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体外授精(IVF)と顕微授精の産み分けは可能?デメリットは?

体外受精や顕微授精にチャレンジする場合、同時に男の子女の子を産み分けできるのでしょうか。
また、産み分け目的で体外受精や顕微授精を行えるのでしょうか。
体外受精と顕微授精のメリット・デメリットも合わせてご紹介します。

そもそも産み分けの仕組みとは?

まずは産み分けの仕組みについて簡単にご紹介します。

性別は男性の精子で決まる

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男性はXY、女性はXXの染色体を持っています。
遺伝子やDNAという言葉と合わせて理科の授業で学んだ方も多いのではないでしょうか。

そして精子には「X精子」と「Y精子」があり、卵子のX染色体と結びつくことで性別が決定します。
男の子(XY)を授かるには「Y精子」、女の子(XX)を授かるには「X精子」が必要なのです。

精子と卵子が出会い、受精することで受精卵になり、その後受精卵が着床して胎児へと成長していく、というプロセスを踏んでいきます。
性別が決まるのはこの「受精」のタイミングなので、性別を決定しているのは精子の染色体ということになります。

「X精子」と「Y精子」には異なった特徴があり、それを利用して精子を選別することで産み分けが行われるのです。

体外受精(IVF)と顕微授精とは?

体外受精と顕微授精、どちらも体外で受精させる手法ですが、具体的には何が違うのでしょうか?

体外受精って?

体外受精とは、卵子と精子を体内から採取して行われる受精の方法です。
採取した複数の精子を卵子の上にふりかけ、自然に受精させます。
受精が成功し受精卵となったら、ある程度まで成長させてから体内へ戻す「胚移植」を行います。

費用は1回10~30万円ほどです。
受精しない場合や胚移植で着床しない場合もあるため、一度で妊娠できるとは限りません。
複数回チャレンジすることで費用もどんどん高くなるため、成功報酬型の費用制度をとっているクリニックもあるほどです。
また、不妊治療と認められた場合は助成金が支給されることもあります。

体外受精を受けることができるのは、以下のいずれかの条件に当てはまる方です。

  • ・通常のタイミング法や人工授精を経験したがうまくいかなかった
  • ・卵子や精子に機能的な障害がある

体外受精は他の不妊治療と比べて費用も高くなりがちなので、何通りかの不妊治療にチャレンジしてきた方向けの方法といえますね。

顕微授精とは?

顕微授精は人工受精の方法のひとつですが、上記で説明した体外受精との違いとして、採取した卵子に1つの精子を極細の注射針で直接挿入し人工的に受精させる方法です。
受精が成功した場合、体外受精と同じく胚移植を行います。

費用は1回30~50万円ほどです。
施術を受けるための条件や治療の流れは体外受精とほぼ同じです。

精子の個体数が少ない場合や運動率が低い場合に、体外受精よりも顕微授精を選ぶ方が多いようです。

POINT

体外受精と顕微授精の違いは、
体外受精
・多くの精子で卵子にふりかけ自然に受精
・費用は顕微授精より安い
顕微授精
・1つの精子を人為的に卵子に注入
・精子の数や運動性が少ない時に選ぶ人が多い

体外受精(IVF)や顕微授精の産み分け事情について

不妊治療で用いられる体外受精や顕微授精ですが、産み分け目的でこれらの方法を行うことができるのでしょうか?
国によって産み分け事情に違いがあるので、早速みていきましょう!

日本の体外受精での産み分け事情

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単刀直入に言うと、日本で体外受精による産み分けをすることはできません。
そもそも産み分けのための医療行為を行っている病院は、日本にはほとんどないのが現状です。

なぜなら産み分けは「命の選別」につながるとして、倫理上の観点から日本産婦人科学会などが参入を見送ってきたためです。
どうしても日本のクリニックで産み分けを行いたい、という場合は日本産婦人科学会に所属していない病院を探す必要があります。

また、国内のクリニックで受けることのできる産み分け方法がパーコール法です。
パーコール法とは良質の精子を選別する手法で、精子の性別が7割前後の確率で判明します。

引用:すずきレディースクリニック

日本国内では産み分けのための医療行為を受けることは難しいことが分かりました。
パーコール法を受けることができても、産み分けの確率は7割前後なのでまだ確実とは言えません。

より確実な産み分けを行うためにはどうすればよいのでしょうか。

海外での体外受精(IVF)の産み分け事情は?

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海外では産み分け医療を積極的に行っている国があります。
最先端の医療技術を誇るアメリカと、技術の発展が目覚ましいタイが代表的です。
どちらも性にオープンで、医療的ビジネス的に日本よりも生殖医療が進んでいるため、施術の選択肢も多いのです。

海外で受けることができる産み分けにはどんなものがあるのでしょうか。

着床前診断ってどんな方法?

海外で行われている産み分けの方法のひとつに「着床前診断」があります。

着床前診断とは受精卵の染色体や遺伝子を検査し、異常がないかどうかを調べる技術です。
受精卵の性別も分かるため、受精の時点で産み分けの成功率は100%です!

ただし、受精卵が着床しない場合もあるので、こちらの結果だけで安心はできません。

アメリカでは担当の産婦人科医が承認すれば着床前診断を受けることができます。
特に二人目以降の妊娠を考えている場合に、家族の性バランスをとるため診断する方が多いんだとか。

タイではアメリカよりも安価に着床前診断を受けられるため、世界中から産み分け目的の人々が渡航しました。
しかし、安全性や言葉の壁によりトラブルが発生し、現在では不妊治療のためだけに着床前診断を受けることができます。

最近では受精卵を海外へ冷凍輸送することで、日本に居ながら着床前診断を受けることもできます。
診断を受けて送り返されてきた受精卵を日本のクリニックで胚移植するというものです。

どの方法でも費用に保険は適用されませんので、アメリカでは400~500万、安いといわれるタイでも200万、冷凍輸送だと300万ほどかかるといわれています。

費用と時間があれば、産み分けのために着床前診断を受けることができます!

しかし、どんな場所や機関で行うにせよ「命の選別」に変わりはありません。
本当に信頼できるクリニックなのか、施術は安全なのかという観点からも不安要素は多く、日本の産婦人科界でも問題になり始めています。

ご自分の状態や施術内容について納得行くまで調べ、信頼できる機関を見つけましょう。

体外受精(IVF)や顕微授精での産み分け確率は?

着床前診断が受精で100%の産み分けができるということについて紹介しましたが、では今すぐチャレンジしてみようというほど一般的ではないですよね。

産み分け目的ではなく、妊娠のための体外受精や顕微授精を行った場合、男の子と女の子が授かる確率は異なるのでしょうか。
それについては、海外で興味深い研究が行われていたのでご紹介します。

2014年にイギリスの大学教授たちが発表した論文によると、以下のことが明らかになりました。
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イギリスで妊娠治療を受けて産まれた男の子の割合が
体外受精や人工授精では52.05%
顕微授精では49.28%
と、顕微授精では低くなっていたのです。
自然妊娠も含め、イギリス全体での男の子を授かる確率は51.27%と体外受精の比率とほぼ同等でした。
つまり、顕微授精では女の子を授かる確率が体外受精に比べやや高いと言えます。

また、胚盤胞の段階で胚移植を行うと、男の子を授かる確率が6%高くなっていました。
胚盤胞とは、受精卵が成熟し着床できる状態まで熟成した状態のことです。
男の子の性を持つ受精卵は成長が速いため、胚移植で体内へ戻される胚として選定されることが多いことが原因のようです。
つまり、体外受精や顕微授精は男の子が産まれる確率が自然妊娠に比べ6%高いと言えます。

引用:Effects of assisted reproductive technologies on human sex ratio at birth.

POINT

顕微授精では女の子を授かる確率が体外受精に比べやや高い

体外受精や顕微授精は男の子が産まれる確率が自然妊娠に比べ6%高い

体外受精(IVF)や顕微授精の産み分けメリット・デメリットは?

産み分けのために体外受精や顕微授精を行うことでどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

メリットは?

着床前診断を行えば、受精卵の性別を100%の確率で知ることができます。

しかし、着床の確率は100%ではありませんので注意が必要です。

デメリットは?

  • ・医療費だけでなく渡航費や滞在費など高額な費用がかかる
  • ・時間がかかる。渡航の場合2週間ほど滞在する必要がある場合も
  • ・クリニックに対する信頼面や安全性の見極めなければならない

医療費が高額になってしまう主な原因として、
良質な受精卵を得られなかったり、着床しなかったなどで施術が1度で終わらないことが挙げられます。

費用を抑えるためにも、質の良い受精卵や妊娠しやすい体づくりをすることが大事です。
日々の生活で卵子や精子の老化を防ぐように意識してみてはいかがでしょうか。

体外受精(IVF)や顕微授精の前にまず取り組みたい産み分け法は?

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着床前診断は確実な方法ですが、費用が高く時間もかかるのでハードルが高いですよね。
まずは自分でできることからチャレンジしてみては。
産み分けを成功させるため、 地味ですが、コツコツやることも無駄ではないはずです。
パートナーとの良い関係作りにも役立つかもしれません♪

排卵日のタイミングを見る方法

排卵日と夫婦生活のタイミングで産み分けを行う方法があります。
男の子を授かりたい場合、排卵日当日か前後に夫婦生活を持つ。
女の子を授かりたい場合、排卵日2日前に夫婦生活を持つ。

排卵日がつかめない場合、クリニックのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。

膣内環境をアルカリ性もしく酸性にして産み分けする方法

性染色体の性質に合わせ産み分けを行う方法があります。
男の子を授かるためのY精子はアルカリ性に強く酸性に弱いため、膣内環境をアルカリ性に保つ。
女の子を授かるためのX精子は酸性に強くアルカリ性に弱いため、膣内環境を酸性に保つ。

産み分けゼリーを利用し、膣内環境を整えてみてはいかがでしょうか。

セックスの方法で産み分けをする方法

X精子、Y精子の寿命の違いを元に、セックスの体位で産み分けを行う方法があります。
男の子を授かるためのX精子は寿命が短く運動能力が高いため、子宮までの距離が短い深い挿入をする。
女の子を授かるためのX精子は寿命が長いため、子宮までの距離が長い浅い挿入をする。

産み分けしやすい精子の濃さに調整する

精子の濃度を調節することで、X精子Y精子それぞれを優位にし、産み分けを行う方法があります。
男の子を授かるためのY精子は膣内環境的に不利のため、禁欲で精子の量を増やし、数で優位にする
女の子を授かるためのX精子は数が少なく泳ぐスピードも遅いため、事前に射精することで精子を薄め、環境で有利な状況にする

シリンジ法を試してみる

シリンジ法とは、採取した精子をシリンジキットを使って女性の膣内に注入する方法で、自宅で簡単に行うことができます。
自分のペースで行えるため、タイミング法やセックス時の産み分け体位にプレッシャーを感じてしまいそうな場合などにおすすめと言えます。

パーコール法を試してみる

パーコール法とは、人工授精の技術を用いた産み分け方法で、女の子を希望する場合に有効とされる方法です。
X精子Y精子の特徴を利用した精子分離の技術を用いています。

まとめ

海外でならば、産み分けのための体外受精や顕微授精を受けることが可能だということをご紹介しました。
受精卵の性別を知るには100%確実な方法ですが、費用や時間、言葉の壁などチャレンジするためのハードルはまだまだ高いのが現状です。
パートナーとよく相談をした上で準備を進めていくことが一番大切ですね。

とはいえ、それまでの時間にも確実に毎月排卵が起きています。その間は産み分けに積極的なクリニックに相談したり、まずは自分で行える日常的な産み分け方法から試してみてはいかがでしょうか。

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