MUGYUU!ロゴ

2,480

学資保険を年末調整で控除する申請方法と書き方!

会社勤めの人はそろそろ年末調整の時期ですね。年末調整をすることで、この1年間に天引きされた所得税や住民税を再計算し、払いすぎた税金が戻ってくることがあります。

「1年に1度しかないので書き方を忘れちゃう」という人や「年末の慌ただしい時期に正直言うとちょっと面倒」と思っている人もいるかもしれません。でも会社に書類を提出するだけで税金が戻ってくるのですから申請をしないのは損です。

せっかく頑張って稼いだのに税金を払いすぎるなんて嫌ですよね。忙しくてもぜひ忘れずに申請しましょう。ところで年末調整で控除になるのは、死亡保険や医療保険が対象になることはご存知かと思いますが、学資保険も対象になるって知っていましたか?

学資保険は貯蓄のイメージが強いので、控除の対象にならないと勘違いしてしまって年末調整の申請に出さない人が意外に多くいるのです。今回は、学資保険を年末調整で控除するための申請方法を詳しくお伝えしましょう。

学資保険は年末調整で控除対象となります!

学資保険は意外と知られていませんが、生命保険料の控除の対象になります。
生命保険料控除は、保険の種類によって3つに分かれています。

①一般生命保険料控除:生存または死亡によって保険金や給付金を支払う保険料が対象になり、死亡保険や養老保険などがこれに当たります。

②介護医療保険料控除:入院や通院などによって給付される保険料が対象となり、医療保険やがん保険、介護保障保険、介護費用保険などが当てはまります。

③個人年金保険料控除:一定の条件を満たす場合、個人年金保険料が控除の対象になります。

この3種類の中で学資保険は「①一般生命保険料控除」に入ります。もし学資保険のほかに死亡保険や養老保険に加入している場合は、それらの保険料を合わせて計算します。

それぞれの種類ごとに所得税は最高4万円までの控除がありますので、3種類全てに当てはまる保険に加入している場合は、合計で12万円の控除が受けられます。住民税の場合は3種類全てに当てはまった場合、最大で7万円の控除が受けることができます。

学資保険がどうして控除の対象になるの?

f8e8a9fe30dc908c3cd66fa9f0d9524d_m
学資保険は保険料を支払う契約者が、万が一死亡した場合や、病気や事故などで介護が必要になるような高度障害になってしまった場合、それ以降の保険料が免除されるというシステムになっています。つまり学資保険は単なる貯蓄だけでなく、生命保険としての性質もあるため、生命保険料として控除の対象になるのです。

ちなみに学資保険の中には、がんと診断されたら以後の保険料を免除するという商品もあります。万が一自分に何かがあっても、子どものための教育費をしっかり残せるというのは安心ですよね。

学資保険を年末調整で控除する申請方法

22b7521c4c51345917c78c815e8c6810_m
加入している保険会社からは、そろそろ保険料の証明書がご自宅に届いている頃かと思います。年末調整で控除を申請するには、その証明書が必要になります。もし無くしてしまった場合は、急いで再発行してもらいましょう。

証明書には今年1年間に支払った学資保険料が記載されていて、所得税は最大4万円の控除を受けることができます。提出する書類は会社によって書き方が異なりますので、指示された通りに書き込み、学資保険の控除証明書を忘れずに添付しましょう。

あとは会社が手続きを行いますので書類を提出すれば作業は完了です。ちなみに、もし学資保険の契約者が夫の場合、妻の会社に提出しても控除は受けられませんのでご注意ください。

控除申請の書き方について

年末調整は年に1度のことなので書き方がよくわからないという人が多いと思います。そんな時は年末調整の書類を国税庁のホームページからダウンロードすることができます。

国税庁ホームページ

基本的には会社員の人は、会社の経理関係の部署から書き方の指導をされますのでその指示に従えば問題ありません。
自営業の人は、年末調整を受けることはできませんので、来年の2月16日から3月15日までの間に確定申告をする必要があります。

控除額の算出方法について

d3ee857bdab436a448729bbe9dfd0ebd_m

生命保険料の控除は平成22年度の税制改正で算出方法が変更になっています。平成24年1月1日以降に契約した保険から新制度の対象になります。それ以前に契約した保険は、旧制度の算出方法が適用になりますので、まずは保険を契約した日がいつなのかを確認しましょう。

旧制度と新制度で何が変わったかというと、生命保険料控除の種類に「介護医療保険料」が追加されたことによって、それぞれの控除額の上限が変更になっています。いくら控除されるのかは、所得税と住民税でそれぞれ算出方法が決まっていますのでご紹介しましょう

旧制度の所得税控除

年間に支払った保険料の総額 所得税の控除額
25000円以下 支払った保険料の全額
25000円超~50000円以下 支払った保険料×1/2+12500円
50000円超~100000円以下 支払った保険料×1/4+25000円
100000円超 50000円

旧制度の住民税控除

年間に支払った保険料の総額 住民税の控除額
15000円以下 支払った保険料の全額
15000円超~40000円以下 支払った保険料×1/2+7500円
40000円超~70000円以下 支払った保険料×1/4+17500円
70000円超 35000円

新制度の所得税控除

年間に支払った保険料の総額 所得税の控除額
20000円以下 支払った保険料の全額
20000円超~40000円以下 支払った保険料×1/2+10000円
40000円超~80000円以下 支払った保険料×1/4+20000円
80000円超 40000円

新制度の住民税控除

年間に支払った保険料の総額 住民税の控除
12000円以下 支払った保険料の全額
12000円超~32000円以下 支払った保険料×1/2+6000円
32000円超~56000円以下 支払った保険料×1/4+14000円
56000円超 28000円

学資保険のほかに死亡保険や養老保険に加入していた場合、保険料を合わせて計算します。
もし死亡保険だけで年間8万円以上の保険料を支払っていた場合は、学資保険を足しても控除額は、新制度の所得税の場合最大4万円になります。

控除額の計算例

年末調整で学資保険の控除を申請した場合、一体いくらくらい税金が戻ってくるのか、やっぱり気になりますよね。例えば1年間に支払った学資保険料が8万円を超えている場合で計算してみましょう。

平成24年1月1日以降に保険の契約をした場合は、新制度が適用になりますので、控除額は4万円です。所得税の税率はそれぞれの所得によって変わります。

課税される所得金額 税率
195万円以下 5%
195万円超~330万円以下 10%
330万円超~695万円以下 20%
695万円超~900万円以下 23%
900万円超~1800万円以下 33%
1800万円超~4000万円以下 40%
4000万円超 45%

例えば年間の所得金額が300万円の人の場合は、所得税率は10%になりますので、控除額が4万円で、戻ってくる金額は4000円になります。住民税の場合は、年間の保険料が5万6千円以上で2万8千円が控除額となります。

住民税の計算方法は自治体によって異なりますが、例えば税率が10%だった場合、戻ってくる金額は2800円となります。つまり合計で6800円税金が安くなるというわけです。

控除申請をし忘れてしまった場合について

06e543d4e789da7f2e8d7265e3ebec2f_m
うっかりして年末調整の締め切りに間に合わず申請が出来なかった場合、もうダメだとあきらめないで下さい。間に合わなかった場合でも税金を取り戻す方法があります。それは自営業の人と同じように確定申告をすることです。確定申告の期間は来年2月16日から3月15日です。
申請方法は直接税務署に書類を持っていくか、お住まいの地域の税務署に書類を郵送するか、またはe-TAXを使ってインターネットで確定申告する方法があります。仕事が忙しくて休めないという人は郵送やe-TAXが便利です。

確定申告の時期は税務署が混み合うため、分からないことがあったら事前に聞いておくとよいでしょう。

まとめ

学資保険の年末調整の仕方やどのくらい税金が安くなるのかが、お分かりいただけたでしょうか?学資保険は銀行に貯金するよりも高い利率でお金を貯めることができますので、さらに税金まで優遇されるのはうれしいことですよね。

学資保険の年末調整は忘れずに申請を行い、戻ってきたお金はぜひ子どものために使ってあげましょう。

RANKING

  • 本日
  • 週間
  • 月間

CATEGORY

こどものこと

ママのこと

年齢のこと

レシピ

動画

掲示板

商品を探す

RANKING

  • 本日
  • 週間
  • 月間

WRITER