの上にかけて食べてもいいですね。

お魚は赤身の部分をしっかり火を通してから、ほぐしてあげましょう。
パサパサして食べにくそうだったら、とろみをつけたり、ハンバーグなどに混ぜてもいいでしょう。

また、市販のベビーフードを使うのも良い方法の1つです。
レバーなど調理のしにくいものは、ベビーフードを使いましょう。
栄養のバランスもしっかり考えられていますし、赤ちゃんが食べやすい状態に調理されていますので、安心して食べさせてあげることができます。
市販のものを手作りの離乳食に混ぜて使ってもいいですね。

離乳食以外で補う方法

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離乳食以外からも鉄分をとる方法はあります。
例えば、フォローアップミルクです。
ただし、鉄を多く含んだフォローアップミルクを赤ちゃんに飲ませても、赤ちゃんの体が吸収できるのは、そのうちの約10%といわれています。
それに対して、母乳に含まれる鉄分の吸収率は約50%です。

母乳育児をしている場合は、鉄分を補給するという目的でフォローアップミルクに切り替えるのは、必要はないといえるでしょう。
お母さんの食べたものがおっぱいとなって赤ちゃんにいくわけですから、離乳食だけでなく、お母さんの食事も鉄分豊富なものにしてくださいね。
もちろん、お母さん自身にとっても鉄分はとても大事な栄養素です。
赤ちゃんのためにもしっかり栄養補給して、鉄分豊富なおっぱいを赤ちゃんにあげてくださいね。

また、赤ちゃんが大好きなおやつのなかにも、鉄分が豊富に含まれているものがあります。
この時期のおやつは、栄養補給の1つですから、鉄分を含んだお菓子を食べさせるのもいいですね。

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他には調理するのに鉄のフライパンを使うと、食材に鉄分がうつりますので、鉄を含まない食材でも鉄分補給ができる離乳食を作ることができるといわれています。

また、小食でなかなか離乳食を食べてくれなかったり、好きなものが偏っていて、栄養豊富な離乳食を作っても食べてくれなくて心配になってしまうお母さんもいるでしょう。
そういう子の場合は、早めに病院に連れて行って、鉄剤を出してもらいって赤ちゃんに飲ませるようにしましょう。
ただし、薬の飲み過ぎは危険ですので、医師の指示に従って飲ませてくださいね。
もちろん、鉄剤を飲んだから安心というわけではありません。
普段の食事から、なるべく鉄分が多くとれるように工夫してあげましょう。

貧血は成長の証

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赤ちゃんが貧血になってしまう理由、鉄分の不足とその解消方法についてお伝えしました。
赤ちゃんの鉄不足による貧血、実はよくあることです。
でも、貧血と診断されたとしても、1歳半になるまで、もしくは貧血と診断されてから3ケ月以内に適切な治療をすれば、成長への影響は少ないと言われています。
必要な鉄分が足りないということは、それだけ体が急速に成長しているということ。
離乳食をあまり食べてくれないと心配になるかもしれませんが、病気がちでもなく、よく遊ぶようなら大丈夫です。
だんだんと動く量も増えてきますからお、腹も空いて食べるようになります。
赤ちゃんのペースに合わせて、焦らずに見守ってあげてくださいね。

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2016/10/12

離乳食

赤ちゃんのはじめての離乳食!これさえ読めばあなたも離乳食マスター

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