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小さな子を持つママ必見!子どもの中耳炎の症状、原因、治療を解説!

子どもがかかりやすい耳の病気「中耳炎」。
中耳炎は、どんな子でもなる可能性があり、治療をおろそかにすると、繰り返し中耳炎になったり、生活に支障の出る難聴になったりすることがあります。
そのため、小さなお子さんを持つママには、ぜひ知っておいてほしい中耳炎の症状や原因、痛みの応急処置の方法などをまとめてみました。
まだ中耳炎になったことがないお子さんも、油断は禁物!ぜひ参考にしてくださいね。

中耳炎って何?

子どもがよくなると言われる中耳炎ですが、そもそもどんな病気なのでしょうか。

▼中耳炎とは
中耳炎は、鼓膜の奥にある中耳に炎症が起きる耳の病気です。生後6か月ごろから、小学生になるころまでの幼い子どもによくある病気の一つ。
中耳炎は、主に2種類に分けられます。1つは、痛みや発熱を伴う「急性中耳炎」、もう1つは、痛みはなく、中耳に浸出液が溜まってしまう「滲出性中耳炎」です。

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急性中耳炎の症状

1.耳の痛み

急性中耳炎の代表的な症状は、耳の痛みです。その痛みは、大人でもつらいほどの強い痛みです。小さい子の場合、あまりの痛さに、今まで元気だったのに、突然火のついたように泣き出すことも少なくありません。また、高熱を伴うこともあります。

2.耳の閉塞感

閉塞感とは、飛行機に乗ったときや、トンネルに入ったときになる耳が詰まったような症状です。子どもの場合、あまり自覚することはありません。

4.耳垂れ

中耳炎が悪化すると、鼓膜に穴が開き、中耳にたまっていた膿が、耳に流れます。これが耳垂れです。耳垂れが起こると、中耳内の圧が下がるので、痛みは軽減します。

中耳炎イラスト

急性中耳炎の原因

子どもの中耳炎の原因は、細菌やウイルスです。耳は、のどや鼻と「耳管」という管で繋がっています。大人と比べて、子どもの場合、耳管は、短く、そして太いのが特徴です。また、水平に伸びているので、細菌やウイルスが鼻から耳管を通って、中耳に入りやすく、出にくい構造になっているため、子どもは中耳炎になりやすいのです。

他にも、アレルギー性鼻炎や、プールなどで鼻から水が耳に入り込む、乳児の場合にはミルクの飲ませ方によっても中耳炎になることがあります。

急性中耳炎の受診の目安

中耳炎は、見た目からは判断できず、ママにとってもわかりにくい病気です。2~3歳くらいになれば、ある程度痛みを言葉で訴えることができるので、ママも判断しやすくなります。しかし、言葉の話せない赤ちゃんは、泣くことしかできません。
そんな時は、ママの出番です!こんな病気のサインがあれば、要注意です。早めに受診しましょう。

・機嫌が悪く、ぐずぐずしている
・鼻水が出ている
・耳をしきりに触る
・首をふる

中耳炎は、痛みがあっても救急を受診する必要はありません。夜間や診療時間外であれば、おうちで安静にして様子をみるようにして、翌日受診するようにしましょう。

子どもの中耳炎は小児科でもいい?

はじめて中耳炎になったとき、何科を受診するべきでしょうか?子どもの専門医のいる小児科?それとも、鼻や耳の専門医のいる耳鼻科?

・小児科でも耳の様子を確認してもらえます。
風邪などで小児科を受診したことのあるママならご存知かもしれませんが、小児科では診察の時に、耳の中もチェックしてくれます。これは、子どもは風邪から中耳炎になることが多いためです。そのため、近くに耳鼻科がない場合や中耳炎の明らかな症状がない場合には、小児科でも構いません。しかし、小児科で中耳炎と診断された結果、軽いものであれば、鼻炎の薬を処方されて、様子をみるように指示されることもあるようですが、耳鼻科の受診をすすめられるケースもあります。

・より専門的な治療をするなら、耳鼻科を受診しましょう。
耳の痛みや耳垂れなどがあり、中耳炎の可能性が高い場合には、耳鼻科を直接受診するのがおすすめです。早めに適切な処置を受けられるため、子どもの負担を減らすことができます。また、早期治療は、完治までの時間を短縮してくれます。

・あらかじめ耳鼻科を探し、一度受診してみましょう。
まだ、中耳炎にはかかっていない、お子さんを耳鼻科に連れて行ったことがないママは、あらかじめ近くの耳鼻科を調べておきましょう。先輩ママやママ友に聞いてみる、近所の耳鼻科をインターネットで調べてみるなど、あらかじめ知っておけば、もしもの時に焦らずに対応できますよ。また、可能であれば、耳掃除をお願いしたり、ちょっとした鼻風邪でもみてもらったりするなど、まずは受診してみてください。院内の雰囲気や医師の人柄などを確認しておくと、いざというときに迷わず受診することができます。

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痛みがないのに中耳炎?

これまでに解説した急性中耳炎は、症状が分かりやすいため、ママでも判断しやすいのが特徴です。しかし、実は、何の自覚症状もないため、子ども自身も全く気付かない中耳炎があるということをご存じですか?

ここでは、子どももママも気付かずになってしまう「滲出性中耳炎」について、解説します!

滲出性中耳炎とは

滲出性中耳炎は、中耳に浸出液と呼ばれる液体が溜まって起こる中耳炎です。痛みはありませんが、中耳に液体が溜まっているので、鼓膜の動きが悪くなり、聞こえが悪くなってしまいます。

滲出性中耳炎の原因

滲出性中耳炎で多いのが、急性中耳炎から移行するケースです。急性中耳炎が治るにつれて、炎症は収まりますが、しばらく中耳に滲出液が溜まった状態になります。この状態を滲出性中耳炎と言います。本来ならば、根気よく治療を受ければ、徐々に中耳の水は抜けていき、改善します。

ところが、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、アデノイド肥大などがあると、なかなか治らなかったり、さらに風邪の細菌やウイルスによって急性中耳炎を繰り返し引き起こしたりする恐れがあります。

放っておくと…

滲出性中耳炎は、はっきりとした自覚症状がありません。そのため、放っておいてもいいのでは?と治療をしない、通院をやめてしまうというケースがみられます。しかし、放っておくと、長期の治療が必要になるだけでなく、難聴により集団生活で困る、落ち着きがない、慢性中耳炎になるといった可能性もあります。

必ず、医師から完治したことを確認してもらうようにしましょう。

滲出性中耳炎を早期発見する方法、サイン

滲出性中耳炎を治すためには、早く発見し、治療を受けさせることが大切です。そのためには、身近にいるママが子どもの様子を観察し、少しでも思い当たることがあれば、受診するようにしましょう。
このような子どものしぐさ、ありませんか?

・テレビの音量を大きくしたがる
・後ろから呼んでも、返事をしない、振り向かない
・耳をよく触っている
・首をふる
・耳が気持ち悪い、耳かきをして、と頻繁にお願いしてくる

自覚症状はないため、赤ちゃんはもちろんのこと、言葉が話せる幼児であっても、その症状を伝えることができません。ママが気付いてあげられるかどうかが、治すための一番の鍵です。

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治療方法

中耳炎は、病院で適切な治療を受けることが、完治までの近道です。治療方法は、クリニックによって違いがある場合もありますが、一般的には以下のような治療を行います。

原因となる風邪、鼻水の治療が基本

中耳炎は、風邪やアレルギー性鼻炎などがきっかけで起こります。そのため、治療の柱となるのは、原因となる鼻水を止めること。鼻炎薬やアレルギーの飲み薬や点鼻薬が処方されます。また、ひどい鼻水の場合は、抗生物質が一緒に処方されます。

耳の痛みがある場合は、鎮痛剤も処方してもらえますので、医師に相談するようにしましょう。

治療期間

急性中耳炎は、一般的に数か月の治療が必要です。急性中耳炎からすぐに良くなれば問題ありませんが、滲出性中耳炎になるとさらに半年~1年ほど治療が続くことがあります。中耳炎と診断されたら、長期間通院が必要になることを覚悟しましょう。

悪化、治らない場合

中耳炎が治療に長い時間がかかります。特に、急性中耳炎から滲出性中耳炎に移行すると、とても長い期間がかかります。また、子どもの体質などによって、薬ではなかなか改善しないこともあります。

また、滲出性中耳炎は、耳の聞こえにも影響を与えるため、生活に支障が出ることもあるでしょう。そんな時には、鼓膜切開という、鼓膜にメスやレーザーなどによって穴を開け、中の浸出液を出す処置が行われます。切開をすると、中の液体が抜けやすくなるため、完治する期間が短くなります。また、切開だけでなく、鼓膜に開けた穴にチューブを入れて穴がふさがないようにする手術もあります。

こうすることで、中に液が溜まりにくく、排出されやすい状態にすることで、中耳炎を繰り返す場合には有効です。

もしものために!耳の痛みの対処法

診療時間内に、耳が痛くなった場合は、すぐに病院につれていくこともできますが、一番困るのは、夜中に急に「耳が痛い!」と子どもが訴えてきたとき。痛いと幼児でも泣いてしまうことが少なくありません。そこで、ぜひ、夜中や診療時間外に耳の痛みが出たときの対処法について知っておいてください。

対処する際は、ママは冷静さを保って、子どもに不安を与えないようにするのがポイントです。ママが優しく語りかけたり、身体をさすってあげたりするだけでも、子どもは安心しますよ。

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応急処置

では、具体的な対処法を紹介します。

1.室内の温度を下げる

痛みがあるときには、夏ならエアコンを使用したり、冬ならかけ布団を取り除いたりして涼しい環境にしてあげましょう。

2.身体を起こしてあげる

寝転んでいると、耳の痛みは強くなる傾向があります。夜中であっても、座らせる、または抱っこして体を起こしてあげましょう。赤ちゃんの場合も、縦抱きにしてあげます。これだけで、痛みがなくなれば、様子をみながら寝かせましょう。

3.痛み止めを飲ませる

痛み止めがあれば、飲ませてください。ただし、必ず本人に処方されたものを使います。大人用や兄弟姉妹のものを服用させるのは絶対にやめましょう。

4.耳の後ろを冷やす

痛みがなかなか引かないときや、鎮痛剤がきくまでの間は、耳の後ろに冷たいタオルや保冷剤を当てて、冷やすようにします。

痛みが引いてからの対処方法

翌日、受診しましょう。

夜中に耳が痛いと泣き喚いていた子でも、翌日になるとケロッとしていることがほとんどです。しかし、中耳炎は痛みが引いても治っているわけではありません。必ず、翌日受診しましょう。

ホームケアで、悪化させないようにしましょう

受診後は、医師の指示に従い、忘れずに処方された薬を飲ませます。また、鼻水が出ている場合には、鼻水をすすらないように注意します。3歳ごろには、鼻をかむことができますので、これを機に、しっかり教えてあげましょう。まだ鼻のかめない赤ちゃんは、市販の鼻水の吸引器が便利です。いろいろなタイプが市販されていますので、薬局やベビーグッズ売り場で探してみてください。

入浴は、熱や痛みがなければ問題ありませんが、身体が温まると痛みが出る場合がありますので、軽くすませるのが理想です。

注意点

自己判断で通院治療をやめない

これまで、何度も中耳炎には長期的な治療が必要であることを伝えてきました。
そんな私ですが、実は、仕事や学校、幼稚園行事の都合で通院を中断してしまったことがあります。特に中耳炎の症状はなかったし、鼻炎も収まっていたので、「ちょっとくらい大丈夫」という気持ちになってしまったのです。
私の誤った判断によって、息子は数日後、夜中に39度の高熱を出し、耳が痛いと泣き出しました。

翌日受診しましたが、急性中耳炎だけでなく、滲出性中耳炎も併発。鼓膜の色、動きもかなり悪くなっていると診断されました。
耳鼻科の先生にも、「この子、まだ炎症が残っているから、昨夜は相当痛かったと思うよ。滲出性中耳炎が治りきっていなかったからですね。」と指摘されたのです。その時はじめて、私がもっと中耳炎の治療について知識があれば、こんなかわいそうな思いをさせなくてもすんだのに…と、反省したのです。

私も経験したからこそ、中耳炎になってしまったら、自己判断で通院をやめないでください!

どうしても次の通院まで期間があきそうな場合は、医師に素直に伝え、薬の量や治療方針について相談しましょう。

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入浴、プールで気をつけること

中耳炎にかかっていても、基本的には、入浴やプールは問題ないと言われており、神経質になる必要はありません。しかし、これはあくまでも一般論。医師によって、中耳炎にかかっている間は、入浴やプールなどに入らないように指示される場合があります。

様々な見解がありますが、基本的に主治医の指示に従いましょう。なぜなら、中耳炎といっても、鼓膜や中耳の状況は子どもによって違うからです。直接、子どもの耳を確認した医師の診断を信じて、従うようにしましょう。

まとめ

子どもの中耳炎について、具体的に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
中耳炎は、痛みのある急性中耳炎と自覚症状のない滲出性中耳炎があり、どんな子どもでも、風邪などから簡単にかかってしまう病気です。治療も長期間続くことになり、何度も通院する必要があるため、子どももママもしんどいと思うことがあるかもしれません。

しかし、自己判断で治療を中断すると、かえって子どもにつらい思いをさせることがあります。
まずはママが中耳炎について正しい知識を持ち、医師と相談しながら子どもの耳を守ってあげましょう。

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