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自宅のケア法が最も大事!乳児脂漏性湿疹になってしまった時の対処法と予防法

本来すべすべであるはずの赤ちゃんの顔に、カサカサの湿疹が出てきてしまうのが「乳児脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)」です。なぜ、乳児期にこのような湿疹が出てしまうのでしょうか?

また、どのように対応すれば跡が残らずきれいに治ってくれるでしょうか?今回は、乳児脂漏性湿疹の原因と対策方法について、ご紹介していきましょう。

乳児脂漏性湿疹になってしまう原因は?

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乳児脂漏性湿疹になってしまう原因は、赤ちゃん自身が出している「皮脂」です。赤ちゃんは大人に比べて代謝が良くなっています。特に生まれてから3~4か月の赤ちゃんは、お腹の中でお母さんからもらったホルモンの影響で、より多くの皮脂を分泌しています。

この皮脂が未熟な赤ちゃんの肌表面や汗の出口をふさいでしまったり、細菌を増殖させてしまうことで、乳児脂漏性湿疹が起こります。乳児脂漏性湿疹は、7割の赤ちゃんが発症するとも言われており、多くの赤ちゃんおよび親御さんが経験する湿疹の一つです。

乳児脂漏性湿疹の症状はどんなもの?

乳児脂漏性湿疹の症状は、顔や頭にフケのような、黄色っぽいフケやかさぶたのようなものが出てきます。このかさぶたのようなものは皮膚にこびりついてしまうため、無理にはがそうとすると皮膚そのものを傷つけてしまう恐れがあります。

かさぶたのみの場合、かゆみはありませんが赤ちゃんが気にしてしまい、顔をひっかいてしまったり、傷つけてしまうことがあります。症状が悪化してしまうと、湿疹そのものがぐじゅぐじゅと膿んで、炎症を起こしてしまうこともあります。この状態になるとかゆみや不快感が強く、赤ちゃんにとっても辛い症状となってしまいます。

頭にかさぶたがたくさんできてしまったけど、どうしたらいい?

頭にかさぶたがたくさん出ていると、親としてはすぐにとりたくなってしまいます。しかし、無理やりとろうとしてしまうと皮膚を傷つけて、かえって症状を進行しかねないので注意が必要です。かさぶたをとるためには、まずかさぶたそのものをふやかしてあげることが大切です。

お風呂に入る前にワセリンやオリーブオイル、ベビーオイルなどをたっぷり塗り、5~10分程置きますそうすることでかさぶたをふやかすことができ、お風呂時に力を入れなくても比較的簡単にかさぶたがとれるようになります。

皮脂量の多さが原因だけど、保湿は必要?

乳児脂漏性湿疹の原因である皮脂をよく落とすためには、毎日沐浴やお風呂で皮脂を洗い流してあげることが大切です。このとき、ボディソープなどでしっかり洗うことで皮膚の水分まで洗い流してしまい、皮膚の水分量が不足してしまうことが考えられます。

皮膚の乾燥は乳児脂漏性湿疹に限らず、他の様々な皮膚トラブルを起こす原因にもなりますので、お風呂上りは保湿をしっかりとしてあげることをお勧めします

自宅でできるケア・対処法

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乳児脂漏性湿疹は皮脂が主な原因のため、「皮脂をしっかりとること」が自宅でできるケアとなります。具体的には、「お風呂の際は泡立てたベビー用ソープで顔もしっかり洗ってあげて、皮脂をしっかり取り除く」ことです。

泡立てたベビー用ソープを手にとり、指先ではなく指の腹や手のひらを使って、優しく赤ちゃんを洗います。赤ちゃんの場合、タオルやスポンジなどを使うとかえって皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので、親御さんの手で直接洗ってあげるのがポイントです。

また、直接泡の状態で出るベビー用ソープを使うと、泡立てる手間もないですし、優しく洗いやすくなるのでお勧めです。

乳児脂漏性湿疹になった場合、気を付けなければいけないこと

乳児脂漏性湿疹は、かさぶたやフケのような湿疹が顔にできてしまうため、親としてはついたくさん取ってあげたくなってしまいます。しかし、かさぶたを落とそうと無理にごしごしとこすってしまうと、かえって皮膚を傷つけてしまい、症状が悪化する可能性があります。

特に親ごさんの爪が長かったり、手のひらではなく爪を立てて赤ちゃんを洗ってしまうと、皮膚を傷つけるリスクが上がってしまいます。赤ちゃんを洗う際は必ず爪を短く整え、爪が当たらないように注意しながら、指の腹は手のひらを使って優しく洗ってあげることが大切です。

また、結婚指輪をされている場合も、赤ちゃんを傷つける恐れがあるので必ず外してからお風呂に入れてあげるようにしましょう。

注意するべきこと

皮脂をとることと同等に大切なのが「保湿」です。赤ちゃんの皮膚はとても弱く、大人に比べて水分を保持しにくくなっています。

そのため、お風呂上り特に冬の乾燥した時期は水分量が減ってしまい、カサカサになりやすくなります。そこで、お風呂あがりにしっかりと保湿してあげることで水分量を保つことができ、肌のバリア機能も保つことができます。

近年の研究では、乳児期にしっかりと保湿してあげることで、アトピー性皮膚炎の発症を抑える効果が期待できるということもわかってきました。「洗うこと」と同等に、「保湿」についても、ぜひ意識してみてください。

どのようなタイミングで病院に行くべき?

赤ちゃんにとって乳児脂漏性湿疹は、かさぶたが不快にはなりますが、かゆみはありません。しかし、悪化してしまうと炎症が起こりかゆみも出てしまうため、赤ちゃんにとっては苦痛となってしまいます。

また、かさぶたを赤ちゃんが気にすることで顔をひっかいてしまい、湿疹以外の肌トラブルが起きてしまう恐れもあります。そのため、湿疹が出てきて赤ちゃんが気にするようなそぶりがあれば、早めに病院へ行くべきだと考えます。

病院で行う具体的な治療法と薬

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病院では、症状に合わせて塗り薬が処方されます。特に炎症が強くかゆみが出ている場合には、症状を抑えるためにステロイドが含まれた塗り薬が処方されます。

塗り薬は、古いお薬が残っている状態で上塗りしても十分な効果が期待できません。そのため、薬を使う前にまずお風呂に入って古いお薬および皮脂を綺麗に洗い流します。
その後、皮膚の保湿を行うのと並行して、お薬を湿疹部に塗布します。

薬の副作用の心配は?

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ステロイド、と聞くと多くの親御さんは「強すぎる薬だから、赤ちゃんに悪影響を及ぼさないか」と心配されます。医師が処方するステロイドは、赤ちゃんにとって悪影響を及ぼさない量に計算されており、薬剤師によるダブルチェックもされています。

また飲み薬と比べ塗り薬は、人体に悪影響を及ぼす可能性が極めて低いとされています。そのため、過度に心配される必要はなく、安心して使っていただいてよいと考えます。

むしろ、副作用を警戒して医師の指示通りに使用しなければ十分な効果が得られず、症状が悪化したり長引くことも考えられます。そのため、医師や薬剤師の指示された通り、塗り薬はしっかり使われることをお勧めします。

まとめ

乳児脂漏性湿疹は、親として見ていてとても辛い症状の一つです。しかし、きちんとケアをしてあげるとともに、必要時は医師の診察を受けることで2~3週間ほどで軽快するといわれています。

皮膚のバリア機能が整ってくる1歳頃までには、ほとんどの子供が軽快しますので過度に心配せず、医師の指示の元ケアをしてあげてくださいね。

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