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生理周期が不規則だと、妊娠しにくいって本当?

皆さんは定期的に生理が来ていますか?
12~13歳の思春期に初潮を迎え、50歳前後の閉経まで、およそ半生をともにする生理。
女性の身体とは切っても切り話せない関係にあります。
生理が2~3か月に一度しか来ない人、周期がバラバラでいつ来るのか全く分からないという人は要注意です。

生理周期が乱れているということは、ホルモンバランスが崩れている証拠だからです。
女性ホルモンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つがあり、生理周期によって分泌量が変化します。
ここで月に一度の生理が非常に重要になってきます。
必要なホルモンが分泌されて、きちんと排卵が起こっているかどうかを知ることができる大切なバロメーターだからです。

今すぐ赤ちゃんがほしい方も、そうでない方も、「生理周期と妊娠の関係」について、ここで少し詳しく見てみましょう。

妊娠と生理周期

動物たちにとって、春は恋の季節。
パートナーを求めて求愛の歌を歌ったり、ダンスを踊ったり大忙しです。
彼らの発情期、いわゆる妊娠可能な時期は極めて限られています。
しかし我々人間には動物のように決まった発情期というものはなく、基本的に1年を通していつでも妊娠可能です。

それなのに、実際なかなか妊娠に至らず、いわゆる不妊に悩んでいる人が多いのはどういうことでしょうか。
それは、人間は妊娠する可能性が最も高い日=排卵期の特定が非常に難しいからです。
年中妊娠可能とは言いましたが、365日いつでも妊娠できるわけではないのです。
たいていの女性の生理周期は28日~35日と、ほぼ一か月です。
この一か月の間に、女性の身体には次のような大きな変化が起こっています。

p生理周期2
引用:http://www.health.ne.jp/

月経期:生理開始日から終了までのおよそ5日間。

卵巣の中ではすでに次の妊娠に向けて、排卵する可能性がある胞状卵胞がいくつか育っています。
卵子は卵巣内で、一つ一つ卵胞と呼ばれる膜に包まれています。
低温期です。

卵胞期:生理終了から1週間くらいまで

卵胞はさらに成長を続けます。
その卵胞から女性ホルモンの一種である卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され、妊娠に向けて子宮内膜も厚くなっていきます。
低温期です。

排卵期:卵胞期の後の4日間程度

エストロゲンの分泌がさらに増え卵子が成熟すると、黄体化ホルモンの働きにより、卵巣内の主席卵胞と呼ばれる最も成熟した卵胞から1個の卵子が飛び出します。
これが排卵です。
排卵直前の卵子は2ミリほどの大きさにまでなります。
低温期から高温期への移行期間です。

黄体期:排卵後から約2週間、次の生理開始前日まで

卵子が飛び出した後、卵胞は黄体と呼ばれる組織に変化し、黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれるもう一つの女性ホルモンの分泌が始まります。
子宮内膜は温められ、着床に向けて柔らかくなっていきます。
高温期です。

妊娠に至らなかった場合、卵子はそのまま体内に吸収され、不要となった赤ちゃんのためのベッド=子宮内膜は剥がれ落ち、体外に排出されます。
これが生理です。

このように女性ホルモンの働きによって、女性の身体はひと月に4つの周期を繰り返しています。
妊娠できるのは、この中の排卵期のみです。

排卵と妊娠の仕組み

pタマゴ2
引用:http://news.merumo.ne.jp/article/genre/4639948
ここで妊娠の仕組みについて、少しおさらいしておきましょう。

女性の身体には原子卵胞と呼ばれる卵子のもととなる細胞が備わっており、その数は母体内にいる時が最大で700万個、以降減り続け出生時には約200万個、妊娠可能となる頃には20~30万個にまで減ってしまいます。
思春期になると女性ホルモンの分泌が始まり、眠っていた原子卵胞が成長を始めます。
3か月かけて二次卵胞いう段階に至り、およそ半年かけて妊娠可能な成熟卵胞へと成長していきます。

同時に子宮の中では妊娠に備えて赤ちゃんのためのベット=内膜が着々と準備されていきます。
月に一度の排卵期に卵巣から飛び出した卵子が、精子と出会い受精、その受精卵が子宮内に着床すれば、めでたく妊娠となります。

つまり年中妊娠可能とは名ばかりで、実際は年にたった12回程度しかそのチャンスはありません。
したがって排卵後のわずかな間に、卵子は確実に精子と出会う必要があるのです。

妊娠しやすい日と排卵日との関係は?

妊娠と排卵日の関係をもう少し詳しく見てみましょう。

先ほど述べた通り、通常排卵は月に一度、卵子は基本的に一個です。
この時確実に精子と出会うために最も重要なのは、タイミングです。
排卵直後に、精子がそこで卵子を待っていてくれる状態がベストなのです。

そのためにも、機を逸さずに夫婦生活を持つことが大切です。
精子は射精後膣の中で1週間程度は生存可能と言われています。
ところが卵子の寿命は大変短く、排卵後たった12~36時間で受精能力を失ってしまうと考えられています。
つまり精子の到達が排卵より少しでも遅いと、受精どころか、せっかくの卵子が死んでしまう可能性があるのです。

ですから遅いよりは早い方が良く、また精子は膣内で数日間生存可能と言うことを考慮すると、排卵予定数日前から直前まで何度か夫婦生活を持ち、精子を常に待機させておく状態にするのがベストなのです。
女性が妊娠できる機会は、卵子が受精能力を持っているこの数時間しかないのです。

p排卵日
引用https://pc.lnln.jp/

妊娠しやすい日の探し方~排卵日はいつ?~

さて、そこで重要になってくるのが、「排卵日はいつなのか?」と言うことです。
生理のような明確な兆候が現れるわけでもなく見極めは大変難しいのですが、いくつか手がかりがあります。

1.基礎体温を測る

女性の体温は生理周期によって低温期と高温期に分かれ、排卵日を見極める大きなカギとなります。
しかしその差は0.5度程度と大変微妙な数値なので、婦人専用の体温計、基礎体温計でないと正確には測れません。

では実際に基礎体温表を見てみましょう。
低温期と高温期の境目あたりが排卵日です。
つまり最も妊娠しやすい時期です。
排卵日をしっかり見極めるためにも、まずは基礎体温を測って、自分の生理周期をきちんと把握することが大切です。

その測り方ですが、夜寝る前に基礎体温計を枕元に置いておき、朝目覚めたらすぐに測るようにします。
起き上がったり動いたりすると体温が上昇してしまい、正確な数値が得られなくなるので気を付けましょう。
慣れないうちは、寝ぼけて落としてしまったり、面倒に感じることもありますが、続けることが重要です。
なるべく毎日同じ時間に測ることが大切ですので、規則正しい生活を心がけましょう。

一覧表に記入してみると、なんとなく体温が低めの時期、逆に高めの時期があり、自分の基礎体温の傾向が見えてきます。
もし高低差があまりない場合や、高温期が見当たらない場合は月経自体に問題がある可能性が大きいので、早めに婦人科の診察を受けましょう。
p基礎体温グラフ
引用:http://ハグクミの恵み口コミ.biz/

2.おりもの

排卵日が近づいてくると、おりものの量が増えます。
最初はさらさらとしていますが、だんだんと卵の白身のような少しどろっとした状態となり、排卵直前になると、伸びるおりものに代わってきます。
おりものも排卵日を知る有効な手掛かりとなりますので、しっかり観察するようにしましょう。

3.排卵検査薬

さらに最近は尿中に排出されるホルモンの値で、排卵が近いかどうかを判断する排卵検査薬もかなりポピュラーになってきました。
黄体形成ホルモン(LH)は、LHサージと言って排卵直前にその分泌量が急上昇するので、それによって排卵が近いかどうかがわかります。
ただ大方の目途をつける意味でも、まずは基礎体温やおりものなどで自身の排卵時期をチェックしておきましょう。
またLHの分泌量が少ない人はそもそも反応が弱くなったりしますので、あくまでも排卵時期の目安として、補助的に使用してみるのも良いかもしれません。

4.排卵痛

排卵時、卵子が卵巣から飛び出す時に、ちくっとした痛みを感じる人もいるようです。
これを排卵痛といい、なかには同時に排卵出血を起こす人もいます。
医学的根拠はないようですが、排卵日が近づいたら、そのあたりを意識して感じてみるのも良いかもしれませんね。

5.婦人科へ行ってみる

不妊治療と言うと敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、婦人科でホルモンバランスチェックを受けてみるのはいかがでしょうか。
血中のホルモン値を図ることにより、妊娠できる状態にあるのかどうかなど自分の身体のコンディションを知ることができます。
また自分では気が付いていない婦人科系の病気が隠れているかもしれませんので、妊娠希望の女性は一度受けてみることをお勧めします。

妊娠の為に排卵日に向けてするべきことは?

p寝る
引用:http://health-to-you.jp/
まずは生理周期を整えることが大切です。
ストレスや疲れなどささいなことで、ホルモンバランスは崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れると、生理周期が乱れ、排卵日を特定するのがなおさら難しくなります。
常日頃から規則正しい健康的な生活を心がけましょう。
成長ホルモンと同じく、女性ホルモンも眠り初めの2~3時間の間に分泌されると言われています。
質の良い睡眠を心がけましょう。

また、排卵期にかかわらず、定期的に夫婦生活を持つことも大切です。
まるでルーティンワークのように排卵期にのみ強要される夫婦生活に、戸惑う男性も多いようです。
なかなか妊娠できないと、不安になったりイライラしたりすることもあると思いますが、日ごろからスキンシップを小まめにとって、お互いを思いやりながら過ごすようにしたいですね。

また、冷えは妊娠の最大の敵の一つです。
冷えによって血行が悪くなると、子宮や卵巣に必要な血液がいかなくなり、妊娠しづらくなります。
オフィスやレストランなど案外寒い場所も多いので、常に羽織るものを用意して身体を冷やさないように気を付けましょう。
冷たいものの取りすぎや、素足にサンダルは妊娠を望む女性にとっては、あまり好ましくありません。
日々の入浴も、面倒だからとシャワーで済ませるのではなく、ゆっくりお湯につかりましょう。
体も心も温まり疲れも取れ、また安眠効果も期待できます。

排卵日を過ぎてからの過ごし方

残念ながらタイミングがうまく取れず妊娠に至らなくても、排卵後の過ごし方によって、その後の結果が大きく変わってきます。
排卵後はプロゲステロンの影響により、精神的に不安定になりやすい時期です。
肌荒れなどを引き起こすこともあり、PMS、いわゆる月経前症候群という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

高温期となりますので、熱っぽさや身体のだるさを感じる人もいるようです。
こういう時期こそ、リラックスして過ごすことが大切です。
女性ホルモンによって引き起こされる心身の不調に気を付けながら、無理をしないように過ごしましょう。
また、生理前は食欲が増して体重が増えてしまうという方もいるかと思いますが、なるべく暴飲暴食は避け、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。
毎日の積み重ねが、妊娠につながります。

妊娠に向けて健康的な生理周期にするには?

pカレンダーとマグカップ
引用:http://lamp-web.jp/
女性の平均的な生理周期は、おおむね25日~35日の間と言われております。
それよりも短いと頻発月経、また長いと稀発月経と呼ばれ、いずれも卵巣の働きが落ちていたり、ホルモンバランスが崩れていたりすることが多く、妊娠しにくくなります。
したがって健康的な生理周期にするには、先述の通り、なによりも規則正しい生活を送ることが大切です。

特別なことをあえてする必要はありません。
暴飲暴食を避けることは言うまでもなく、外食やインスタント食品はなるべく避け、またアルコールも控えましょう。
ガンや老化に関係のある活性酸素の作用を打ち消してくれる抗酸化ビタミンが豊富な緑黄色野菜や、体を温める作用のある生姜や根菜類がお勧めです。
イソフラボンという、女性ホルモンに似た働きを持つ植物性エストロゲンが豊富な大豆は、栄養価が非常に高く、積極的に取りたい食材の一つです。

日々の食事から、1日に必要な栄養素がバランスよく取れていれば良いのですが、日々忙しく過ごしていると実際はなかなか難しいものです。
サプリメントや漢方などを取り入れてみるのも良いでしょう。
そして決まった時間に睡眠をしっかりとるようにしましょう。
ウオーキングなどの有酸素運動も効果的です。

妊娠 生理周期 まとめ

いかがでしたでしょうか。
生理周期が不規則だと、排卵日の見極めがより困難になるため、妊娠しにくくなることをご理解いただけたかと思います。
高温期と低温期がはっきり2層に分かれている状態が理想ですが、ささいなことで女性のホルモンバランスは崩れてしまいがちです。
境目が多少曖昧でも、おりものの状態や排卵検査薬などもあわせて確認し、普段から自分の身体の状態を把握しておきたいですね。
少しでも気になる症状がある方は早めに婦人科を受診しましょう。
まずは、ストレスのない規則正しい生活で生理周期を整え、妊娠しやすい身体に少しでも近づけていきましょう。

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