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ママにやってもらいたい読み聞かせの効果を高める10の法則

「絵本の読み聞かせは子どもにとっていい」と言われていますが、いったい読み聞かせの何が子どもにとっていいのでしょうか?

また、赤ちゃんに「読み聞かせをしよう!」と思い実践してみても、「楽しんでいるのかわからない」や「いつも同じ絵本ばかりよんでいる」と悩んでいるお母さんも多いことでしょう。
保育士として働いていたときも、実際に読み聞かせで悩む保護者の方はいらっしゃいました。

ここでは、簡単なようで実は奥の深い読み聞かせの効果や、効果を高める方法について保育の経験を入れつつご紹介していきます。

読み聞かせって?

「読み聞かせ」と聞いて、何を思い浮かべますか?
昔、お母さんが語ってくれた優しい声?それとも、先生が読み聞かせしてくれた風景?

読み聞かせとは、主に語り手である親や先生等が、聞き手である子どもに対して絵本などを見せ、読んで、聞かせることを言います。
また素語りのような、物語をただ読んで聞かせることもあります。

保育園で読み聞かせは、社会性の発達や人間性の発達などを目的として、欠かすことのできない活動となっています。
家庭でも、親子のコミュニケーションとして毎日読み聞かせをしているところも多いでしょう。

実際に絵本の読み聞かせには、子どもの心の成長や知能の発達といった効果があります。

具体的には、
・親子のコミュニケーションを深める
・情緒が安定する
・心の成長、想像力を育む
・語彙が増える
・集中力がつく
・本を好きになる
・正しい日本語、綺麗な日本語を覚える
等があげられます。

赤ちゃんの頃に読み聞かせをしてもらう体験は、赤ちゃんが絵本を好きになるきっかけになります。
赤ちゃんの頃から絵本が好きになると、幼児期では自発的に読み聞かせのお願いをしたり、自ら絵本を読もうとしたりします。

そして幼児期の絵本の読み聞かせは、のちの小学校就学以降の学力の差にも影響してきます。
是非赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせをはじめてみて下さい。

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読み聞かせの効果を高める10の方法

読み聞かせは、ママがほんの少し気を使って読むだけで何十倍にも効果が高まります。
今日から出来る読み聞かせの実践方法を10に分けてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.子どもの発達段階に合った絵本を選ぶ

絵本を選ぶ時は、基本的には子どもが興味を持った絵本を読んであげましょう。

とはいっても赤ちゃんですと、「あれがいい」「これがいい」と伝えてくれることがないので、どの本に興味を持っているのか分かりませんよね。
また、子どもが持ってきても内容が難しく、途中で飽きちゃったということもよくあります。

そういう時は、発達段階に合った絵本を選んでみて下さい。(詳しくは、後述の絵本選びのコツを参考にして下さい。)

2.事前に一度読んでみる

絵本を読むときには「一度も間違えずに読みましょう」とまでは言いませんが、一度絵本に目を通してから読みきかせして下さい。

すると読み手が内容を理解するのはもちろん、心にも余裕が出ます。
保育園でも、ぶっつけ本番で子どもに読み聞かせをする先生はまずいないでしょう。

読み手が落ち着いた気持ちで読んでくれると、赤ちゃんも安心して聞くことができます。
また、スラスラと間違えずに読んでもらえると、子どもが絵本の世界を体験している邪魔をしなくて済みます。

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3.絵本に集中できる環境を整える

絵本の読み聞かせをする時、周りの音がうるさかったり、絵本の先に気になる物があったりすると、子どもは絵本に集中する事ができません。
大人でもテレビや読書等、集中したい時に邪魔されると嫌ですね。

子どもは絵本の持つ世界の豊かさや現実世界と異なる想像世界を体験し、触れ合っています。
できるだけ、子どもの集中が切れないように環境を整えてあげましょう。

保育園で実践していることは、黒板など背景が無地のところで読んだり、絵本の細部まで見られるように手で絵を邪魔しないようにしたりします。
お家でもテレビを切るや、おもちゃを片づけ目につかないようにして読むと絵本の効果があがります。

4.本を大切に扱う

赤ちゃんですと絵本を舐めたり、破いたりすることもありますね。
それに対して目くじらを立てて怒ると、絵本に対して悪いイメージがつきます。

また赤ちゃんは絵本を絵本として認識するまでは、玩具として紙をめくったり、持ったり、投げたりして、遊びながら絵本を楽しんでいます。
それを、大人が読み聞かせしてくれることによって絵本として認識していくのです。

その過程で大人が絵本を大切にしている姿を見せて下さい。
その積み重ねで、絵本は大切な物だと学んでいきます。
赤ちゃんが触れて遊ぶ絵本は厚紙や布製の絵本にし、破れる可能性のある絵本は読み聞かせの時だけ大人が出すのでもいいかもしれません。

5.楽な姿勢で読む

「絵本は子どもを膝の上に乗せて読みましょう」や「お座りできるようになってからは向かい合って読みましょう」等、色々な意見があります。
どちらも長所があって悩みますね。

保育園では先生一人に対し、何十人の子どもたちに読み聞かせするので、必然的に向かい合わせで読むことになります。
ですが家庭での読み方は自由に選べます。

特に赤ちゃんの時期ですと、絵本は楽しい物だと感じさせるのが大切な時期ですので、読み聞かせの姿勢は強制せずにお互いが楽な姿勢で読み聞かせをしていきましょう。
ゴロンと寝転がりながら読んでも、子どもが楽しんでいたらいいのです。

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6.自然な声で読む

「子どもの想像力を邪魔しないように、淡々と読みましょう」というのが最近の保育の絵本の研修等でよく言われています。確かに、子ども自身に絵本の内容をイメージしてもらい、子どもの想像力を育むためにも、あまりに感情移入した読み方や声色を使った読み方、オーバーなリアクションはやめましょう。たまには演劇張りの読み聞かせも面白いですが、赤ちゃんは読み手の優しい声、肌、ぬくもりに触れ、安心や心地よさを感じる方が楽しみます。お母さん、お父さんの優しい気持ちで自然に読んであげて下さい。

7.子どものペースで読む

ついつい絵本の読み聞かせをしていると、早口になりがちになります。
特に忙しい時間帯ですと無意識に早く読んでしまいます。

ですが、赤ちゃんはまだ早口の言葉を聞きとりづらいです。
視力に関しては、3か月では人間の形が分かる程度。
1歳ではほとんど0.1以上の視力になっても、早々とページをめくられては、絵を見て楽しむことができません。

ですので、子どもたちが絵本の世界に集中できるように、ゆっくり、はっきり、心を込めて読み、子どものペースを意識しましょう。
文字がなく挿絵だけのページも、赤ちゃんが絵を十分に堪能できるようにゆっくりめくって下さいね。

8.余韻を楽しむ

絵本を読んだ後、すぐに感想を聞いたり、楽しかったねと同意を求めたりしたことはありませんか?

絵本の読み聞かせた後の時間は、さまざまな想像力を働かせるためのゴールデンタイムです。
子どもが絵本を心で受け止める時間を大切にする為にも、最後まで気を抜かず本を閉じるときも、静かにゆっくりと閉じましょう。

また裏表紙もしっかり見せてあげて下さい。
もし、表紙と裏表紙の絵が繋がっていたら、開いて全体を見せてあげましょう。

9.お気に入りの本は何度でも読む

「子どもがいつも同じ本をリクエストするけどいいのかな」と悩む人は多いでしょう。
大人だと同じ本を何度も読むと飽きちゃいますよね。
色んな本の世界を知ってほしいと思うのも親心です。

しかも、子どもの「もう一回読んで」はきっと1,2回等の可愛いものではなく、何十回も読んでとお願いされる時もあります。

それでも、子どもが飽きていないならば、できるだけ何度も読んであげましょう。
同じ一冊の本でも子どもにとっては毎回新しい発見があったり、想像している展開になり喜んだり、繰り返し読むことによってたくさんの学びがあります。
むしろ、お話の展開を知っているからこそ、安心して絵本の世界に入っていけることもあります。

6か月に満たない赤ちゃんでも、同じ絵本を繰り返し読むことによって、絵本に対しての反応が増えてきます。
同じ本だと気にしないで、子どものお気に入りの本は何度でも読んであげましょう。

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10.まずは、大人が楽しもう

絵本の効果を最大に生かしていくためにも、まずは子どもに絵本好きになってほしいと思います。
ですが「本を読みなさい」と言い聞かせても、読書が楽しくなければ子どもは聞きません。
逆に本の楽しさを知ると、「また本ばかり読んで」と叱っても、子どもは楽しい事には何としても時間を作ります。

その土台作りが、乳幼児期の読み聞かせにかかっています。
そして、親が好きなものに対しては、赤ちゃんは興味津々になります。

大人が楽しく絵本を読み聞かせをしていたら、子どもも楽しくなるのです。
絵本を通して親子で共通の体験をするのも楽しいものです。
大人の楽しそうな姿が、子どもの心に良い効果を最大限に引き出してくれますよ。

読み聞かせでやってはいけないこと

読み聞かせには、やってほしいことがあるように、やってはいけないこともあります。
ついつい良かれと思ってやってしまっていた事が、逆に子供の想像力を邪魔してしまうこともあるのです。
ここからは気をつけてほしいことをいくつかご紹介します。

読んだ後何も言わない

特に教訓がある絵本だと、「オオカミみたいに悪い事しちゃだめね」「嘘つくと怖い事になるよ」と大人が子どもに言いがちです。
また子どもが理解しているのか試す様に「あれはどういう意味?」と質問する人もいます。

子どもから聞いてきたときは良いのですが、絵本を読んだら親が色々口を挟まないで大丈夫です。

自然に、絵本から子ども自身が考え、解釈し、子どもの心の一部になっていきます。
その思考の邪魔をしないであげましょう。

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絵本の通りに読む

絵本を読み聞かせしていると、子どもにとって難しい言葉が出てきて説明したり、時間がなくて文章をカットしたりすることはありせんか?

良質な絵本であるほど、一冊の絵本はそのままで完成しているのです。
子どもがせっかく絵本の世界に浸っても、説明が入ると一気に冷めてしまします。

また、過度な言葉を足したり、文章を削除しては、絵と言葉がちぐはぐになったり、言葉のリズムが狂ったり、本来の絵本の楽しさが半減してしまいます。

子どもは自分で見つけること、気づくこと、知ること、わかること等、知的探求心があるのです。
大人が先取りするのではなく、子どもの知識に対しての意欲を開花させる為にも、絵本は書いてある通り読んでください。

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デジタル絵本に頼らない

最近ではスマートホンやタブレットで絵本が見られるようになりました。
読み聞かせもしてくれる商品もあります。

ですが、子どもの心の成長を図るなら、子どもの五感を刺激する実物の絵本で読み聞かせをしましょう。
絵本は絵を見る視覚と、大好きな大人の声を聞く視覚だけではなく、絵本の手触り、厚み、重さ、匂い、ページをめくる行為そのものが、すべて子どもにとっては学びの一部なのです。

また、デジタル絵本ですと親子の相互作用が不十分になりがちです。
絵本の読み聞かせの最大の効果は、親子でコミュニケーションとり、子どもの心の成長につながることですので、子どもが大好きなお母さん・お父さんの生の声と良質な絵本で読み聞かせするのをお勧めします。

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怖い絵本、残酷な絵本を排除しない

子どもむけの絵本でも、よくよく考えて読むと残酷な描写のある絵本は意外と多いです。

有名なお話ですと「オオカミと七ひきの子ヤギ」の結末は、オオカミに容赦がなく残酷です。
日本昔話でも、グリム童話でも、残酷な描写はよくあるものです。

そんな時「子どもに悪影響を及ぼしたら大変」と大人が意図的に、読み聞かせから省いていませんか?

子どもはそういった絵本からも、善悪の区別を学んでいます。

赤ちゃんの絵本ですと「ねないこだれだ」という絵本では、夜寝ない男の子がおばけになってお化けの世界に連れていかれるという、子ども心に怖いお話です。
でも、怖がりながらも子どもはこの絵本が大好きです。
怖いもの見たさという言葉があるように、怖いという感情にも関心がある子どもたち。
さらに怖いという感情は心を育む上で大切で、決して省いてはいけません。

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絵本選びのコツ

数え切れない程、絵本が出版されている中で、読み聞かせの絵本を選ぶのは至難の業です。

そういう時のポイントは、

・子どもが選んだものを読む
・子どもの発達段階を考えて選ぶ
・長年にわたり出版され続けている絵本を選ぶ
です。

物心がつくと子どもは自ら絵本を選び、「読んで」と言ってくるでしょう。
子どもが自発的に選び、行動したことですので、是非読んであげて下さい。

では、赤ちゃんのようなまだ言葉が話せない子ども、絵本選びが苦手な子どもの絵本選びはどうしたらいいでしょうか?

それは、その時の子どもの発達状況を観察して選んでみてください。
次に子どもの発達を踏まえ、月齢別に絵本を選ぶポイントを紹介します。

月齢別絵本選びのポイント

妊娠中

妊娠中にも胎教で読み聞かせをする妊婦さんがいます。
お母さんの声に胎児も安心するので、お母さんが優しい気持ちになれる絵本を選んで下さい。

産まれたばかりの赤ちゃん

生まれてばかりはほとんど目が見えない状態です。
ですが、お腹の中にいる時から聞いていたお母さんの優しい声で読み聞かせすると安心します。

また乳児期は絵本に親しみ、絵本は面白いと感じる時期です。
赤、青、黄色でハッキリとしている色の絵がのっている絵本を選びましょう。

6か月頃

この頃になると、視力もあがり、物を掴んだり、手や口で様々な感覚を楽しんだりするようになります。
大人の真似をしてお話ししようとする子もいます。

舐めても大丈夫なよう、布製の絵本や厚紙の絵本をお勧めします。
擬音語や擬態語があるオノマトペの絵本を楽しみます。

1歳頃

1歳になると、本は見たり読んだりするものということが分かってきます。
少し文章が入っている言葉の響きやリズムがおもしろい絵本、身近な動物や食べ物等が載っている絵本をお勧めします。

1歳6か月頃

この時期になると、絵本の世界と現実の世界の物事がつながってきます。
そして挨拶や着替えなどの生活習慣への関心も高まり、生活絵本も好むようになります。

2歳頃

2歳になると、目の前にないものもイメージできる状態です。
簡単なストーリーのある絵本も理解し楽しめるようになってきます。

子どもが読みたい絵本を尊重しつつ、色々なジャンルの絵本の世界を知っていってもらえるといいですね。

3歳頃

3歳になると、言葉も増え、生活面でも自立をしはじめ、色々な物に興味を示す時期です。
読み聞かせの時は絵の部分を見て、読みとっています。

絵本の絵が簡単すぎず、難しすぎないものを選んでみて下さい。

4歳頃

4歳になるとイメージを膨らませることができてきます。
さらに想像力が高まり、単純ではない想像力を必要とするお話でも読み聞かせできます。

5歳頃

5歳になると、自分で読み書きできたりする子もでてきます。
しかし、「文字を読んで楽しむ」はできても、「絵本を読んで楽しむ」は、まだ難しい時期でもあります。

子ども自ら読むのを楽しむのもいいですが、親子の読み聞かせもやめずに、続けていって下さい。

何を選んだらいいのか、わからない!

絵本は数え切れない程あるので、何を基準に選んだ方がいいのかわからない方も、多いのではないでしょうか?
そんな時は、長年にわたり、何度も出版され続けている絵本は良質な絵本といっていいでしょう。

このような絵本を選ぶには、絵本の最後の方に【初刷、第二版、第三版・・・】と記載されているところに注目して見て下さい。

また、もし自分で選ぶのが難しければ、図書館の司書さんや児童館の人、保育園や幼稚園で相談してみるのもいいですね。

おすすめ絵本

0歳児

「がたんごとんがたんごとん」
「あーんあん」
「いないいないばあ」
「もこもこもこ」
「てんてんてん」

1歳児

「じゃあじゃあびりびり」
「ねないこだれだ」
「くだもの」
「だるまさんが」
「まり」

2歳児

「うずらちゃんのかくれんぼ」
「おおきなかぶ」
「きんぎょがにげた」

3歳児

「ぐりとぐら」
「ねずみくんのちょっき」
「おしくらまんじゅう」

4歳児

「ぐるんぱんぽようちえん」
「おばけのてんぷら」
「じごくのそうべえ」

5歳児

「100万回生きたねこ」
「モチモチの木」
「ないたあかおに」

まとめ

いかがでしたでしょうか?
子どもを育てていると、忙しく、読み聞かせをしている時間なんてないかもしれません。
それでも、一冊からでもいいので毎日読み聞かせを赤ちゃん頃からしてあげて下さい。
人は食べ物から栄養をとり、身体は成長します。

それと同じように、絵本の読み聞かせをすることによって、赤ちゃんに心の栄養を与えることができるのです。
また、絵本は親子が関わる貴重なコミュニケーションの手段の一つでもあります。

ぜひ、大切なわが子とかけがえのないひと時をお過ごしください。

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