2016/08/18
お宮参り
お宮参りで知っておかないと恥ずかしい基礎マナーとは?時期や服装、相場価格まとめ
はな
2016/11/25
目次
赤ちゃんが産まれてから、最初の外出になるのがお宮参り。産後、1ヶ月経った頃が時期となります。赤ちゃんが、だんだんと環境の変化についていけるようになり、ママの体調も落ち着き始める時期です。ママの床上の時期でもありますよね。
つまり、赤ちゃんもママも、体調が落ち着き始めた頃に、最初に行う行事が「氏神様へのご挨拶」ということです。
お宮参りの日を計算する方法は、間違えやすいので気をつけましょう。また、男の子と女の子でも違いがあります。知っているとお姑さんも感心してくれるので、ちょっと頭に入れておいてください。
生まれた日を1日目とし、31日目。陰陽道で男は「陽」にあたり、「陽」を表す奇数日が、その日として決められたと言われています。
生まれた日を1日目とし、32日目。陰陽道で女は「陰」にあたり、「陰」を表す偶数日が、その日として決められたと言われています。
日が決まっているとは言っても、ママとパパのご両親(じぃじ、ばぁば)も参加することが多いこの行事。なかなか決まった日取りでお参りすることは難しいものです。
昔から「祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ」と言われています。お祝いごとは、慎重に準備して、かえって日取りが伸びてしまうぐらいが良い。仏事は、ご先祖様が「子孫に忘れられた」と思うといけないので、前倒しで早めにするぐらいが良い。という意味です。
ですから、「絶対にこの日じゃなきゃダメ!」なんてことはないのです。ではどんな場合にずらすのか、よくある例を見ていきましょう。
赤ちゃんは環境の変化にとても敏感。体の体温調節機能が未発達で、抵抗力の弱い子もいます。真夏の炎天下では、汗をかいてすぐに喉が渇いたり、それを通り越して脱水や熱中症になったり…なんてことも考えられます。
真冬の寒い中ですと、長時間外にいるのは大人でも大変。空気が乾燥していて菌やウィルスが活発に活動していますから、感染症の心配もあります。真夏や真冬にお参りすることは避け、過ごしやすい季節になるまで待ちましょう。
せっかく家族みんなが集まれるように段取りしたのに、まさかの台風直撃!なんてこともあるかもしれませんよね。赤ちゃんの安全が一番大事ですから、無理な外出は控えましょう。じぃじ、ばぁばは残念がるかもしれませんが、何を言われても「赤ちゃんのことを考えて、残念だけど延期します」とはっきり伝えましょうね。
こんな時は、パパを頼るのがいいですよ。お宮参りの相談をご両親にする時に、あらかじめ延期にする場合についても、話し合っておくといいかもしれません。
喪中であっても、忌明けであれば参拝して大丈夫です。喪中と忌中は、期間も意味も違います。今回はお宮参りに関係のある期間について触れておきます。
近親者が亡くなった日を1日目とし、神道なら50日、仏教なら49日の間です。
近親者がなくなってから、1年間を指します。つまり、神道・仏教によって違いはありますが、忌明けを基準にして日取りを決めると良いということです。忌中は「遺族の気枯れ」=「穢(けが)れ」と考えられ、参拝は控えることとされています。この時期にお参りすることのないように気をつけましょう。
そうは言っても、身内にご不幸があれば、気持ちが沈んでお参りする気になれない方もいらっしゃいます。そんな時は無理をせず、気持ちにゆとりができるまで待ちましょう。お宮参りに期限はありませんから、落ち着くまで期間を置き、晴れやかな気持ちでお参りできるようにするのが一番です。
赤ちゃんの体調が悪いのに、無理に決行する必要はありません。「せっかくみんなに都合をつけてもらったのに…」と気になるところではありますが、赤ちゃんのことを第一に考え、延期にしましょう。ママの体調が悪い時も無理は禁物。
ママは赤ちゃんの命綱ですから、倒れてしまっては後が大変!産後の体は本当に大切にしてくださいね。ママはずーっと元気じゃないとダメですよ!こういう時にも夫の出番。パパにしっかり守ってもらいましょう。
仕事の都合などで、どうしても早めなければならないこともあるかもしれません。そんな時は、病院に相談しましょう。
一般的に、お宮参りは産後の母子両方の1ヶ月検診を受診してからになります。早める場合は検診を前倒しにし、赤ちゃんもママも外出して大丈夫かどうかを聞いてから日取りを決めるとよいでしょう。ドクターからOKサインをもらっていれば、安心ですよね。
次に、地域による時期の違いを見てみましょう。結婚相手が同郷とは限りません。自分の認識とお姑さんの認識が違い、「あれ?」と戸惑うこともありますよね。失敗しないよう、事前にチェックしておきましょう。
真冬の寒い時期は避け、暖かくなるまで延期します。地域によってはお宮参りをせず、お食い初め(生後100日)のお祝いの時にお参りします。
真冬の寒い時期は避け、暖かくなるまで延期します。地域によって様々で、北海道のようにお食い初めの時期にお参りするところもあります。
青森では男の子は生後120日、女の子は110日という地域があります。
山形県の一部では、51日目にお参りするところもあるようです。
新潟県の一部では、生後100日頃に百日詣り(ももかまいり)を行い、それが一般的なお宮参りとなるようです。
もともと、お宮参りという風習がありません。生後100日頃にご先祖様のお参りをするのが一般的です。最近はお宮参りをする家庭も増えてきているようです。
今回はお宮参りの時期について詳しく見ていきました。大体の時期は決まっているものの、厳しい縛りはありません。ママと赤ちゃんの体調をいちばんに考え、楽しくて素敵な初めてのお出かけになることをお祈りしています。
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