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予防接種の同時摂取は危険?同時摂取をするときに絶対知っておくべき事。

生後2カ月から始まった沢山の予防接種。スケジュール通りに進めなければと、いろいろ頭をつかって考えていらっしゃるころでしょうか。そんな忙しい赤ちゃんの為に、最近主流になりつつあるのが同時予防接種ですが、安易に行うと危険だということをご存知でしょうか?

ここでは予防接種を同時接種にする際に知っておくべきことをまとめています。

そもそも同時接種って何?どうしてするの?メリットは?

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同時接種というのは、予防接種のワクチンを1回の通院で2種類以上接種することです。なぜ同時に接種するのかというと、今現在0歳児の子たちがやらなければいけない予防接種の数はとても多く、種類は6~7種類、回数にすると15回以上になり、一回一回間を空けると時間が非常に掛かってしまう為です。

また1種類ずつ1~4週間時間をあけてやっていくと、まだ予防接種をしていないうちに本当に自然にその病気にかかってしまう機会が増えてしまうことがあります。同時接種には、その機会が減り出来るだけ早いうちに予防接種を済ますことができるという利点があるからです。

また、接種を忘れてしまうということが減ります。実際どの年齢でも同時接種は可能で、月齢の低い子ほど同時接種をして、はやく病気の危険性から逃れられるようにしてあげたいものです。

赤ちゃんの予防接種で同時接種の危険性が言われるのはなぜ?

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何年か前に、乳児が同時接種後に死亡するような事故がありました。その当時は、海外では同時接種は当たり前でしたが、日本では単独接種で地道に時間をかけて接種していくという方法がまだ主流だったんです。

当時専門家の見解をしっかり聞かず報道が先に加熱してしまったせいか、その報道をみた一般の人たちは、同時接種は死に至るのような間違ったイメージを持ってしまったことが原因です。後回しになってしまった専門家の解説で、ようやくそれが誤解であったことを報道関係者が認めた感じになりました。

因果関係はないということがわかったんです。実はその頃実際私も子供に同時接種をさせようと小児科に行った時、病院によっては同時接種しないで単独のほうが安全だという医師と、同時接種是非しましょうという医師がいて、混乱したのを覚えています。

現在は、そこの内容がしっかり議論されたのか安全性も認められていて、同時接種がどんどん進められてきており、海外から比べてかなり後れをとっていた日本の予防接種も、少しずつ進歩してきているといってもいいと思います。海外から見ればようやく、といった感じですが。

4種類や5種類のワクチンを一度に接種するのって大丈夫?

結論から4種類や5種類のワクチンを一度に接種するのはまったく問題ありません。

日本小児科学会の文献で

・複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はない
・複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種してそれぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない。
・同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。
日本小児科学会の予防接種の同時接種に対する考え方

と記載されいます。

また、その利点として、
・各ワクチンの接種率が向上する
・子供たちがワクチンで予防される疾患から早期に守られる
・保護者の経済的時間的負担が軽減する
・医療者の時間的負担が軽減する
と書かれたものがあります。

上記の通り、一つずつ時間をかけて単独接種をしていくよりも何種類でも原則大丈夫であるのと、ワクチンどうしが悪さをしたりワクチンを一度に何本接種してもお互い効果が薄れたりしないのだから、何度も病院に行かなくて済む同時接種はママにとっても時間的にかなり負担が軽くなるのではないかなと思います。

そして、早く免疫をつけるために赤ちゃんにとっても、メリットはたくさんあるでしょう。
もうひとつ覚えておいていただきたいことがあります。

同時接種の方法は、混合ワクチンと違って、一つの注射で複数のワクチンが入っている訳ではなく、1つ1つワクチンは別々の注射器に入れて、それを皮下(上腕か、太ももの外側の位置)に接種していきます。

3つを同時接種するためには、3回注射をするということです。4~5種類をするときは打つ場所が沢山になってしまいますので、接種部位の副反応が出た時に重ならないように、その部位を2.5センチ以上あけて接種します。

接種させに連れて行ったママさんが良く言うのは、「何本も注射をされるわが子を観ていると辛い」ということです。聞くとみんなそういうママさんが多いです。実はトータルの本数は単独で打ったものと変わらないんですよね。

単独接種みたいに来るたびに何度も泣かなくていいからと、割り切って接種にのぞまれるといいかなと思います。

海外の子供たちはどうなの?海外へ行く時には?

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海外では20年以上も前に、同時接種は安全だということがわかっていたため、月齢の早いうちから6種類同時接種など、当たり前のようにされてきています。
参考までにアメリカの生後2か月児が同時接種をする内容として
1.三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風)
2.ヒブ
3.小児用肺炎球菌
4.不活化ポリオ
5.B型肝炎
6.ロタウィルス(経口接種です)
の6つがあげられます。

更にドイツの生後3か月児は、
1.6種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳、不活化ポリオ、ヒブ、B型肝炎)
2.小児用肺炎球菌
があげられます。
6種混合ワクチンって日本では考えられないですよね。ですが海外ではこれが普通みたいです。

あとは、日本の赤ちゃんが海外に行くときに、予防接種について結構しっかりしていないといけない事項もあります。
渡航地域によって、接種がひつような種類が変わるのですが、大体はBCG、4種混合、麻疹、日本脳炎、時にはB型肝炎、黄熱病の予防接種が必要になります。

これも事前に渡航がわかっていれば、その渡航先の必要なワクチンを必ず調べて、逆算して同時接種で早めに終わらせておくことが望ましいですね。

同時接種の組合せってどうするの?

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では、どのワクチンから接種していけばいいのかな?と考えた時に、まずはその地域で流行っている、流行りそうな病気はなんだろう?と考えます。そして、赤ちゃんがかかってしまったら重症化しやすい病気ほど早めに接種してあげたいものです。

0歳児の接種内容で、流行りそうな病気はというと、百日咳は案外流行ることがあります。他は、1歳から受けることができるワクチンで、水痘やおたふく、麻疹など、地域で流行する病気があります。

重症化しやすい病気としては髄膜炎の病気です。ですのでヒブと、小児用肺炎球菌は、早めに接種しておきたいですね。ロタウィルスも、月齢の小さい子ほどちゃんと接種したいものなのですが、実は任意接種でお金が高いというのが曲者です。

生後6週から接種可能ですが、産まれてから14週6日(3ヵ月半すぎ)までに初回を接種しないといけないのです。
生ワクチンなので、これだけ単独で受けてしまうと、他の物を4週間あけないと接種できないのでオススメなのが

①生後2カ月のお誕生日が来たら、是非とも、「ヒブ、小児用肺炎球菌」ついでに2016年10月から定期接種になった「B型肝炎、ロタ」の同時接種。

②生後3か月になったら、「ヒブ(2回目)、小児用肺炎球菌(2回目)、B型肝炎(2回目)にプラスして、四種混合」を同時接種するといいでしょう。

③生後4ヶ月になったら、3か月の接種の4週間後にロタ(※)、ヒブ(3回目)、小児用肺炎球菌(3回目)、四種混合(2回目)
※ロタには種類によっては2回でいいものと3回のものとがあります

④生後5カ月では「4種混合(3回目)」のワクチンを受けた後一週間後以降に早めに「BCG」を受けるといいです。BCGが個別接種の地域ではこれも同時接種が可能なので覚えておくといいかもしれませんね。

同時接種で1カ月に1度、予防接種をしていくような流れです。やっぱり同時接種のほうがスケジュールを立てやすいなと思います。

まとめ

ここまで同時接種について詳しく説明をしてきました。読まれた後同時接種のイメージが少しいい方に変わったのではないかな?と思います。いちばん優先してあげたいのは、赤ちゃんが予防接種で防ぐことのできる病気にかからないようにしてあげることです。

そのためには、同時接種で一度に接種可能なワクチンを、なるべく月齢が早いうちにしっかり接種しておくのが大事になってきますね。

もし、ここをお読みになっても、同時接種に不安があるママさん、単独ワクチンでも、普通に接種していくことはもちろん可能ですし、効果も同じだけ得られますのでかかりつけの小児科で、しっかりお話をされてみてください。きっといいアドバイスが頂けると思います。

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